イーサネットVPN専用装置「Flebo」


フジクラ

Keyレポ

  • 基本情報
  • イーサネットVPN専用装置「Flebo」の特長
  • イーサネットVPN専用装置「Flebo」のケーススタディ
  • イーサネットVPN専用装置「Flebo」のスペック

イーサネットVPN専用装置「Flebo」

掲載日:2009/08/31

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
セキュアで高速なVPNを簡単&低コストに構築したいユーザ。また、通信費の削減、基幹回線のバックアップを行いたい企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 NTT西日本のフレッツ・グループやNTT東日本のフレッツ・グループアクセス、フレッツVPNワイドと組み合わせて、ベストエフォートながら圧倒的なコストパフォーマンスを提供
価格情報 Flebo(FNX0610)8万9800円(税別)
サポート
エリア
全国


手の届かなかったVPNも、Fleboなら簡単・低コストで実現!


■VPN構築は敷居が高い?
 複数拠点間の安全な通信手段として注目されるVPN。しかし、固定IP、ルーティングなど、ルータ設定に関する専門的知識の必要性や、専用線や拠点ごとのプロバイダ契約などのコスト面から、敷居の高さを感じるユーザは少なくない。

■簡単&低コストのFlebo(フレボ)
 このVPNを簡単&低コストで構築できるのが、フジクラのイーサネットVPN専用装置「Flebo」。Fleboは、フジクラがNTT西日本と共同開発し、必要にして充分な機能と、導入・運用の簡単さにこだわった装置である。

 NTT西日本/NTT東日本が提供するフレッツサービスを利用して、東西の拠点を1つのLANのようにつなぐイーサネットVPNの構築が簡単にできる。アクセス回線としてNTTのフレッツを利用する企業なら、つなぎたい拠点にFleboを設置するだけで「簡単・低コストにVPN構築」を実現する。
※フレッツVPNサービスの加入も必要





特長


設定が簡単

わずか“3ステップ”で、イーサネットVPNを簡単構築!


■Fleboと接続後、設定はわずか3ステップ
 イーサネットVPNの構築は、Flebo本体にフレッツ回線をつないだ後、「拠点設定」「PPPoE設定」「VPN設定」の3ステップの設定を行うだけでOK。ルーティングやIPsecなどの専門的な知識は不要としており、既存ネットワークの変更が最小限で済むなど、イーサネットVPNを簡単に構築することができる。

■増設も簡単
 「VPN構築までわずか3分」とも言われるFleboだから、新しい拠点が増えた時の増設も容易。新しい拠点内のスタッフでも設定できるほどの手軽さが嬉しい。





安価で安全

低コスト&セキュア!フレッツ網で全国につながる


■低コストで全国につながる
 これまで全国に拠点を置く企業が、VPNを構築しようとすると、NTT東日本、NTT西日本の東西を結ぶ回線が必要となり、別途東西間接続用回線の契約や接続・管理等の手間を強いられてきた。しかし、フレッツ光ネクストで利用できるフレッツ・VPNワイドに対応しているFleboを利用すれば東西間を接続することができる。
 これにより、NTT東西以外の通信事業者との契約は不要となり、全国に散在する拠点間のVPNを安価に構築することが可能。拠点間の接続は、レイヤ2レベルで行われ、IP以外のパケットデータも送受信してくれる。

■セキュア&高パフォーマンス
 通信は、インターネットを介さず、NTT地域IP網の閉じられたネットワーク内で行われるため、高セキュリティ。また、データ送受信は、ソフトウェアではなくハードウェアで処理されるため、高速に転送できることも見逃せない強みの1つだ。





保守も簡単

障害時の切り分けが簡単!全国の拠点も一元管理可能


■本体LED点灯で障害時の切り分けも容易に!
 万が一の障害時にも、Flebo本体前面のLED点灯パターンを見れば稼働状況を容易に把握することができる。以下図のように障害時の切り分けも簡単となる。





■1拠点のFleboで、他拠点まで一元管理!
 UTPケーブルを管理ポートに接続すれば、Webブラウザの管理画面で、他拠点の稼働状況を監視することができる。これにより、障害発生時の不具合を画面上で確認でき、早急な対応を実現。

