intra-mart


NTTデータ イントラマート

Keyレポ

  • 基本情報
  • intra-martの特長
  • intra-martの導入事例
  • intra-martのスペック

intra-mart

掲載日:2009/02/20

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
大規模導入まで対応できるワークフローシステムをお探しの方。独自業務に対応できる柔軟なシステムを低コストで構築したい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 日本企業に適した機能を標準搭載し、短期間で柔軟にカスタマイズできるワークフローシステム。intra-martの各業務アプリケーションや外部のシステムとの柔軟な連携も可能。
価格情報 【intra-mart ワークフローモジュール/ワークフローデザイナ】
アドバンスト版:1CPU 180万円(税別)〜
サポート
エリア
全国


intra-martが選ばれる理由とは


ワークフローの市場調査において、NTTデータ イントラマートの「intra-mart」が好調だ。2008年に国内シェアトップ(金額ベース 2008年:富士キメラ総研)を記録するなど、シェアを伸ばし続けている。では一体、intra-martが選ばれる理由はどこにあるのか、今回のKeyレポではその実像に迫ってみたい。

アーキテクチャの観点から
intra-martと従来型のワークフロー製品との違いで最も特長的なのは、intra-martがJavaをベースとした統合開発基盤(フレームワーク)であることだ。下図のように、ベースとなる安定したフレームワーク上に完成度の高いワークフローモジュールを組み合わせていくことで、多様な業務に直結したワークフローが実現するのだ。





全社最適の観点から
次に、グループ経営の観点から考えたい。ここで必要とされるのは、社内の部門ごとやグループ会社ごと、または個別システムとして導入されるバラバラのワークフローではなく、全社・全グループを束ねることができる共通のワークフロー基盤だ。更に理想を言えば、日本企業の商慣習に柔軟に合わせられることだろう。

具体的には、子会社を視野に入れた数千人、数万人という全グループ規模での利用を可能にする「多人数」、グローバル展開する自社拠点や関連会社との言語ギャップを解決する「多言語」、承認ルート作成時に求められる「ルートの多分岐/多階層/多方向/多権限」などがこれにあたる。そして、これらのニーズに応えるのがintra-martなのである。

intra-martの組織マスタは部門名からではなく企業名からもはじめられるなど、あらかじめグループ経営を視野に入れた作りになっており、最大15万人での安定稼働実績も強みとなっている。



日本企業のあらゆる要件に応える網羅性


上記のような柔軟性を持つために、様々な企業のニーズに対して、ジャストフィットする最適なWebワークフロー業務システムを、短期間かつ低コスで構築できる。独自の業務や営業スタイルに合わせてガッチリときめ細かく作り込んだシステムから、エンドユーザ自身でも作成できる簡易な仕組みまでまかなえる網羅性こそが、intra-martの真髄だ。

では以下で、intra-martの幅広い機能や特長を、簡易なものから高度なものまで段階的に紹介していこう。



特長


簡易機能編

ノンプログラミングだから、誰でも短時間で入力画面を作成できる


まずは、どんなユーザでも気軽に使えるシンプルなワークフローの機能を紹介しよう。

ウィザード形式で申請画面ができる! 「FormatCreator」
FormatCreatorは、ノンプログラミングで簡単に申請書入力画面をレイアウトする機能。作成ウィザードに従って必要項目を入力していくだけで、簡単に入力画面を作ることができる。複雑な申請書式やDBからの引数もスイスイ設定できる分かりやすさが特長だ。

Excelシートがそのまま入力画面に! 「IM-EX申請システム」
IM-EX申請システムは、Excelで作成した申請書フォーマットを入力画面として利用するためのオプション機能。書式設定、マクロ、入力チェックなど、便利なExcel機能の使用感はそのままに、intra-martの申請エントリとして利用できる。





実用編 その1

日本企業の複雑な仕組みに対応できる、強力なルート設定機能


承認フローの作成はワークフローの要とも言うべき重要な機能。もちろんintra-martなら、複雑なフローも自在に設計できる。

絵に描いたフローがそのまま動き出すような感覚
ワークフローデザイナでは、ドラッグ&ドロップベースのシンプルな操作で、複雑な条件分岐や結合に対応したフロールートを設定できる。あたかもお絵描きソフトで絵を描くようにフローが描け、それがたちまち実際のワークフローとしてintra-mart上で稼働するのだ。

日本企業独自の複雑な仕組みに対応
下図のような多様なワークフロー機能を持ち、自由自在に承認ルートの設定が行える。「稟議」「差戻し」「根回し」など、日本企業独自の仕組みに対応できる。





実用編 その2

リアルタイム連携も可能! ERP(基幹システム)連携機能


ERPのフロントエンドに全社規模のWebワークフローを構築し、ワークフローによる承認を経てからERPにデータを投入することができる。外部システムからのワークフロー機能をWebサービスとして呼び出すという、SOAスタイルでの構築も可能だ。

ERPとの“リアルタイム”データ連携 〜ERPリアルコネクトモジュール〜
例えばSAPとのデータ連携では、データをリアルタイムで取得/更新することが可能。intra-martフレームワークで開発する業務処理画面に、SAPの持つ情報をリアルタイムに表示しながら業務ワークフローを利用するなど、柔軟なシステムを構築できる。

