エンタープライズ・ストレージ IBM XIV(R) Storage System


理経

Keyレポ

  • 基本情報
  • エンタープライズ・ストレージ IBM XIV(R) Storage Systemの特長
  • エンタープライズ・ストレージ IBM XIV(R) Storage Systemの導入事例
  • エンタープライズ・ストレージ IBM XIV(R) Storage Systemのスペック

エンタープライズ・ストレージ IBM XIV(R) Storage System

掲載日:2009/05/11

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
増え続けるデータ容量に対し、管理・運用コストの増大に悩む企業。
信頼性を損なうことなく、TCO削減を図りたい企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 優れたパフォーマンスと信頼性をもたらす、全く新しいタイプのエンタープライズ大容量ディスク・ストレージ。
簡単な構成・運用管理で、ストレージ設計作業も不要。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


■ビジネスにおけるデータ領域の増加は、もはや予測不可能!


 企業が取り扱うデータ領域は、これまで全く想像もつかなかったようなスピードで増え続けている。そのデータ容量の推移や急増のタイミングは、もはや予測不可能だ。更に、指紋や静脈などの生体認証や、住民データを取り扱う公共サービスなどは、その莫大な数のデータを長期保管する必要がある。しかし、どんなに古くて参照頻度が低いデータでも、のちに必要となる可能性がある限り、レスポンスの遅いシステムでの保管は避けたいところだ。

 しかし、このようなサービスを支える柔軟なインフラ環境を、通常使用されている階層型ストレージ・システムで実現するのは困難である。かといって、高価なストレージ・システムに大量データをすべて保存できるほどコストをかけることはできない、というのが現状だろう。



■ストレージ業界の常識を打ち破る革新的な技術を実現!


 そんな企業の声に応える画期的なシステムが、XIV Storage System(以下、XIV)だ。

 XIVは、高速で、しかも信頼性の高い、これまでにない新しいタイプのディスク・ストレージであり、構成・運用管理も簡単で、煩わしいストレージの設計作業は一切不要となっている。
 普通のディスクには必ず忙しいHDDと暇なHDDがあり、パフォーマンスに偏りが出て部分的に極端にレスポンスが遅くなる。しかし、XIVは180個のHDDでの分散アクセスを可能とし、ボトルネックやホット・スポット(局所的に忙しい状況)を発生させない。

 つまりXIVは、“ダウンタイム・ゼロを追求する”革新的なディスク・ストレージと言えるのだ。






特長


独自の技術

革新的なパラレル構造で、パフォーマンスは劇的向上!


 XIVは、CPUやキャッシュなどの主要コンポーネントを、モジュール単位で実装した大規模パラレル構造となっている。独自アルゴリズムでデータを各ドライブに自動で分散配置。この「セルフチューニング」により、実際保有する以上の大きな仮想ディスク容量をユーザに提供する。
 ディスク使用率は常に平準化され、ボトルネックやホット・スポットを解消し優れたパフォーマンスを提供。もちろんディスク障害時にはバランスを維持したまま自動再配置し、復旧時間の大幅な短縮でシステムの高可用性を実現する。





容易な管理

シンプルなGUIで管理を容易にして、増設・構成変更も柔軟に!


 ネットワーク稼働状況では、ひと目で障害個所が分かるなど、グラフィカルな管理ツールを標準装備。シンプルで直感的なGUIにより、管理者は最小限の操作で管理を行うことが可能だ。
 論理ボリュームのパラメーター設定は名前とサイズのわずか2つ。独自のミラーリング技術で、すべての主要ハードウェア・コンポーネントにデータを自動で分散配置。このセルフチューニングにより管理負荷を大幅に削減。データ容量や構成、アプリケーションの動作変更時にも常にシステムの最適化を維持することができる。





TCO削減

ECOなSATAII ドライブとThin Provisioningを採用し大幅コスト削減


 パフォーマンスや信頼性の向上が著しい最新ディスク・ドライブ・テクノロジーのSATAII ドライブを搭載。大容量と高密度ながら、機器コスト・消費電力・床面積を大幅に削減。
 容量仮想化技術<Thin Provisioning>により、従来の物理設計が不要で、必要な容量を割り当て、運用中に容易に拡張可能。この柔軟性とXIVテクノロジーにより、企業の様々な課題を克服する大きなコストメリットを提供する。

