会議用エコーキャンセラー「PJP-EC200」


ヤマハ

Keyレポ

  • 基本情報
  • 会議用エコーキャンセラー「PJP-EC200」の特長
  • 会議用エコーキャンセラー「PJP-EC200」のケーススタディ
  • 会議用エコーキャンセラー「PJP-EC200」のスペック

会議用エコーキャンセラー「PJP-EC200」

掲載日:2009/08/03

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
Web会議を小会議室から大会議室まで多様な用途で活用し、快適な双方向会話を実現したいユーザ。
製品形態 ハードウェア
製品概要 PCやテレビ会議装置などと接続する、遠隔会議用のエコーキャンセラー装置。2chミキサー機能や多彩な入出力端子により、機材の組み合わせで多様な会議シーンで使用可能。
価格情報 希望小売価格31万5000円(税込)
サポート
エリア
全国


ヤマハがProjectphoneに続いて、エコーキャンセラー専用機を発売


これまでヤマハは会議用マイクスピーカーとしてProjectphone(PJP-25UR/PJP-50USB/PJP-100UH)を発売し、「話しやすく」「聞きやすい」高音質のマイクスピーカーとして、多くのユーザやWeb会議システムベンダから高い評価を獲得してきた。

近年多くの企業では、コスト削減やパンデミック対策にともない遠隔会議、特にWeb会議システムへの関心が急速に高まっている。

今回ヤマハが発売したPJP-EC200は、様々な用途に対応できる豊富な接続端子と音声処理機能を搭載した、会議用エコーキャンセラーだ。その活用方法と、Projectphone全般の特長をご紹介しよう。





特長


特長1

Web会議をテレビ会議に変えるヤマハProjectphone


Web会議でもテレビ会議専用機のような多人数でのハンズフリー通話を実現するヤマハProjectphone。このヤマハProjectphoneをPCに接続すれば、Web会議でもテレビ会議のように同一拠点から複数人数が参加でき、快適な双方向通話が可能になる。

従来はヘッドセットで1台のPCにつき1人しか参加できなかったWeb会議も、Projectphoneを使うことにより、テレビ会議専用機のように「話しやすく」「聞きやすい」遠隔会議を実現できるのだ。





特長2

高性能エコーキャンセラーで、円滑な会話を実現するProjectphone


会議システムでは、スピーカーから再生された音がマイクに廻りこむことで、エコーが発生する。しかしProjectphoneは、自機から再生された音をエコーキャンセラーにより除去。更に再生音の廻りこみを極小化する構造設計により、より聞きやすく話しやすいスムーズな双方向会話を実現する。

簡易型の会議システムでは、エコーキャンセラーのなかでも「エコーサプレッサー」と呼ばれる技術が採用されており、スピーカーからの音声再生時にマイクをオフにすることでエコーを防止していることが多い。そのためトランシーバーのように交互に話すことしかできず、音声が途切れることも多く、企業の業務用途には向かなかった。

高い安定性と通話性能を誇るProjectphoneであれば、様々な環境で安定してエコーも音切れもない双方向同時通話を実現するため、遠隔拠点間のWeb会議でもその場にいるような活発なディスカッションが可能になるのだ。





特長3

多くのWeb会議システムベンダが推奨するProjectphone


ヤマハの会議用マイクスピーカーProjectphoneは、多くのWeb会議システムでの使用実績があり、いずれのベンダからも高い評価を受けている。相互検証の結果、動作確認が取れているWeb会議システムも多数にのぼっており、まさにWeb会議用マイクスピーカーとして確固たる地位を築いている。
  →動作確認済みWeb会議システム一覧へ

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ケーススタディ


PJP-EC200

多彩なマイク・スピーカーを接続できるエコーキャンセラー専用機


ヤマハは、会議用エコーキャンセラー PJP-EC200を9月下旬に発売開始。従来のProjectphone (PJP-25UR/PJP-50USB/PJP-100UH)では対応できなかった、大会議室や集会室にも導入可能だ。加えてU字型/O字型机レイアウトや教室形式などの不定形の会議室でも柔軟に対応できる。

●高性能適応型エコーキャンセラーを2ch搭載
PJP-EC200は、Projectphoneで培った音響技術を改良し、様々な使用環境や使用機材にあわせて、自動的に最適なパラメーター値に調整する「適応型エコーキャンセラー」を搭載している。専門知識がなくても、様々な環境で使用することが可能だ。

●2chミキシング機能を搭載

またPJP-EC200は2chミキシング機能を備えており、ミキサーなしでも直接マイクを接続して使用することができる。2本以上の場合にはミキサーなしで、3本以上のマイクを接続する場合にはミキサーをつなげてと、スケーラビリティにあわせて使用することが可能だ。





PJP-EC200

オートアナライザー機能で、誰でも簡単に設定可能


PJP-EC200にはオートアナライザーによる自動調整機能が搭載されており、誰でも簡単に設定できるのが大きな特長だ。ノッチフィルタ調整値、マイクとスピーカーの距離をテスト音で測定してハウリングキャンセラーとエコーキャンセラーを自動調整するなど、きわめて使いやすい設計となっている。


PJP-EC200

定評あるヤマハの技術で、音声調整機能も充実したPJP-EC200


●各種の音声調整機能を搭載
大会議室や集会室で使用する際の自己拡声(同部屋放音)にも対応するため、PJP-EC200はフィードバックサプレッサー式のハウリングキャンセラーを搭載。遠隔セミナーなどで講師側でもスピーカーの拡声が必要な場合にも使用できる。もちろん単体のハウリングキャンセラーとしても使用可能だ。またノイズリダクションも搭載されているため、プロジェクタや空調のノイズを低減することで、快適な収音・再生を実現できる。

●使用環境に応じた各種調整機能も搭載

PJP-EC200は本体にディップスイッチを搭載しているため、PCなしでも調整が可能だ。またPCを使って、ゲインやレベルなどの値の詳細設定も可能。Ethernet端子を搭載しており、ネットワーク経由で遠隔拠点から設定することもできる。




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スペック

製品名 PJP-EC200
メーカー ヤマハ
寸法 270.0(幅)×189.4(奥行)×42.6(高さ)mm (突起物を含む)
質量 753g ( 電源アダプタ含まず )
電源 -
形状 など 音声会議機器
対応プロトコル -
LANインターフェース -
通信回線 -
映像符号化方式 -
音声符号化方式 -
映像インターフェース -
音声インターフェース Conference IN/OUT ステレオミニジャック×各1系統
Main Output ステレオRCA×1
Mic Input XLR/フォン×2
Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX)
その他特記事項 適応型エコーキャンセラー
ハウリングキャンセラー
ノイズリダクション
オートゲインコントロール
製品サイトURL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/


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製品・サービスの取扱い企業


ヤマハ株式会社
部署名:サウンドネットワーク事業部
住所:静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL:053-460-3445
FAX:053-460-2829
URL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/

備考: 問い合わせ/メールは上記URLから「お問い合わせ」に進む。


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