バックアップソリューション


ワンビシアーカイブズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • バックアップソリューションの特長
  • バックアップソリューションの導入事例
  • バックアップソリューションのスペック

バックアップソリューション

掲載日:2008/07/16

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
限られた予算内で確実な事業継続を実現したい企業。IT統制にあたってバックアップデータのセキュリティを確保したい企業など。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
バックアップデータを堅牢なセンターで保管・管理する「データバックアップサービス」、事故・災害時に業務継続を支援する「システムバックアップサービス」等を提供。
価格情報 月額:4万円(税別)〜
※ユーザの要望に応じて提案
サポート
エリア
全国


バックアップデータの保管体制は課題だらけ?


リスクマネジメントの観点から事業継続の重要性が広く認識され、中でもIT災害対策の基本であるデータバックアップはどんな企業においても常識となりつつある。バックアップにはいくつかの方法があるが、信頼性、コスト対効果や持ち運びの利便性から、実際に広く利用されているのは磁気テープによるバックアップだろう。

しかし多くの企業において、データ書き込み後のテープがそのまま社内のサーバルームや事務室に放置されがちなのが現実。これではデータの機密性(*1)・完全性(*2)の確保は難しく、IT統制の観点からも大きな問題だ。また、社外に保管している企業であっても、別棟とはいえ近隣に保管していたりと、災害による同時被災を回避するという観点では、確実な管理体制とは言い難いケースも実に多い。

  *1 不必要または権限のない利用、第三者への不当開示、流出、漏洩を防ぐこと
  *2 意図しない改ざん、破損、否認等されないよう保持すること





 1 地震・風水害などによる同時被災を回避できる距離を保つ
 2 監査の際にデータの機密性・完全性を証明できる高度なセキュリティ体制


特に事業継続という観点では、上記の2点はバックアップデータの適正な保管のために非常に重要な要件だ。加えて、可用性(*3)を確保できてこそ実効性のある情報セキュリティ体制といえるが、すべてを満たした体制を自社のみで構築するのは、コストや手間の面からなかなか難しいのが現実だ。

そこで今回のKeyレポでは、情報セキュリティの3要件「機密性・完全性・可用性」を満たしたワンビシアーカイブズの「バックアップソリューション」を紹介しよう。磁気テープ1本単位からの遠隔地保管、オンラインでのデータバックアップから、システムやオフィスのバックアップまで、事業継続に欠かせないサービスを規模や必要に応じて組み合わせて提供するサービスだ。

  *3 権限を持つ利用者が必要な時に適切に利用できる状態に維持すること



特長


オフライン

最適な立地条件の保管センターにバックアップデータを保管


データバックアップサービス(オフライン)」は、ワンビシアーカイブズの堅牢な保管センターにバックアップデータのメディア(書類・磁気テープ等)を保管するという、初歩的ながら効果の高いサービス。

データを安全に保管するためには保管センターの立地が重要だ。ワンビシアーカイブズの主要な保管センターは、埼玉県北西部と滋賀県琵琶湖東岸にあり、いずれも頑強な地盤を選んで建設されている。地表から8m程の浅いところに安定した岩盤が存在し、そこを支持基盤としているのだ。

また、地震による同時被災を回避するには60km以上離れていることが条件といわれるが、それを満たし、かつ大都市圏への迅速な配送が可能な距離にあるので、万一の場合でも素早くバックアップデータを届けることができる。





オフライン

厳格な保管・運用体制で、監査対応としても有用


更に、データを安全に守るためのセキュリティ対策も十分に行っている。

●センターの建物や保管庫には厳格な入退室管理を実施。担当者以外のメディアへのアクセスを厳しく制限し、その入退室の記録を一定期間保有している。また、構内随所に各種センサや監視カメラを設置し、専任スタッフが常時監視を行っている。
 
●磁気テープ類の保管庫については、火災対策(耐火倉庫・ガス消火設備・火気要因の排除)、地震対策(耐震構造建物・保管物落下防止措置)、停電対策(無停電電源装置・非常用電源設備)などを講じており、様々な災害からデータを安全に守ることができる。また、空調を完備し、防塵対策・電磁波対策を講じることで、テープに最適な保管環境を保っている。

●耐衝撃構造、盗難防止装置、荷室空調を備えた集配専用車両で、情報の取扱いについての教育を受けた専任スタッフが集配にあたる。GPSや広域無線を搭載し、保管センターとリアルタイムに連携が取れ、万一に備えた連絡体制を確立。また、ユーザからの要望があれば、24時間365日緊急集配に対応している。