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導入事例


世界的規模

欧米を中心に、ワールドワイドで400台の導入実績


 イスラエル有数の最大規模の銀行/Bank Leumiのほか、製造メーカー制作会社など、XIVは、これまでアメリカやヨーロッパなどを中心に、世界中で400台を超える導入実績を持つ。そしてこの数字が裏付ける信頼をバックボーンとして、日本における本格的なサービスを展開し始めている。

▼ここで、ある導入企業における、導入前の課題やXIVの選定ポイントなどを簡単に紹介しよう。

【Bezeq International (イスラエルの主要インターネット及び通信サービス・プロバイダ)】
■導入前に企業が抱えていた課題
  サービスの多様化にともなってデータも日々増え続けていく。しかし、ストレージ容量の増加によりパフォーマンスがダウンしないよう維持・対応していくにはコストがかかる。そこで運用費を抑えながらストレージ・ソリューションを対応させること、つまり信頼性及び費用対効果に優れた方法による複合サービスの提供を模索していた。
XIVを選んだ理由 
 システムに組み込まれた仮想化機能により、ボリューム及びスナップショットを非常に簡単に定義することができ、パフォーマンス最適化のための計画をする必要がない。高性能でありながら日常的な操作を単純化する、費用対効果に優れたストレージである。 パフォーマンス、信頼性及びコスト面で完全に検証されたXIVをこれまでの多層型ストレージに代わる強力な手段として採用。 
■導入効果
 組織で最も要求の厳しいアプリケーションにおいて、優れたパフォーマンスを達成することができた。
 簡単なスケーリング、幅広い論理及び物理バックアップ用の使いやすいスナップショット機能に加え、管理面における大幅なコスト削減を実現した。


活用エリア

様々な分野での活躍に期待!多くのメリットをもたらすXIVの実力


 ・CTやMRIなど高画質かつ大容量が求められる医療画像保管
 ・コールセンターや通信販売業の音声記録といった加速度的に増加していくイメージデータ保管
 ・どのアカウントがどれくらいの容量を必要とするのか予測がつかない大規模メールサーバーのバックエンドストレージ
 ・部門ごとに分散したファイルサーバーの統合を実現する大容量ディスク


 このように、大容量ディスクを必要とするほとんどのシステムにおいて、充分なパフォーマンスと安全性をリーズナブルに提供し、ユーザ満足度の向上に効果を発揮!更に具体例として、下図のようなシステム構成でXIVを利用することも可能だ。




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■ビジネスの成長を支えるデータ管理基盤は、コレ1台にお任せ!


▼まずは情報収集から!
 XIVの詳しい資料をダウンロードしておこう!

 今回ご紹介したXIVは、ビジネスニーズにあわせて、2つのモデルを用意している。XIVが企業にもたらす大きなポイントなど、詳しい資料を早速ダウンロードしよう!もちろん疑問や質問なども、下記アンケートから気軽に相談しよう。

■デモンストレーションで“XIVを体感”もOK!
 理経技術センター(幕張)では、デモサービスやトレーニング環境を準備中。導入前のXIVによる検証なども、是非一度相談してみよう。
◎詳しくは下記アンケートからお気軽にお問い合わせを。



スペック

製品名 XIV Storage System
メーカー 日本アイ・ビー・エム
寸法 600(幅) X 1092(奥行き) X 1991(高さ)mm
質量 869kg(フルモデル)
電源 AC 180-264V 50/60Hz
筐体タイプ タワータイプ
プロセッサ 64-bit quad-core Intel Xeon(R) processor 6/15
キャッシュ容量 48GB/120GB
最大容量 【ライトモデル】 27TB / 【フルモデル】 79TB
RAIDタイプ -
データ転送速度 -
LANインターフェース 1GB iSCSIポート -/12
ストレージインターフェース 4GB FCポート 8/24
OS Windows、AIX、Solaris、Linux、VMware ESX
その他特記事項 -


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