システム化が遅れている中小企業に、特にオススメ!
半導体の生産を行っている企業の中で、次のような課題を感じている中小企業は多いだろう。
●紙による作業指示のため、指示ミスが発生しやすい
●試作品と量産品が混在し、区別がつきにくいため、間違えが起きやすい
●工程変更、レシピ変更などが多く、変更管理が大変
●装置の稼働状況がタイムリーに把握できないため、対策が遅れ稼働率が上がらない
このような課題を解決するために、システムの導入を検討している企業に、是非オススメなのが『納期遵守』『歩留り向上』『装置稼働率向上』を徹底支援する、三菱電機インフォメーションシステムズの「半導体生産ライン向け生産管理システム」だ。
納期遵守 |
スケジューリングのシステム化により納期遵守率を大幅に向上 |
急な割り込み作業の発生にともない、他ロットのスケジュールがくるい、納期に間に合わなくなってしまったという経験をしたことがないだろうか。
手作業でロットの個別スケジュールを作成していると、全体のスケジュールを把握しきれず、スケジュール変更に対応できないといった事態が発生するのだ。
三菱電機インフォメーションシステムズの「半導体生産ライン向け生産管理システム」を導入すれば、ダイナミックなロット優先順位付与と生産計画からのスケジュール自動生成機能により、納期遵守率を大幅に向上できる。
歩留り向上 |
手作業による指示ミスを防ぎ、歩留り向上を促進 |
●手動で指示入力を行っているため、ロット処理条件の指示誤りがあった場合にロットアウトが発生してしまう
●手作業で品質データの収集を行っており、品質解析、原因把握に時間がかかる
このような悩みを持っている場合でも、「半導体生産ライン向け生産管理システム」を使えば、徹底したロットIDの照合によるミスの防止と、データ統合による品質データ自動収集/解析用加工により、歩留りを向上できる。
本システムは、履歴検索機能が充実しており、必要に応じて操業実績データの調査を、迅速に行うことも可能だ。
稼働率の向上 |
装置や作業員の稼働状態をリアルタイムに把握!稼働率向上を実現 |
●装置の稼働状態が把握できないため、装置の有効活用が困難
●装置の故障発見に時間がかかり、ダウン時間が長い
「半導体生産ライン向け生産管理システム」は、装置の稼働状態をリアルタイムに監視することが可能。これにより、故障している装置を早期発見できる。また、収集した装置稼働実績データは、グラフ化できるため、分析が容易である。
さらに、本システムでは装置の稼働状況だけでなく、人の稼働実績もデータとしてとれるため、作業員の稼働率向上にも貢献する。
操作性 |
システムに詳しくない作業者でも、簡単に扱える操作性 |
現場の作業者の中には、ITシステムに不慣れなため、パソコンを使った入力作業などが負担になると感じる方もいるかもしれない。
「半導体生産ライン向け生産管理システム」は、設置型の専用端末や、PHSなどの携帯端末のバーコードリーダを使って、ロットを自動認識できる。また、自動認識したロットに対して、これらの機器を使い、作業開始報告、作業完了報告、ロット検索、優先ロットの検索といった操作を、簡単に行うことが可能だ。
事例1 |
本システムにより、『多品種少量生産』への対応が可能に |
【課題】
A社の半導体工場におけるマニュアル生産ラインは、自動化生産ラインのシステムと異なり、オペレーションが比較的単純である。そのため、これまでは特別なMESではなく、汎用機などのERP/SCPを使用して生産管理を実施してきた。ところが、近年マニュアル生産ラインに対しても、多品種少量生産への対応及び、生産性、歩留り向上を追及する必要性が高まってきている。このような状況で、複雑なオペレーションや運用に対応できるシステムの導入を検討することになった。
【システムに対する要件】
1.生産形態変更に対する柔軟な対応
2.現場作業者の操作性の容易さ(ハンディーターミナル、バーコードリーダなど)
3.ペーパレス化
4.タイムリーな実績収集
A社は、上記要件をすべて満たす「半導体生産ライン向け生産管理システム」の導入を決定。
【導入効果】
1.システム保守費用、運営人員、計算機設置スペースの削減
2.システム機能の改善
