シンクライアント環境でICカード認証のニーズが急増中!
今、シンクライアントが急速な盛り上がりを見せている。技術の進化に加え、製品が充実、低コスト化が進んだこともあり、多くの企業で検証段階から導入へと移っているのだ。通常のオフィス業務をまるごとシンクライアントに移行する方法なども確立されてきており、今後いっそう普及が進むことは間違いない。
情報漏洩対策として導入されることも多いシンクライアントは、当然セキュリティも十分な対策が行われている。しかし、システムへの認証はID・パスワードのみだったりと、“なりすまし”など認証に関する対策はやや不十分と言わざるを得ない。より厳格な個人認証が必要…と、注目を集めているのがICカードによる認証なのだ。
ICカード認証 |
今まで使っていたカードが、シンクライアントの認証に使える! |
PASMOやSuica、Edyといった一般的なICカードは大半の方がお持ちだろう。また、入退室管理やタイムカードなどでICカードを利用する企業も増えている。このような今使っているICカードを“そのまま”活用して、PCセキュリティ強化を実現するのがネットワーク認証型PCセキュリティシステム『SmartOn ID』だ。
PCログオンなどの認証に加えて、ネットワークや外部メディアなどへのアクセス制御も可能。更にはプリンタと連携することで、本人認証後に印刷を行う“認証プリント”も構築できるなど、ICカード1枚で様々なセキュリティ対策を実現している。またSmartOn IDは、今まで難しいとされていたシンクライアント環境にも対応。シンクライアントの懸念点となっていた認証を強化することができるのだ。
認証強化 |
1枚のカードで認証強化・アクセス制御・暗号化までまとめて提供 |
SmartOn IDはネットワークを経由して認証を行うことで、ICカードが発行されたユーザにのみPC利用を許可。カードリーダにICカードをセットしなければPCにログインできなくなるため、確実な本人認証が可能になる。下図にあるとおり、多くの種類のICカードに対応しており、現在利用しているカードを活用できる。ICカードの回収・再配布も不要とスムーズな導入が可能であり、運用負荷を軽減する。
またICカード認証をベースに、 CDやUSBメモリの利用制限、アプリケーションの利用制限、プリンタの利用制限、ファイル/フォルダへのアクセス制御などセキュリティ機能が充実。PCセキュリティに必要な機能をSmartOn IDでまとめて管理することができる。
PW自動入力 |
パスワードはもう覚えない!?シングルサインオンを実現! |
企業で認証が必要になるのは“PCへのログイン”だけではない。業務で利用するWebシステムやLotus Notesなどの各種アプリケーション…と多くのシーンでID・パスワードによる認証が行われているだろう。SmartOn IDではこれらのアプリケーションと連携し、認証を自動化できる。Windows基本(ベーシック)認証やHTMLフォーム認証、Lotus Notes認証に対応し、パスワード入力・ログインを自動代行。社内のほぼすべてのシステムに対応でき、ICカードを利用した“シングルサインオン”を実現する。多くのパスワードを管理している環境での効果は大きいと言える。
ユーザがパスワードを入力することなくアプリケーションを利用できる、という“利便性”は言うまでもないが、ユーザ自身にパスワードを伝えずに運用できるのも大きなポイント。ユーザがパスワードを知らないため、パスワードが漏洩する余地がなく、情報漏洩対策として有効なのだ。
混在環境 |
シンクライアント環境と通常環境の混在も、1ヵ所で管理できる! |
シンクライアントに対応していることが大きな特長として挙げられるSmartOn ID。
しかし企業がシンクライアントを導入する際には、すべての業務がシンクライアント化に適しているケースは少なく、部分的な導入を行う企業が大半。つまり、シンクライアント端末と通常の端末が混在する環境が多い。そこで「別々に管理するのは面倒…」ということが懸念されるが、どうなっているのだろうか?
SmartOn IDは、混在環境にも対応。通常環境ではそれぞれの端末に、シンクライアント環境ではリモートサーバにそれぞれエージェントをインストールすることで、1つのサーバでの認証を可能にした。環境によってサーバが分かれてしまうことがなく一元管理できるため、管理が二度手間になってしまうこともない。もちろん認証時のログや解析レポートなどもまとめて出力され、社内の状況すべてを1ヵ所で把握できる。
シンクライアント+ICカード認証で、強固なセキュリティを目指す
シンクライアント化が進む中で、不安が残っていた“認証”。今回はその不安を簡単・確実に解消するSmartOn IDを紹介してきたが、いかがだろうか?
では最後に、次世代シンクライアントシステム「NECのVirtualPCCenter(以下、VPCC)」と組み合わせた場合の利点について紹介しよう。
高いセキュリティレベルを維持しているVPCCと、SmartOn IDでのICカード認証を組み合わせれば、機密性と可用性を両立した新しいソリューションを構築することができる。このソリューションの最大の特長は、自席であろうが外出先や会議室であろうが、「ICカードをかざす」ことによって、いつでもどこでも自分専用のデスクトップ環境やアプリケーション環境が呼び出せる、ということ。
これまでのセキュリティは、機密性を強固にすると可用性…つまり“運用面”が犠牲となっていたが、このソリューションであればどちらも両立できる。いわば『これからのビジネススタイル』といっても過言ではない。
更にコンプライアンスの観点から見ても、これからのシンクライアントには『ICカードによる認証強化』は欠かせないものとなるだろう。シンクライアント化の加速が予想される中で、今後もICカード認証に注目していきたい。
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製品名 | SmartOn ID |
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メーカー | ソリトンシステムズ |
クライアント側OS | Windows 2000 Pro / Server(SP4+UR1) Windows XP Pro / Home(SP2) Windows Vista Business / Enterprise / Ultimate(SP1) |
クライアント側対応プロセッサ | 1GHz以上を推奨 |
クライアント側必要メモリ容量 | 256MB以上を推奨 |
クライアント側必要ディスク容量 | 10MBの空き容量が必要 (ログファイルによって増加) |
クライアント側その他動作環境 | 使用するトークンを接続する空きポートが必要 |
サーバ側OS | Windows 2000 Server(SP4+UR1以上) Windows Server 2003 / 2003 R2(SP1/SP2) |
サーバ側対応プロセッサ | 2GHz以上を推奨 |
サーバ側必要メモリ容量 | 1GB以上を推奨 |
サーバ側必要ディスク容量 | 40GB以上の空き容量を推奨 |
サーバ側その他動作環境 | ACLサーバとして使用するには、あらかじめスキーマの拡張を行っておく必要があります。 |
その他特記事項 | 上記サーバ側スペックはACLサーバの情報です。マネージャ、ログサーバは別途ご確認下さい。 ◆シンクライアント環境をお考えの際は、「SmartOn ID」によるID認証もスムーズな、NECのシンクライアントソリューション「VirtualPCCenter」をご検討下さい。 |
製品サイトURL:http://www.soliton.co.jp/products/smarton/id/index.html |
価格情報 1クライアント 1万700円(税別)〜 (ボリュームディスカウント) 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
株式会社ソリトンシステムズ
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-3
TEL:03-5360-3811
e-mail:netsales@soliton.co.jp
URL:http://www.soliton.co.jp
日本電気株式会社
部署名:クライアント・サーバ販売推進本部
住所:〒108-8424 東京都港区芝5-33-8 (第一田町ビル)
TEL:03-3455-5800 (ファーストコンタクトセンター)
掲載企業
株式会社ソリトンシステムズ
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-3
TEL:03-5360-3811
e-mail:netsales@soliton.co.jp
URL:http://www.soliton.co.jp