うっかりミスによるデータ消失は、企業にとっては災害と同じ
「DRなんてめったに使わない」という誤解
「事業継続性」をいかに高めるかは、企業にとって大きな関心事となっている。そのため、災害に遭遇した際のことまで視野に入れたディザスタ・リカバリ(DR)に関するサービスやソリューションの導入や検討を行っている企業も増えている。
その一方で「万が一といったケースのために、大きな投資を行うのは現実的ではない」と考える企業が存在するのも事実だ。しかし、冷静に考えてみてほしい。
DRは、確かに「災害時のデータ復旧」という意味合いの言葉ではある。その言葉に引きずられて「めったに起こらないデータ消失」というイメージを持つのではあろうが、例えば次のようなケースは、身近であるはずだ。
●本来、消してはいけないデータを、うっかりミスで消失させてしまう (=オペレーションミス)
●サーバやクライアントで発生した障害により、ローカルデータが消失してしまう
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このような身近なデータ消失も、企業にとっては“不測の事態”であり、災害によるデータ消失同様、「事業継続性」を危うくする要因となるわけだ。
「そのバックアップは、すぐにリカバリできるか」が最大のポイント
では、あなたの会社は、どのようなデータ保護を行っているのかを見直してほしい。あなたの会社では、うっかりミスやハード障害によるデータ消失が起こった場合、すみやかに復旧できる体制だろうか?更には、災害による大規模なデータ消失には対応できるだろうか?
ここで気をつけたいのは、単にデータのバックアップを取っていればよいというわけではない点だ。どの企業でも、何らかの形でデータのバックアップを取ってはいるだろうが、必要なデータがすぐにリカバリできないのでは、次のケーススタディで紹介するように、ビジネスを止める結果となってしまうわけだ。
Before |
復旧したデータは1日前のもの… 本日の受注データは復旧できず |
オンラインショップの運営を行っているA社で、顧客からの受注データを管理しているDBサーバに障害が発生。A社では、毎日就業後に各サーバのデータのバックアップを取る体制をとっており、直近のバックアップデータへとリカバリすることとなった。 |
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After |
障害が起こった段階のデータへ復旧し、即時の業務再開が可能に |
A社では、上記のトラブルを教訓に、特に重要な受発注に関するデータについては、リアルタイムでのバックアップが可能な体制をとることになった。 |
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要注目! |
リカバリまで考慮したデータ保護を実現させるCA ARCserve |
ケーススタディで紹介した通り、迅速なリカバリができないデータ保護は、「事業継続性」が担保されているとは言いがたい。それでは、どのような点に注目したデータ保護の体制をとればいいのだろうか。
そこで注目したいのが、日本CAのリカバリ・マネジメントソリューションである「CA ARCserve」だ。
下図に示したように、業務によって「データ損失によるリスク」と「目標復旧時間(RTO)」が異なってくるのは言うまでもないだろう。「CA ARCserve」は、基本的なデータバックアップやリカバリを行うための「CA ARCserve Backup」に加え、真の意味でのリアルタイムでのデータ保護を行うための「CA ARCserve High Availability」「CA ARCserve Replication」までが用意されているのだ。
つまり、あなたの会社の業務ごとに必要とされるデータ保護体制を選択できるわけだ。では「CA ARCserveシリーズ」の、更なる特長を詳しく見ていこう。
ポイント 1 |
バックアップはもちろん、リカバリも高速化 〜ARCserve Backup〜 |
CA ARCserve Backup r12(以下ARCserve Backup)は、まず、データ保護の基本であるバックアップを高速で行うことができる。高速化のためには、複数ジョブのデータストリームを1つのテープドライブに送る「マルチプレキシング」や、ファイル数が多いバックアップに有効な「イメージバックアップ」(Windowsのみのオプション)といった機能を持っている。
ケーススタディでも紹介した通り、単にバックアップを取っているだけでは、いざという時に業務をストップさせてしまう結果になってしまうが、ARCserve Backupはリストアまで高速化。具体的には、ディスクの高速性を活用した機能や、リストアジョブの成功率向上を念頭においた「スマートリストア」機能を採用することで、迅速なデータ復旧を可能にしているのだ。
▼更に詳細は、スペック下の資料ダウンロードから「資料1」をDL
ポイント 2 |
ARCserve Backupは復旧までの工数も大幅削減 |
ARCserve Backupは、復旧までの工数を大幅に削減できる点も特筆される。 |
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ポイント 3 |
一元管理や暗号化によるセキュリティ向上も |
●ジョブ、デバイス、カタログ、ライセンス管理を一元管理
ARCserve Backupは最新バージョンのr12より、一元管理機能が強化された。新たに追加された「Central Management Option」と組み合わせることでジョブ、デバイス、カタログ、ライセンス管理を1つの画面から行えるようになる。
▼更に詳細は、スペック下の資料ダウンロードから「資料3」をDL
●暗号化アルゴリズムの強化
暗号化アルゴリズムを強化し、FIPS(連邦情報処理規格)認定のAES256ビット暗号化を採用。従来バージョンでも採用されていたクライアントサーバでの暗号化は標準搭載。更に、「Enterprise Module」オプションにより、下記の3つの暗号化方式を追加した。
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ポイント 4 |
真のリアルタイム・レプリケーションを実現する新技術 |
●真の継続的データ保護を実現するARCserve Replication
マスタ・サーバに変更が生じる都度、レプリカ・サーバにも自動的にその変更が反映される。障害発生時には、GUIからレプリカ・サーバのデータをまるごとマスタ・サーバへリカバリすることで動作状態を即座に復旧。更に、CAが開発し特許を取得した「リワインド・テクノロジ」により、一般的なスナップショット技術では実現できない真のリアルタイム・レプリケーションを実行し、「アプリケーションのイベント」=「データの変更単位」でさかのぼって、特定時点の状態に戻すことができる。
▼更に詳細は、スペック下の資料ダウンロードから「資料4」をDL
●フェイルオーバも視野に入れたARCserve High Availability
通常のレプリケーションに加え、レプリカ・サーバはマスタ・サーバのモニタリングを行う。 障害発生時には自動的にレプリカ・サーバへ切り替わるフェイルオーバによって、サービスを継続させ、実質的な停止時間をほとんどなくすことができる。
またARCserve Replication同様、「リワインド・テクノロジ」によって障害発生前の特定の時点まで巻き戻すことができる。
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●本番環境を停止せずに復旧テストが可能なAssured Recovery
本番サーバを停止させたり、ディザスタリカバリ保護を中断させることなく、ディザスタリカバリ用スタンバイサーバに総合的な定期テストを実施することができる。
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製品名(サービス名) | CA ARCserve リカバリ・マネジメント ソリューション |
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サービス提供会社 | 日本CA |
サービスメニュー(提供可能な製品群) | CA ARCserve Backup r12 CA ARCserve Replication CA ARCserve High Availability |
動作環境 | - |
オプションサービス | - |
その他特記事項 | 詳細は日本CAまでお問い合わせ下さい。 |
製品・サービスの取扱い企業
日本CA株式会社
部署名:CAジャパン・ダイレクト
住所:東京都新宿区西新宿2-1-1
TEL:0120-702-600
e-mail:JapanDirect@ca.com
URL:http://www.ca.com/jp/
掲載企業
日本CA株式会社
部署名:CAジャパン・ダイレクト
住所:東京都新宿区西新宿2-1-1
TEL:0120-702-600
e-mail:JapanDirect@ca.com
URL:http://www.ca.com/jp/