ERPの専用言語を使わないから、簡単・短期間・低コスト
専門知識が必要とされるERPの専用言語を利用せず、ワークフローを含むアドオン部分をintra-martのフレームワーク上(Java)で開発できる。これにより、アドオンコストの大幅削減も実現。バージョンアップ時のコストメリットも期待できる。





高度な活用編

業務プロセスを可視化・自動フロー化。日本の商慣習に合ったBPM


上位モデルの「intra-mart WebPlatform エンタープライズ for BPM」では、BPMエンジンが標準搭載されている。

BPMNからBPELに自動変換
ビジュアルで簡単に業務プロセスをフロー化したり、ヒューマンプロセスの画面を作成することができる。定義されたプロセスは1クリックでサーバにデプロイされ、BPMNからBPELに自動変換。プロセス通りにフローとして実行される。
各種Webサービスなど外部ツールとも自在に連携できるので、社内に散在する独立したシステムもBPM上で容易に可視化・連結できる。

日本的なワークフローの領域とBPM
BPMをいち早く取り込み、使いやすさ、オープン性、コストパフォーマンスで他製品と差別化している。国際標準であるBPMと、「差戻し」などに代表される日本的な業務の流れを徹底的に想定して作られたintra-martのワークフローモジュールを同化させることにより、根本から日本独自の仕様に対応させることができるのだ。




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導入事例


事例 その1

明治安田生命 : 経費精算のワークフロー化と内部統制


2004年1月、明治生命と安田生命の合併により発足して以来、旧2社の経理システムを併存させてきた同社。ほどなくシステムの統合に乗り出した同社が選んだのはintra-martだった。導入にあたり同社では、経費精算のワークフロー化も実行した。

採用のポイントとなったのは――
●ワークフローの完成度が非常に高かったこと。特に申請者が自分で申請のやり直しを行える「引き戻し」機能に注目。
●日本企業がすぐに使える画面が揃っていたこと。 
●印鑑での承認から、ID番号による認証後の承認に移行できるので、操作履歴が残り内部統制の対応強化にも効果的。

同社では、経理部門にユーザサポートのような役割をはたす「申請確認者」という権限を設けるなど、独自の工夫を実施。業務効率化を進めるために、存分にintra-martを活用している。


★明治安田生命導入事例の詳細は、【このページの下↓】資料ダウンロードコーナーからPDFで!


事例 その2

バンダイ : 「差戻し」「多方向」など、複雑なルート設定も簡単に


バンダイは、スピードと創造性が不可欠のキャラクタービジネスを展開するにあたり、コンセプト立案から商品化に至る「商品化申請システム」をintra-martで実現した。

同社がintra-mart採用の決め手としたのは、「申請者が承認者を指定する」など、バンダイ独自の特殊なワークフローに対応できる点。導入後、同社の申請業務は大幅にスピードアップしたという。更に、過去履歴の検索機能などが充実したため、価格比較や人材のアサインといった業務にも大いに役立っているという。

更に特筆すべきは、開発期間の驚異的な短さだ。同社がプロジェクトをキックオフしてからシステムが稼働開始するまでの期間はなんと4ヵ月にも満たなかったという。この圧倒的なスピードも、intra-martならではの高い開発生産性によるものだ。


★バンダイ導入事例の詳細は、【このページの下↓】資料ダウンロードコーナーからPDFで!


事例 その3

キリンビール : 文書管理とワークフローの強力な連携


キリンビールでは、ワークフローと文書管理の連携により、社内文書の適切な管理に成功した。

キリンビールが不可欠としていたのは、「文書を的確に分類して素早く流通させるために、文書作成プロセスをワークフロー化できるか」という点だ。

同社では、intra-martワークフローと、intra-martの文書管理モジュール「QuickBinder」を連携させ、起草された文書の内容チェック、メール/ポータル配信の必要性チェックなど、事前統制を行った。これにより、基本情報や保管期限といった属性の整った文書が“自然に”作成され、必要な人のポータルに自動で配信されるという、確実性と円滑さを併せ持つ文書活用の流れが構築された。


★キリンビール導入事例の詳細は、【このページの下↓】資料ダウンロードコーナーからPDFで!
★更に、そのほかの企業の導入事例をお知りになりたい方は【このページの下↓】アンケートへ!




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スペック

製品名 intra-mart ワークフローモジュール/ワークフローデザイナ
メーカー NTTデータ イントラマート
クライアント側OS Windows 2000 / XP / Vista以上
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 Java Plug-in 1.6.0(マスタメンテナンス画面)
Flash Player 9(システム管理者は必須)
【対応ブラウザ】
Firefox 3.0
Internet Explorer 6(SP1以上) / 7.0
サーバ側OS Windows 2000 Server以上
Red Hat Linux
Solaris
HP-UX
AIX
サーバ側対応プロセッサ -
サーバ側必要メモリ容量 512MB以上
サーバ側必要ディスク容量 200MB
サーバ側その他動作環境 JDK / 1.5.0
【RDB】
Oracle / DB2UDB / PostgreSQL / SQL Server ほか
【Webサーバ】
IIS/Apache ほか(※バージョンは別途お問い合わせ下さい)
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.intra-mart.jp/products/framework/imbiz_wf.html


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株式会社NTTデータ イントラマート
部署名:マーケティング本部
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-22 赤坂ツインタワー本館3F
TEL:03-5549-2821
FAX:03-5549-2816
e-mail:info@intra-mart.jp
URL:http://www.intra-mart.jp/


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