低コストですぐできるシンクライアントのススメ
情報漏洩は企業にとって大きなイメージダウンにもつながる事故。社会的責任として、その対策強化は重要課題だ。情報を端末側に残さないシンクライアント環境は、情報漏洩対策の決定版として注目され続けているものの、課題はその膨大な導入費用。
しかし、既存のIT資産を活かしながら低コストに、そしてすぐに導入できるシンクライアントライクな環境があるのをご存じだろうか。それが「Eugrid SecureClient」だ。
「Eugrid SecureClient」は、ノートPCやUMPC(ウルトラモバイルPC)などの社外利用も安全にでき、利用データの実体や証跡が必ず社内に残る。万が一の事故でも適切な対応が可能だ。情報漏洩対策以外に、運用管理費のコストダウンや快適な業務環境の提供など、様々なメリットがある「Eugrid SecureClient」は、いま注目度の高いシンクライアントシステムである。
特長1 |
既存の資産を活かして低コストで導入 |
従来のシンクライアントは、コンピュータ機能とデータをすべてセンタで一元管理するため、センタ側に高い処理能力のある設備が必要となり、導入コストが膨大になるという問題があった。また、既存資産をムダにしてしまうという課題も。
「Eugrid SecureClient」は、既存PCのコンピュータ機能を利用し、データのみファイルサーバで一元管理するシンクライアントライクなシステム。専用端末は不要で、既存のPCパワーを利用しながら、ソフトウェアでシンクライアントライクな環境を実現。PC利用環境を大幅に変えることなく、設備投資を最小限に抑えたまま低コストに導入できるシンクライアントシステムだ。
特長2 |
運用・管理の手間とコストもダウン |
「Eugrid SecureClient」は、データセンタに企業の情報を統合し管理。そのため、セキュリティ対策やバックアップ、ディザスタリカバリ、BCP、コンプライアンスなどの対策がデータセンタで集中的に行え、運用管理にかかる手間とコストをダウンすることができるというメリットもある。
例えば、人事異動や組織の統廃合の際も、ユーザPCにアクセスすることなくセンタ内で処理を完結でき、運用の手間とコストが大幅に削減される。また、エンドユーザのPCが壊れた場合も、代替機を用意すれば、代替機にログオンするだけでユーザに関わる全情報がセンタから供給され、全く同じ環境で業務が再開でき、退職者のPCなどもそのままデータを消去するなどの手間をかけることなく再利用・廃棄が簡単に行える。このように、本システムは、運用上のメリットが大きいのも特長のひとつだ。
特長3 |
柔軟なPC利用&シンクライアント利用を実現 |
「Eugrid SecureClient」は、社内に設置されたPCからの利用はもちろんのこと、モバイルオプションでSSL VPN経由やオフラインでの利用も実現。外出先でも、シンクライアントレベルの安全な環境でPCが利用可能だ。
また、データはもちろんのこと、Windowsの環境設定や利用アプリの制限などのポリシー情報がすべてデータセンタで管理されているため、エンドユーザはどのパソコンを使っても常に同じ環境で業務ができるというメリットも。そのため、出張先や他の事業所で業務を行う場合や、複数のメンバーで1台のPCを共用しても、個人ごとの固有環境でPCが利用可能だ。このように、1台のPCを複数ユーザが快適に利用することができ、派遣社員やバイトなどが入れ替わり利用するPCの台数削減もできる。
特長4 |
オフライン利用時にPCを紛失しても、実データが残り把握も可能 |
PCを外出先で利用する場合、PC側にデータを残さず、情報漏洩のリスクを減らすことと同時に大切なのが、PCを紛失した場合の対応策。本製品は、オフライン利用時もデータがすべて社内に残るため、万が一PCを紛失した場合も業務に支障がでることがなく、紛失したパソコンで利用していたデータを詳細に把握できるため、例えば取引先や監督官庁から説明を求められても説明責任を果たすことができる。また、ログオフした状態ならば、 PCにはアクセス経路情報も残らないのでデータが流出する心配もない。
USBメモリで設定情報やデータを持ち出し外出先でPCを利用する場合、このUSBメモリは盗難や紛失時に情報を読み取られないように守られており、自宅やホテルのPCでは消去以外の利用ができないため、管理外のPCでデータを呼び出すこともできず安心だ。
事例1 |
Cホールディングス社が1000台以上の大量導入 |
株式会社Cホールディングス社は、持ち出しPCのセキュリティ強化と利便性の両立を図るためのシステム導入を検討していた。そこで、各種製品を評価、比較検討した結果、「Eugrid SecureClient」の採用を決定し、現在持ち出しPCを中心に1000台以上を導入している。
