AppDirector OnDemand Switch


日本ラドウェア

Keyレポ

  • 基本情報
  • AppDirector OnDemand Switchの特長
  • AppDirector OnDemand Switchのケーススタディ
  • AppDirector OnDemand Switchのスペック

AppDirector OnDemand Switch

掲載日:2008/12/01

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
ERPやCRM、Webサーバなどへのアクセス増加の対策としてサーバ負荷分散装置をご検討の方。ASP・SaaS事業者、インテグレータの方。
製品形態 ハードウェア
製品概要 ソフトウェア・ライセンス方式により、簡単にスループットとサービスを拡張できるL4〜7対応ロードバランサ。SSLアクセラレーション機能を標準で搭載。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


運用の手間をかけず、パフォーマンスを拡張できるロードバランサ


ITインフラの投資を行う際、現在の事業ニーズにあったシステムを導入するか、将来の事業拡大を見据えて、あらかじめオーバースペックな製品を導入するかは難しい判断である。

予算管理が厳しい昨今では、現在必要とされているスペックのシステムを導入し、必要に応じて機器のリプレース・増強を行うケースが増えているが、そのたびにアップグレードプロジェクトの実施、ハードウェア置き換えによる操作方法の変更など、運用の負担が大きくなってしまうという問題もある。

このような状況で、ロードバランサ製品の分野において、上記の課題を見事に解決し、TCO削減に貢献してくれるのが「AppDirector OnDemand Switch」だ。



特長


優れた拡張性

少ない投資から始めて、ビジネスの成長にあわせて拡張していける


「AppDirector OnDemand Switch」は、ソフトウェア・ライセンス方式を採用することで、段階的に、スループット/アプリケーション・アクセラレーション/アプリケーション・サービスを拡張できるのが最大の特長。これにより、現在の事業ニーズにあった投資から始めて、ビジネスの成長に合わせてパフォーマンスを改善していくことが可能だ。

パフォーマンス拡張時には、大掛かりなアップグレード作業は不要。ハードウェアを取り替える必要がないため、サービスを停止することなく簡単に拡張できる。操作コマンドなどの管理手法を継続的に統一できることで、運用の簡素化にも貢献する。





SSL機能

アプリケーション・アクセラレーション機能を標準で搭載


SSLアクセラレーション機能は、標準で500TPSをサポート。また、モバイル系のデータ転送に必須である、マルチメディア・コンテンツの圧縮機能も搭載している。そのほかにも、キャッシュ、TCP最適化機能なども標準で利用できる。


スループット

10万TPSという圧倒的なスループットを提供


本製品は、次世代プラットフォーム『OnDemand Switch』の採用により、圧倒的なスループットを実現。

レイヤー7でのトランザクション処理では、10万TPS(トランザクション/秒、オブジェクトサイズ4KB時)を達成している。これは従来製品と比べても、2.5倍以上ものトランザクション処理能力だ。




Green IT

従来製品の約1/3。環境にやさしい低消費電力




「AppDirector OnDemand Switch」は、アプリケーション・アクセラレーション機能を使用する場合でも、110Wという低消費電力で使用可能。これは、従来製品の1/3以下という消費電力であり、Green ITなど環境問題が叫ばれている中、注目に値する製品といえるだろう。

また、筐体の高さが1Uという省スペース設計なのも見逃せない。

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ケーススタディ


活用例1

電子商取引サイトでの活用例。トランザクションを維持


通販サイトで商品を選択。これで買物終了と思って「買物カゴ」の決済ボタンをクリックした瞬間、『接続が切断されました』というメッセージが表示された経験はないだろうか?

これは、サーバ単位に設定されていた最大接続数を超える大量のアクセスが発生した時に、あらかじめ実行中のユーザ・トランザクションが最後まで維持されないことに起因する。「AppDirector OnDemand Switch」では、あらかじめ実行されていたこのユーザ・トランザクションを継続して保持。確実な「買物」をサポートしてくれる。

電子商取引サイトを運営するユーザには、必須のソリューションだ。





活用例2

VirtualDirector(別売)との連携で仮想化環境を自動化・最適化


ユーザからのアクセス状況をリアルタイムに監視しているVirtualDirectorが、状況によって仮想化管理機能経由でVM(仮想マシン)を追加及び削除。同時に「AppDirector OnDemand Switch」に対しても、ユーザのトラフィックを誘導するように指示。

このように、アプリケーションのSLAの維持やユーザ体感品質(QoE: Quality of Experience)を損なうことのないよう、ネットワークを含めた仮想化環境を自動化・最適化してくれる。





活用例3

ディザスタリカバリ環境の構築にも活用可能


東京サイトに障害が発生すると、「AppDirector OnDemand Switch」がユーザのトラフィックを福岡サイトに、自動的に迂回させるディザスタリカバリの例。障害発生時に、端末の設定を変更する必要がない




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スペック

製品名 AppDirector OnDemand Switch
メーカー 日本ラドウェア
寸法 424(幅)×600(奥行)×44(高さ)mm
質量 9.1Kg
電源 AC:90V〜264V 周波数:47Hz〜63Hz 消費電力:110W
筐体タイプ ラックマウント(1U)
対応レイヤー レイヤー4〜7
プロセッサ AMD Opteron dual-core 2.2 GHz
メモリ容量 最大 2GB
内蔵HDD 160G
対応プロトコル OSPF/RIPv1/RIPv2
スループット AppDirector 204:最大 200Mbps
AppDirector 504:最大 500Mbps
AppDirector 1004:最大 1Gbps
AppDirector 2004:最大 2Gbps
AppDirector 4004:最大 4Gbps
LANインターフェース Gigabit Ethernet ポート x 4
(Copper or Fiber。SFPが挿入されるとFiber ポートが自動的にアクティブとなる)
その他特記事項 SSL TPS:標準で500TPS搭載。ライセンスキーで1万TPSまで拡張可能
圧縮機能:標準で100Mbpsの圧縮レート。ライスンセスキーで250Mbpsまで
       拡張可能
キャッシュ:標準で搭載
TCP最適化:標準で搭載
製品サイトURL:http://www.radware.co.jp/product/apsolute_product/appdirector/index.html


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製品・サービスの取扱い企業


日本ラドウェア株式会社
部署名:営業部
住所:〒153-0064東京都目黒区下目黒1-8-1アルコタワー9F
TEL:03-5437-2372
FAX:03-5437-8288
e-mail:sales@radware.co.jp
URL:http://www.radware.co.jp


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