導入前の課題 |
増え続けるサーバの統合と、事業規模拡大に備えた拡張性が必要! |
メディアフラッツでは、モバイル向けメールサービス「Newアド」などの運用に、60台のIAサーバを導入していた。サービス開始当初は、60台のうち40台は低負荷の状態が続いていたが、ユーザ数が増え、サービス規模が拡大するにつれ、 |
■株式会社メディアフラッツ |
導入の決め手 |
急なリソース追加に対応できるIBM Power Systemsの拡張性 |
一般的にコンテンツ配信事業では、ユーザ数が少ないサービス開始直後には、サーバにかかる負荷も低いため、それほど高性能のマシンパワーを必要としない。だが、サービスの成長にともない、ユーザ数が増加することで高性能のマシンパワーが必要になってくる傾向がある。
IBM Power Systemsでの仮想化の場合、サーバ内をサービスごとの区画に分けて、CPUリソースの最適化が行える。これにより、それぞれのサービスのピークに合わせて、マシンパワーを割り振ることもできるほか、必要に応じてサーバを増強していくことも可能になる。
この特長を活かし、メディアフラッツでは新たなサービス展開によりコンテンツが増加したり、サービスの成長によりユーザ数が増大したりしても、仮想化技術で柔軟に対応することで、急激なサーバ追加導入の必要がなくなったという。
導入効果 |
半年から1年でTCO削減効果が現れる試算 |
IBM Power Systemsでのサーバ統合は、柔軟なリソース追加・変更だけでなく、コスト面でのメリットも大きい。メディアフラッツでは、従来のIAサーバからIBM Power Systemsへの統合はTCO大幅削減につながった。
もともとホスティングサービスを利用していたメディアフラッツでは、月額で1台あたり約5万円、トータルでは約300万円ものホスティング費用が発生していた。新サービスをホワイトボックスで稼働した場合、Webサーバで3〜4台、データベースサーバで3台、メールサーバ2台の合計8〜9台のサーバが必要であったが、これらのコストはおよそ500万円にも上る計算であった。
ピーク時でも余裕を持って高性能処理が行えるIBM Power Systemsは、導入コスト面だけを見るとホワイトボックス10台分よりも高額であった。だが、イニシャルコストとランニングコストを合わせて考えると、ホワイトボックスよりもIBM Power Systemsの方が大幅に低コストという試算※であった。
メディアフラッツでのIBM Power Systemsのランニングコストは、ハーフラックで月額25万円程度。従来のホワイトボックスのサーバ利用と比べ、月額15万円ものコストダウンを実現。1年で換算すると、実に180万円ものコストダウンとなるのである※。
この運用コストの削減により、導入にかかったイニシャルコストは、半年から1年ほどで相殺できる試算であったため、長期的な視点に立たずともTCO削減が見込めたわけだ。これがIBM Power Systems選定の大きな決め手となった。
※2008年インタードットネット調べ、(注)価格はすべて税別
導入後の運用 |
24時間365日のサポートサービスで、運用管理の手間を解消! |
その一方で、メディアフラッツにとっては、今回のサーバ統合がIBM Power Systemsの初の導入となるため、運用管理の負担や、万が一の障害発生時の対応が、導入前の不安点として挙がっていた。
だが、こうした不安点は、デジタルテクノロジーとインタードットネットによるサポート体制によって解消された。
デジタルテクノロジーの提供するIBM Power Systems 仮想化ソリューションでは、運用/保守サポートサービスを提供するインタードットネットが24時間365日のサーバ監視、モニタリングを実施。そのため、メディアフラッツではサーバ管理にかかる負担/コストの削減を成功できたという。
また、システム構築の段階から、運用管理までをデジタルテクノロジーとインタードットネットがトータルにサポートすることで、メディアフラッツのシステム環境に適した構成で導入することが可能になった。
IBM Power Systemsの仮想化技術とは…
こうした、柔軟なリソース追加、導入から運用までのTCO削減、一貫した保守サポートによってサーバ統合を成功させたメディアフラッツでは、今後のシステム拡張においても、IBM Power Systemsの導入を予定しているという。
IBM Power Systemsがもたらすメリットは、上述の導入事例でご理解いただけただろう。では、次にIBM Power Systemsの特長を詳しく見ていこう。
サーバ統合 |
高処理性能を持つIBM Power Systemsでサーバ統合を実現 |