同社では、全関連グループ企業のすべてのノートPCにセキュアクライアント環境の導入を必須とする企業ポリシーを策定しており、今後グループ全社への「Eugrid SecureClient」の展開が行われる予定だ。
事例2 |
UMPC+SSL VPNでいつもの業務環境を外出先でも利用 |
「Eugrid SecureClient」は、モバイルオプションの仮想デスクトップを利用して、SSL VPN経由で自社の自席のパソコンを画面転送して利用し、遠隔地で業務を行うことが可能だ。この環境では、出張先などに持ち出すパソコンは高い処理能力が不要な上、データを端末に保存しないため4GB〜8GB程度の容量のSSD(半導体ディスク)でも十分快適に業務を行うことができる。そのため、小容量・低スペックで価格が3万円台に突入している安価なUMPCを使ってモバイル環境で安全に業務を行う環境を整えることも可能だ。このように、持ち出しPCを仮想デスクトップで端末化し、社内PCにリモートデスクトップで接続して社外から社内PCを遠隔利用するモバイル運用も、UMPCを使えば非常に低コストで実現できる。
リスク最小&運用管理の効率化、その上利便性の向上も同時に実現
既存のIT資産をうまく利用しながら、シンクライアントレベルのセキュアなPC利用環境ができる「Eugrid SecureClient」。低コストで情報漏洩のリスクを最小限にし、さらに運用管理の効率化も実現できる注目のシンクライアントソリューションだ。オンラインとオフラインの両方のモバイル利用方式をサポートするなど、これまでのシンクライアントにはない柔軟性も注目の製品である。 |
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SecureClientの詳細はセミナーで
Eugridでは、エンドポイントの情報漏洩防止やPCの運用管理コスト削減などをテーマに定期的にセミナーを開催している。興味のある方は、下のアンケートより「セミナーの案内」を取り寄せてみてはいかがだろうか。
製品名 | Eugrid SecureClient |
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メーカー | Eugrid |
クライアント側OS | Windows 2000(SP4) 更新ロールアップ /XP(SP2)以上 |
クライアント側対応プロセッサ | Intel(R) Pentium(TM) III 以上 |
クライアント側必要メモリ容量 | 512MB以上 |
クライアント側必要ディスク容量 | 空き容量が10MB以上 |
クライアント側その他動作環境 | - |
サーバ側OS | Windows 2000 Server/ Windows Server 2003 |
サーバ側対応プロセッサ | Intel(R) Pentium(TM) III 以上 |
サーバ側必要メモリ容量 | 512MB以上 |
サーバ側必要ディスク容量 | 空き容量が16MB*ユーザ数 +クライアントPCのデータ量(My Document)の総計 + 20MB(ログ用スペース) |
サーバ側その他動作環境 | クライアントPCは、Active Directoryを利用したドメイン環境下で稼働していること |
その他特記事項 | 既存PCをシンクライアント化する際は自動でデータ移動 クライアントPCの更新は、サーバから一元的に配布・インストール |
製品サイトURL:http://www.eugrid.co.jp/ |
製品・サービスの取扱い企業
株式会社日立ハイテクソリューションズ
部署名:ソリューション営業部
住所:〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館7F
TEL:044-543-7234
FAX:044-543-7333
e-mail:systemsales@hsl.hitachi-hitec.com
URL:http://www.hitachi-hitec-solutions.com/
株式会社インフォメーション・ディベロプメント
部署名:BOO部
住所:〒102-0084 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ麹町ビル西館
TEL:03-3262-9171
FAX:03-3222-6591
e-mail:security@idnet.co.jp
URL:http://www.idnet.co.jp/
掲載企業
Eugrid株式会社
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-5 渋谷サニーヒル406
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FAX:03-3463-3227
e-mail:support@eugrid.co.jp
URL:http://www.eugrid.co.jp/