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ケーススタディ


中堅企業の例

拠点間の外線電話を内線化!通信費を大幅削減


▼課題
 離れた拠点間のコミュニケーションを目的に使われていた社内電話は、社外電話よりも通信費負担が大きいということが判明したため、コスト削減を検討。
 また、拠点の移動が年に数回と多く、その度に機器や電話番号の変更作業に追われるという点も問題だった。

▼導入効果
 Flebo導入により、拠点間の社内電話は内線でかけられるようになったため、通信費を大幅に削減できた。
 各拠点の移動時も機器をつなぎ直すだけで済み、今まで使用してきた電話番号も変更せずに利用することが可能になった。(外線電話は本社を経由したダイヤルの仕組みで対応)





大企業の例

低コスト・低負荷でネットワーク冗長化に成功!


▼課題
 広域イーサネットでネットワークを構築しているが、万が一に備えてバックアップ回線を設けるなど冗長化を検討。その際、コストを極力抑えて導入でき、管理者の負担も最小限で抑えられるシステムが求められていた。

▼導入効果
 安価なフレッツ網で、広域イーサネットのバックアップ回線を構築することができた。拠点を一元管理できるGUIにより、管理者の運用負荷も最小限で済んだ。

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コレ1台でひかり電話・インターネットVPNを実現


 これまで紹介してきたFleboのほか、フジクラでは、Fleboひかりも用意。Fleboひかりは、光電話ビジネスタイプ専用ポートを内蔵しており、VPN構築用の回線とIP電話サービス用の回線をそれぞれ個別に契約しなくて済むため、低コストな導入ができる。
 また、Fleboひかりは暗号化機能を内蔵しており、ISPを介したインターネットVPNも構築可能である。



スペック

製品名 Flebo FNX0610
メーカー フジクラ
寸法 195(幅)×150(奥行)×44(高さ)mm
質量 約800g
電源 AC100 ±10% 50/60Hz
筐体タイプ 据置型
プロセッサ -
メモリ容量 -
対応プロトコル LAN側:L3プロトコル非依存
WAN側:PPPoE
管理ポート:SNMP、http
スループット 最大100Mbps
ルーティング機能 -
VPN機能 L2 VPN
最大VPN設定可能数 30
FNX0620では暗号化 ON/OFF可能、方法 ハードウェア
QoS機能 優先制御、WAN出力帯域制御
セキュリティ機能 WAN側独自VPNフレーム構成
その他機能 設定はWebブラウザによるGUI入力
ログ:Max.1000件
LANインターフェース 10/100BASE-TX (LAN×4、管理×1)
認証機能 WAN側認証 PAP/CHAP
WANインターフェース 10/100BASE-TX (WAN×1)
その他特記事項 【必要なWAN側回線・サービス】
NTT西日本エリア:フレッツ・グループ、フレッツ・VPNワイド
NTT東日本エリア:フレッツ・グループアクセス、フレッツ・VPNワイド

そのほか、ダイヤルするだけの簡単設定・日本全国つながるイーサネットVPN装置「Fleboダイヤル」もあり
製品サイトURL:http://www.flebo.net


価格情報


Flebo(FNX0610)8万9800円(税別)


補足説明
関連製品価格(税別)
FNX0620:8万9800円(インターネットVPN構築可能)
FNX0660:13万5000円(PPPoE OFFで使用可能)
FNX0710:6万円(ダイヤルしてVPN接続)

サポートエリア


全国


補足説明

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製品・サービスの取扱い企業


株式会社フジクラ
部署名:光機器・システム事業部
住所:〒135-8512 東京都江東区木場1丁目5番1号
TEL:03-5606-1202
FAX:03-5606-1535
e-mail:flebo@fujikura.co.jp
URL:http://www.flebo.net


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株式会社フジクラ
部署名:光機器・システム事業部
住所:〒135-8512 東京都江東区木場1丁目5番1号
TEL:03-5606-1202
FAX:03-5606-1535
e-mail:flebo@fujikura.co.jp
URL:http://www.flebo.net