・単一システム化による管理業務の合理化
・全工程の仕掛け管理の状態把握
・全装置の稼働・非稼働についての統計取得
・品質管理システムとの統合
3.定量的把握が可能に
・装置稼働状況把握時間を、従来の5分の1に短縮
・日々の仕掛け状況把握時間を、従来の6分の1に短縮
・従来、半日以上かかっていた棚残把握を、10分以内に短縮
・作業指示の一本化により作業ミスの撲滅が図れた
4.作業指示誤りの減少
5.不明ロットの発生及び、ロットの取り違いによる誤りが減少
6.ロットの処理状況をリアルタイムで把握できるため、工期の精度が向上
7.特急な試作品を割り込ませても、容易に対応可能に
8.枚葉管理への対応が可能に
9.作業指示票、履歴表のペーパレスが可能に
10.実績を早期に把握することにより、経営指標としての有効活用が可能に
11.装置稼働状態の正確な把握により、装置の有効活用が可能に
事例2 |
『納期遵守率向上』『歩留り向上』『装置稼働率向上』を実現 |
【課題】
B社は、半導体生産ラインに、次のような課題を持っており、新たなシステムの導入を検討していた。
1.急な生産スケジュールの変更に対応できないため、注文を逸するときがある。また、納期が守れないことがある
2.ロットの正しい処理ができていないことがあり、なかなか歩留りが上がらない
3.製造中に不良品が発生した場合、その原因・把握に時間がかかる
4.装置の有効活用ができておらず、装置稼働率が低い
【システムに対する要件】
1.生産計画情報によりスケジュールを作成する
2.製造の優先順位に基づいて処理する
3.品質データを収集し、解析用に加工する
4.装置の稼働状況を収集する
B社は、上記要件をすべて満たす「半導体生産ライン向け生産管理システム」の導入を決定。
【導入効果】
1.納期遵守率の向上
2.歩留りの向上
3.装置稼働率の向上
製品名 | 半導体生産ライン向け生産管理システム |
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メーカー | 三菱電機インフォメーションシステムズ |
クライアント側OS | Windows XP professional(SP2) |
クライアント側対応プロセッサ | Intel Core2 Duo 2.1GHz |
クライアント側必要メモリ容量 | 2GB(最大4GBまで搭載可能(ただし実質3GB)) |
クライアント側必要ディスク容量 | SATA 5400rpm 120GB |
クライアント側その他動作環境 | サーバのConsole端末として使用 |
サーバ側OS | Red Hat Linux Enterprise ES4(CPU2個迄対応) |
サーバ側対応プロセッサ | Intel デュアルコア Xeon 3.0GHz 1プロセッサ |
サーバ側必要メモリ容量 | メモリ4GB以上 |
サーバ側必要ディスク容量 | 内蔵ディスク 73GB(2本でRAID-1)以上 外部ディスクは外付け、FC接続、SCSIディスクとした場合 143GB×10本でRAID-5とした場合、約1200GB |
サーバ側その他動作環境 | Oracleの入れるバージョンにより、Oracle10GはRed Hat ES5まで可能。9iはES4まで可能。CPUを2個より多く載せる場合は、より上位の機種が必要。OSもRed Hat AS4もしくは5にする必要がある。 |
その他特記事項 | 消費電力は、クライアントPCで定格19W、最大90W。サーバ で約800W。 【外部ディスク】 基本筐体 :約840VA(最大実装時) 増設筐体 :約560VA(最大実装時) |
製品サイトURL:http://www.mdis.co.jp/mes/index.html |
価格情報 1システム(TOTAL):1600万円〜 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
住所:〒108-0023 東京都港区芝浦4-13-23
TEL:03-5445-7490
FAX:03-5445-7786
掲載企業
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