QlikView


サイロジック

Keyレポ

  • 基本情報
  • QlikViewのケーススタディ
  • QlikViewの特長
  • QlikViewのスペック

QlikView

掲載日:2008/09/16

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
企業内データを統合/分析し、高度な経営戦略に役立てたい企業。今までのBIツールの導入期間/コスト/柔軟性に不満を感じる企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 情報系システムのデータ分析に特化した次世代プラットフォーム。インメモリデータエンジンにより企業内データの統合/分析を行う。更に、短期間/低コストでの導入を実現。
価格情報 ■小規模ユーザ(25ユーザ)の場合
 660万円(税別)〜
■大規模ユーザ(1000ユーザ)の場合
 3600万円(税別)〜
サポート
エリア
全国


企業の状況を見据えた経営戦略を短期間/低コストで実現するには


企業を取り巻く状況が目まぐるしく変化する現在、 高度な経営戦略により、有効な次の一手を打つためには、よりリアルな自社の経営状況の分析/把握の必要性が高まっている。しかし、いまだに表計算ソフトを利用した手作業で受注/売上/見込みなどのデータ分析を行っていては、的確な経営戦略を立てるのは難しく、多大な時間とコストをかけることになってしまう。

こうした中で、BIツールを利用し、企業内データ統合によるデータ分析を図る企業も増えているが、データウェアハウスやデータマートの構築にも手間がかかり、しかも自社の状況に合わせた柔軟なデータ分析が行えないケースも多いという。

そこで今回紹介したい製品が、情報系システムのデータ分析に特化した、QlikView

この製品が、どういった効果をもたらすのか、まずは異なる課題を持つ2社での導入ケースから、見ていくことにしよう。



ケーススタディ


導入ケース1

表計算ソフトによる手作業分析の非効率&ミスの危険性を解消


Aの課題

A社の営業部では、表計算ソフトなどによる報告書を頻繁に作成していた。だが、受注や売上、見込みなどのデータを収集し、表計算ソフト上で数値の入れ替えを手作業で行う必要があった。

この作業では重要データを扱うだけに、管理職などのスキルの高い人間が、表計算ソフトでの手作業を行わなければならず、非効率。多大な時間がかかるだけでなく、手作業によるミスが頻繁に発生していた。

QlikView 導入でこう変わる!

A社では、この問題解消のため、QlikViewを導入。QlikViewは明確な手順を踏んで管理されたデータから、明示的に情報を取り出すので、不注意による問題が起こりにくくなった

また、計算式はそのままに、ロードされたデータだけが入れ替わるので、一度作成してしまえば同じ作業を繰り返す必要はない。そのため、正確な情報による報告書作成が短時間で可能になった。




導入ケース2

企業内のデータを統合し、全社的なデータ分析を短期間で実現!


B社の課題

B社のIT部門では、勘定系基幹システムなどの複数システムで分散するデータを統合して高度な経営戦略を図るため、データウェアハウスとOLAPツールを導入。

だが、OLAPキューブやデータマートの作成が必要で、データ抽出から分析までに時間/コストがかかっていた。

しかも、努力してシステム定義を行っても、営業戦略が変わると再度全体の見直しが必要となり、それに追いついていけない。事実上、経営戦略には、役立たない状況だった。

QlikView 導入でこう変わる!

QlikViewで勘定系基幹システムなど、複数システムからデータを統合。

OLAPキューブやデータマート作成の必要がなくなり、複数システムのデータ分析が迅速に。更にQlikViewの自由自在な分析機能で、より高度な経営戦略を短時間で立てられる環境が実現

もちろん従来のデータウェアハウスもデータソースとして有効活用。既存の資産を活かしつつ、運用コスト削減に成功した。



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スピーディな企業データ分析を可能にする、QlikViewとは…


QlikViewのもたらす導入効果は、上述した2つのケーススタディの通り。
では、次に、QlikViewの詳しい特長を紹介しよう。



特長


データ統合

複数システム内データから連想データを生成して瞬時に分析


QlikViewは、情報データベースを活用促進する次世代プラットフォーム。人工知能にも用いられる連想技術によって企業内に分散したデータを統合し、BIとしても大きな効果を発揮する。一般の基幹システムはもとより、各種ERPとの間でも、高い親和性を提供する。

