HDD全体暗号化ツール Pointsec PC(Check Point Full Disk Encryption)

　『HDD暗号化ソフトはノートPCの盗難・紛失による情報漏洩の対策に有効』と認めながらも未導入。そんな企業の多くは、下記のようなポイントでHDD暗号化ソフトの利用をためらっている。

　では、こうした不安・課題を解決するHDD暗号化ソフトがあるとしたら、どうだろう。以下で紹介する【Pointsec PC】は、HDD暗号化ソフトの利用において企業が懸念する問題を既に解決済みである。

　さらに、【Pointsec PC】の購入先としてサイバネットシステムを選ぶことで、それらの問題がスムーズに解消される。では、代表的なポイントを解説しよう。

　【Pointsec PC】がPCに与える負荷は極めて少ない。初期のHDD暗号化にかかる時間は1GBあたり約2〜3分。ノートPCであれば、昼休みの間に暗号化は完了する。初期の暗号化中にPCをシャットダウンしても問題はなく、再起動された際に暗号化されていないデータのみの処理が開始される。

　初期暗号化の後、【Pointsec PC】は透過的にデータを暗号化。その際、CPUへ与える負荷は2〜3％で、通常の業務に何ら影響を与えることはない。事実、多くのユーザは【Pointsec PC】が裏で暗号化を行っていることに気づかないと言う。

　HDD全体が暗号化されたPCが起動しなくなったら…という問題も、【Pointsec PC】のリカバリツールとサイバネットシステムの【リカバリファイルお預かりサービス】で解消できる。

■GUIベースの分かりやすいリカバリツール
万一、PCが起動しなくても、あらかじめ【Pointsec PC】のリカバリツールを保存したUSBメモリやFDを使えばPCは起動でき、暗号化されたデータが復号化できる。GUIベースの分かりやすい画面上の操作だけで、【Pointsec PC】が解除され、データを復号化。Windowsが起動できれば、そのまま復旧作業へ。起動しない場合は、データが復号化されたHDDを取り出し、他のPCへ接続すれば、データ丸ごと損失という最悪の事態は避けられる。

■サイバネットシステムの【リカバリファイルお預かりサービス】
保守契約を結んでいれば利用できるサービス。復号化作業に用いるリカバリファイル（復号キー）をサイバネットシステムが預かり、保管。万一、ユーザ側でリカバリファイルを紛失した場合、保管しているリカバリファイルを送付、問題は解決される。

■サイバネットシステムのお客様専用Webサイト
そのほかにも、サイバネットシステムはお客様向けの技術サポートのためのWebサイトを開設。FAQの参照から、お客様自身の質問/回答内容/ステータスなどの履歴も見ることができる。こうしたサイトがあれば、【Pointsec PC】に関する疑問や問題も簡単かつスピーディに解決することができる。

　今回、あまり触れられなかった【Pointsec PC】の機能について、簡単に紹介しておこう。

■全世界で1000万ライセンス以上の出荷実績を持つ信頼性の高いHDD暗号化ソフト
■AES256bit/Blowfish256bitの採用により高速で強固なセキュリティを実現
　米連邦政府情報処理規格 FIPS140-1＆2/CC（Common Criteria） EAL4取得
■OSの起動前にブートセクタで独自の認証を行うため、クラッキングツールによる不正ユーザによる起動を防御
■パスワード以外にもUSBトークンによる認証も可能
■リムーバブルメディアの暗号化対応【Pointsec Media Encryption】もラインナップ
■32bitのプリブート認証環境にも対応
■既存のファイルサーバを利用して【Pointsec PC】のインストール、セキュリティポリシーの配布・設定、集中管理も可能