IBM Power Systemsは、潤沢な処理性能を備えたエンタープライズ・サーバ・シリーズ。POWER5+、またはPOWER6プロセッサを搭載しており、プロセッサの動的切り離しやスペア・プロセッサの自動起動、メモリエラー修正機能、エラーの影響が伝播するのを防止する「First Failure Data Capture」(FFDC)などにより、高信頼性/高可用性を実現する。
この優れたパフォーマンスを発揮する高処理性能を持つIBM Power Systemsシリーズを利用して、複数台のサーバを1台にまとめ、サーバ統合を行うことで、多数のサーバにかかっていたホスティング費用や運用コストを削減することが可能だ。
仮想化 |
仮想化による柔軟なリソース追加で管理コストを大幅削減 |
IBM Power Systemsシリーズは、先進の仮想化テクノロジーに対応しており、ユーザ企業のニーズに応じたリソースの柔軟な増減が可能。WebサイトやWebサービスを運営する企業であれば、アクセスピークやサイト会員数の増大に合わせて、柔軟にリソースを追加することが可能だ。
また、POWER6プロセッサ搭載モデルでは、OS、及びアプリケーションを止めることなく理論区間を瞬間移動が可能。これにより、サービスを停止することなく、リソースの変更やハードウェアの拡張も行える。
24時間監視 |
インタードットネットが高セキュリティで運用管理者の負担を軽減 |
IBM Power Systemsによる仮想化システムの管理は、運用/保守サービスを提供するインタードットネットがワンストップで提供。
24時間365日体制で、インタードットネットがサーバの監視/モニタリングを実施。障害時の問い合わせや、緊急の連絡にも24時間体制で対応するので、万が一のシステムトラブルにも備えることができる。
設定変更などのカスタマイズの相談にも対応するので、運用管理を一括してアウトソーシングできるため、ユーザ企業の管理者の作業負担を大幅に削減することができるのだ。
〜キーマンズネット特価見積りキャンペーン〜
デジタルテクノロジーでは、IBM Power Systems 仮想化ソリューションのキーマンズネット特価見積りキャンペーンを実施中。デジタルテクノロジーによる簡単なシステム構成のヒアリングのみで、特価見積りをご提出。
見積り希望は、下記アンケート問い合わせフォームの「(1) ご要望をお選び下さい」欄の「見積りを希望」をチェックすればよい。まずは見積りをとり、自社にとってのTCO削減がどの程度可能なのかを実感してみてはいかがだろうか。
※上記キャンペーンは予告なく締め切らせていただくことがございます。あらかじめご了承下さい。
製品名 | IBM Power Systems 仮想化ソリューション(Power 520Express) |
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メーカー | 日本アイ・ビー・エム |
寸法 | デスクサイド:540(高さ) x 182-328(幅) x 628(奥行)mm ラック・ドロワー:173(高さ) x 440(幅) x 538(奥行)mm 7311-D20I/O ドロワー:178(高さ) x 482(幅) x 610(奥行)mm 7314-G30I/O ドロワー:178(高さ) x 445(幅) x 610(奥行)mm |
質量 | デスクサイド:40.8kg ラック・ドロワー:31.7kg 7311-D20I/O ドロワー:45.9kg 7314-G30I/O ドロワー:20.0kg ※ディスク、アダプタ、及び周辺機器をインストールした場合、重量は異なる |
電源 | 100V〜127V または200V〜240V AC |
筐体タイプ | - |
プロセッサ | AltiVec(TM)SIMD及びハードウェアによる10進数浮動小数点アクセラレーションを備えた、1、2、または4つの64ビット4.2GHz POWER6 |
メモリ容量 | 1GBから64GB(DDR2SDRAM) |
内蔵HDD | 3.5型SAS ×6(73.4GB、146.8GB、300GB 15Krpm) |
その他ドライブ | - |
LANインターフェース | - |
その他インターフェース | - |
OS | - |
その他特記事項 | - |
製品・サービスの取扱い企業
デジタルテクノロジー株式会社
住所:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里 5丁目7-18 コスモパークビル 5F
TEL:03-5604-7559
FAX:03-3802-3400
e-mail:mktg@dtc.co.jp
URL:http://www.dtc.co.jp/
掲載企業
デジタルテクノロジー株式会社
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インタードットネット株式会社
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