●ユーザごとに磁気テープ専用のケースを用意することも可能。ケースの鍵はユーザのみが保有するので、他社のテープと紛れたり盗難に遭ったりという心配はない。また、テープにユニークな番号が記載されていれば、1本単位で保管・管理した上で、それぞれの入出庫の履歴を記録することができる。

メディアに関する保管記録(保管報告書)や入庫・出庫の記録をワンビシアーカイブズが発行することで、監督官庁や監査法人からの情報管理に関する監査があった場合にも、高度なセキュリティ体制で保管していることが簡単に証明できるのだ。





システム

システムやオフィスのバックアップも提供


万一の事故や災害時に業務を継続するための「システムバックアップサービス」も提供。火災などによる単独災害や地震などの広域災害でユーザのシステムが長期間使用不能になった場合、ワンビシアーカイブズが提供するシステムを利用することが可能だ。

共同利用型バックアップ
災害時にワンビシ保有のシステムを提供し、保管中のテープからシステムを立ち上げるコールドサイトサービス。運用のアウトソーシングも可能。IBM zシリーズ、IBM iシリーズ、UNIXサーバ、IAサーバ及び通信設備などを用意。緊急事態にも安価に素早くバックアップシステムを構築できる。

専用利用型バックアップ
専用スペースに機器を預かり、広域災害にも対応できるバックアップセンターを構築。バックアップオフィスを併設することも可能となっており、もしもの場合でも最低限の業務が行える設備を提供する。


オンライン

最新データの復旧が可能なオンライン遠隔非同期ミラーリング


目標復旧時点(RTO)に関して最新のデータを求める企業のためには、「WANストレージサービス」を用意している。バックアップ対象データを広域イーサネット経由で、ワンビシアーカイブズのデータセンターに用意したストレージへ自動的にバックアップすることが可能だ。

「WANストレージ」と「データバックアップ(オフライン)」を組み合わせての利用もできる。例えば即時復旧が求められるシステムのデータはWANストレージ、アーカイブなどそこまでの即時性は求められないデータはオフラインと使い分けることで、より適正なコストで最適なバックアップ環境を実現することができるだろう。




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導入事例


事例

中堅金融機関、メーカーなど、多くの企業に選ばれたのは


ではここで、国内金融機関A社、メーカーB社はじめ、複数の導入実績を持つワンビシアーカイブズのバックアップサービス事例を紹介しよう。いずれも平常時/緊急時の2パターンを想定したデータの保管体制をとっている(下図)

平常時は―――
業務データや必要なソフトウェアを毎日磁気テープにバックアップし、ワンビシアーカイブズの保管センターへ届けている。重要書類については原本をワンビシアーカイブズで保管し、必要な際には取り寄せて使用する。

万一の事態には―――
都内にあるバックアップオフィスに要員が急行し、事業を継続することが可能だ。
あらかじめ確保してあるワンビシアーカイブズデータセンター内のバックアップサーバに、最新のバックアップデータをインストールし、基幹システムを復旧する。保管センターとデータセンターは近接しているため、バックアップテープの取り寄せも容易だ。更に、都内バックアップオフィスとデータセンター間には高速の専用回線を敷設。円滑な業務の遂行をサポートする。


導入後の企業
例えばA社・B社などでは、定期的な訓練を行い、災害時にも基幹事業を継続できる体制を整えている。

気になるコストは
バックアップオフィス、バックアップシステムともに共同利用型なので、専用のサービスと比べると比較的安価に維持することができる。このため、コスト面でもニーズに合致したという声が多いという。




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コンサルから各種バックアップまで、事業継続をトータルサポート






ワンビシアーカイブズでは、今回紹介したサービスはもちろん、事業継続計画の策定サポートから各種バックアップ付帯業務まで、バックアップに関する多様な業務をトータルでサポートしている。安価に利用できるメディアの保管から、より迅速なシステム復旧を実現するミラーリングまで、用途と予算に合わせた利用が可能になっている。

※文中に記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。



スペック

製品名(サービス名) バックアップソリューション
サービス提供会社 ワンビシアーカイブズ
サービスメニュー(提供可能な製品群) ・オフラインデータバックアップ(磁気テープなど、バックアップメディアの安全保管・集配)
・オンラインデータバックアップ
・システムバックアップ
・BCMコンサルティング(BCP策定サポートなど)
動作環境 -
オプションサービス -
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.wanbishi.co.jp/infomanage/index.html


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製品・サービスの取扱い企業


株式会社ワンビシアーカイブズ
部署名:営業推進部
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズ オフィス
TEL:03-5425-5300
FAX:03-5425-5045
URL:http://www.wanbishi.co.jp/


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