企業の状況を見据えた経営戦略を短期間/低コストで実現するには
企業を取り巻く状況が目まぐるしく変化する現在、 高度な経営戦略により、有効な次の一手を打つためには、よりリアルな自社の経営状況の分析/把握の必要性が高まっている。しかし、いまだに表計算ソフトを利用した手作業で受注/売上/見込みなどのデータ分析を行っていては、的確な経営戦略を立てるのは難しく、多大な時間とコストをかけることになってしまう。
こうした中で、BIツールを利用し、企業内データ統合によるデータ分析を図る企業も増えているが、データウェアハウスやデータマートの構築にも手間がかかり、しかも自社の状況に合わせた柔軟なデータ分析が行えないケースも多いという。
そこで今回紹介したい製品が、情報系システムのデータ分析に特化した、QlikView。
この製品が、どういった効果をもたらすのか、まずは異なる課題を持つ2社での導入ケースから、見ていくことにしよう。
導入ケース1 |
表計算ソフトによる手作業分析の非効率&ミスの危険性を解消 |
◆A社の課題 |
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導入ケース2 |
企業内のデータを統合し、全社的なデータ分析を短期間で実現! |
◆B社の課題 |
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スピーディな企業データ分析を可能にする、QlikViewとは…
QlikViewのもたらす導入効果は、上述した2つのケーススタディの通り。
では、次に、QlikViewの詳しい特長を紹介しよう。
データ統合 |
複数システム内データから連想データを生成して瞬時に分析 |
QlikViewは、情報データベースを活用促進する次世代プラットフォーム。人工知能にも用いられる連想技術によって企業内に分散したデータを統合し、BIとしても大きな効果を発揮する。一般の基幹システムはもとより、各種ERPとの間でも、高い親和性を提供する。
●インメモリデータエンジンによるデータ統合/分析
QlikViewではインメモリデータエンジンを用いることで、ハードディスクのI/Oによるボトルネックを排除し、メモリのみに依存した演算処理によって、徹底した高速化を図っている。このため、大量データでも中間集計データを作成せずに、詳細データからダイレクトに集計することができるようになる。QlikViewのインメモリデータエンジンによる高速なデータ検索/演算能力は、アプリケーション側に様々な計算ロジックを実装するのみで、検索リクエストやデータ抽出に、迅速に対応する。
●簡単なGUIによるユーザインターフェース
連想技術のメリットはGUIにも生かされている。ユーザは自分の思考のままにグラフ/リスト/帳票など、見たい場所をクリックするのみで、表示を瞬時に切り替えることが可能。この簡単操作により、分析のために手順を習得する必要がなく、ユーザが手軽に利用できる。
●連想データによる迅速なデータ分析
QlikViewは、勘定系基幹システムから明細レベルのデータを連想データに統合。OLAPキューブやデータマートの作成を前提としていない。そのため、複数システムからのデータを、より迅速に分析できる。また、その連想データを自由な切り口から分析できる機能により、アドホック(臨時、一回きり)レポートにも容易に対応。
データウェアハウスを既に導入している場合には、有効活用が可能。その連携により、更に高度なデータ分析を実現できる。
短期間導入 |
コストと日数をかけずに、短期間での導入を実現 |
QlikViewは、キューブやデータマートの環境を構築するOLAP手法に比べ、短期間での導入が可能。その要因となるのは、以下の3つのポイントだ。
・習熟に日数をかからない
開発・作成者がQlikViewの習熟にかかる日数は、平均1週間。ユーザの研修期間では事実上ほとんど不要。
・導入日数がかからない
外部調査では、QlikViewの初期導入は平均3日。2次更新を含めても、約6分の1に導入日数を短縮。
・初期投資が低コスト
導入日数を短縮できるので、それだけ作業工数も削減。これにより、初期投資は約10の1にまで低減することができるので、コストの大幅カットにつながる。
また、QlikViewには構築に必要な機能が含まれているため、他のETLやデータベースといった追加的なコンポーネントを必要としない。
この通り、「習熟期間の短縮」→「導入日数の短縮」→「初期投資の低コスト化」という要因によって、導入にかかる時間とコストの大幅削減が可能になるのだ。
※1 DM Review & IDC Business Intelligence Survey, October 2006, 2004
(Material on implementation time not available in 2006 survey)
※2 InfoWorld & IDC Business Intelligence Survey, October 2007
(注)調査対象のOLAPとは、データウェアハウスなどから抽出した大量データを多次元データベースに集計して格納し、検索や再・集計を繰り返して問題点や解決策を発見する手法。
製品名 | QlikView |
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メーカー | QlikTech International AB |
クライアント側OS | ローカルアプリケーションインストール時のみ Windows XP Windows Vista Windows Server 2003 Windows Server 2008 |
クライアント側対応プロセッサ | ローカルアプリケーションインストール時のみ Pentium 4以上推奨 |
クライアント側必要メモリ容量 | ローカルアプリケーションインストール時のみ 512MB以上推奨(ただし、データ容量による) |
クライアント側必要ディスク容量 | ローカルアプリケーションインストール時のみ 150MB(インストールに必要な容量) |
クライアント側その他動作環境 | クライアント側は以下のブラウザ環境が必要 Internet Explorer 6.0 or 7.0(Windows) Firefox 2.0(Windows, Mac, Unix) Safari 2.0以上(Windows, Mac) その他ウェブブラウザも対応可 64bit対応 |
サーバ側OS | Windows XP Professional(※1) Windows Vista(※1) Windows Server 2003 Windows Server 2008 ※1:開発、テスト環境でのみ推奨 |
サーバ側対応プロセッサ | Pentium 4以上推奨 |
サーバ側必要メモリ容量 | 1GB以上推奨(ただし、データ容量による) |
サーバ側必要ディスク容量 | 450MB(インストールに必要な容量) |
サーバ側その他動作環境 | 要.NET Framework 2.0 64bit対応 |
その他特記事項 | - |
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住所:〒654-0084 兵庫県神戸市中央区磯辺通3丁目2-11 三宮ファーストビル
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FAX:078-855-8662
e-mail:sales@qlikview.co.jp
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