●インメモリデータエンジンによるデータ統合/分析
QlikViewではインメモリデータエンジンを用いることで、ハードディスクのI/Oによるボトルネックを排除し、メモリのみに依存した演算処理によって、徹底した高速化を図っている。このため、大量データでも中間集計データを作成せずに、詳細データからダイレクトに集計することができるようになる。QlikViewのインメモリデータエンジンによる高速なデータ検索/演算能力は、アプリケーション側に様々な計算ロジックを実装するのみで、検索リクエストやデータ抽出に、迅速に対応する

●簡単なGUIによるユーザインターフェース
連想技術のメリットはGUIにも生かされている。ユーザは自分の思考のままにグラフ/リスト/帳票など、見たい場所をクリックするのみで、表示を瞬時に切り替えることが可能。この簡単操作により、分析のために手順を習得する必要がなく、ユーザが手軽に利用できる。

●連想データによる迅速なデータ分析
QlikViewは、勘定系基幹システムから明細レベルのデータを連想データに統合。OLAPキューブやデータマートの作成を前提としていない。そのため、複数システムからのデータを、より迅速に分析できる。また、その連想データを自由な切り口から分析できる機能により、アドホック(臨時、一回きり)レポートにも容易に対応

データウェアハウスを既に導入している場合には、有効活用が可能。その連携により、更に高度なデータ分析を実現できる。





短期間導入

コストと日数をかけずに、短期間での導入を実現


QlikViewは、キューブやデータマートの環境を構築するOLAP手法に比べ、短期間での導入が可能。その要因となるのは、以下の3つのポイントだ。

習熟に日数をかからない
開発・作成者がQlikViewの習熟にかかる日数は、平均1週間。ユーザの研修期間では事実上ほとんど不要。

導入日数がかからない
外部調査では、QlikViewの初期導入は平均3日。2次更新を含めても、約6分の1に導入日数を短縮

初期投資が低コスト
導入日数を短縮できるので、それだけ作業工数も削減。これにより、初期投資は約10の1にまで低減することができるので、コストの大幅カットにつながる。
また、QlikViewには構築に必要な機能が含まれているため、他のETLやデータベースといった追加的なコンポーネントを必要としない。

この通り、「習熟期間の短縮」→「導入日数の短縮」→「初期投資の低コスト化」という要因によって、導入にかかる時間とコストの大幅削減が可能になるのだ。

※1 DM Review & IDC Business Intelligence Survey, October 2006, 2004
 (Material on implementation time not available in 2006 survey)
※2 InfoWorld & IDC Business Intelligence Survey, October 2007

(注)調査対象のOLAPとは、データウェアハウスなどから抽出した大量データを多次元データベースに集計して格納し、検索や再・集計を繰り返して問題点や解決策を発見する手法。




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スペック

製品名 QlikView
メーカー QlikTech International AB
クライアント側OS ローカルアプリケーションインストール時のみ
Windows XP
Windows Vista
Windows Server 2003
Windows Server 2008
クライアント側対応プロセッサ ローカルアプリケーションインストール時のみ
Pentium 4以上推奨
クライアント側必要メモリ容量 ローカルアプリケーションインストール時のみ
512MB以上推奨(ただし、データ容量による)
クライアント側必要ディスク容量 ローカルアプリケーションインストール時のみ
150MB(インストールに必要な容量)
クライアント側その他動作環境 クライアント側は以下のブラウザ環境が必要
Internet Explorer 6.0 or 7.0(Windows)
Firefox 2.0(Windows, Mac, Unix)
Safari 2.0以上(Windows, Mac)
その他ウェブブラウザも対応可

64bit対応
サーバ側OS Windows XP Professional(※1)
Windows Vista(※1)
Windows Server 2003
Windows Server 2008
※1:開発、テスト環境でのみ推奨
サーバ側対応プロセッサ Pentium 4以上推奨
サーバ側必要メモリ容量 1GB以上推奨(ただし、データ容量による)
サーバ側必要ディスク容量 450MB(インストールに必要な容量)
サーバ側その他動作環境 要.NET Framework 2.0
64bit対応
その他特記事項 -


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