GlobalProdoc


パナソニック ソリューションテクノロジー

Keyレポ

  • 基本情報
  • GlobalProdocの導入事例
  • GlobalProdocの特長
  • GlobalProdocのスペック

GlobalProdoc

掲載日:2008/03/10

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
シンプルで使いやすく、誰でも業務手順を正しく実践できて、進捗管理も容易にできるプロジェクト管理ツールを探しているユーザ。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 手順に沿った業務の進捗管理とタスクごとの成果物管理に主眼を置き、幅広い業務を対象に、業務プロセスの標準化とコンプライアンス向上が図れるプロジェクト管理システム。
価格情報 ■標準価格(税抜)
528万円〜
(別途Oracleデータベースが必要)
サポート
エリア
全国


これからのプロジェクト管理は業務プロセスと成果物の管理が必要


企業のビジネスを完遂するには、その業務プロセスの現状を常に把握し、ビジネス効率を高める方向に流れを最適化して行くことが重要だが、業務プロセスの数が多くなり複雑さの度合いが増すと、仕事の進捗度の監視が難しくなりワークフローツールやプロジェクト管理ツールなどの機能を使う方向に進む。

一方ではコンプライアンス重視やJ-SOX法対応など、業務手順を間違いなく実施でき、かつそのエビデンス(証跡)が収集できる仕組みの導入も必要。

この市場のニーズに対応すべく、旧来のプロジェクト管理ツールとは発想を異にし、書類の承認フローや人間系の作業フローの管理をポイントに、業務の“進捗管理”とエビデンスを確保した“成果物管理”に主眼を置いた仕組みを発表したのが、パナソニック ソリューションテクノロジーだ。そのプロジェクト管理システム『GlobalProdoc』を紹介する

【適用例】
・システム開発プロジェクト管理
・研究開発プロジェクト管理
・契約書締結業務管理
・設計/製造文書管理
・建築工事図面管理
・取引先管理
・その他オフィス業務への適用 など






導入事例


松下電器

プロジェクト進捗を可視化し、競争力をアップ


導入企業/松下電器産業株式会社
ユーザ/約3000名

■導入前の状況
・分野が異なる事業所や、開発プロジェクト管理が個別となっており統一されていない。
・組織変更や異動、研究開発テーマの統廃合が頻繁で、成果物が一元管理できていない。
・成果物作成スキルが属人化しており、品質の均一化ができていない。

■新システムで目指したもの
・各所に分散している情報・成果物の共有化、一元管理。
・分野・センタそれぞれのフェーズ実態(業務手順)を見える化し、プロジェクト管理。
・現場(特にチームリーダークラス)の管理工数を削減。
・安全に活用できる高度な情報インフラの強化。これを、既存の文書管理システムGlobalDoc5、
 ワークフローシステムGlobalFlow5、情報ポータルGlobal Portalなどの機能を利用して開発した。
 その後、これをパッケージ化したのがGlobalProdocである。

■導入効果
1)マネジメント強化
 ・フェーズをキーとしたテーマ進捗の見える化、全体進捗の把握が可能に。
 ・組織変更に影響を受けない全社レベルでの一括管理を実現。
 ・テーマ情報の共有による教育の工数削減、精度向上。
2)スピードアップ
 ・事業場への引継承認作業のスピード化で平均2週間に短縮。
 ・決裁承認、配布のスピード化でリードタイムが半減。
 ・承認フロー進捗を可視化し、遅れにはアラートで警告。
3)コスト削減
 ・開発管理業務の標準化で管理工数が30%削減。
 ・Paper/Copy/Time/Location/Orderの5レスを促進。
 ・組織変更による管理付帯作業(引き継ぎ、受け入れなど)工数を削減。




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特長


概要

業務の進捗管理と、証跡確保・ナレッジ共有を目指す成果物管理


プロジェクトの管理業務を含め企業内のすべての業務は、ステップ(タスク)ごとに成果物としてのドキュメント作成を繰り返しながら進む業務ということができる。GlobalProdocは、この点に着目して、進捗管理と成果管理を統合することに重点を置いたプロジェクト管理システムである。

つまり、タスクと成果物を連動して管理し、それにより一連のプロセスも管理する。これが、業務手順を間違いなく実施するための仕組みを提供し、かつその結果、業務エビデンスを確保した成果物(ドキュメント)を収集・保存する仕組みを提供する。

これらの成果物は会社共有の財産として再利用でき、自然とナレッジマネジメントが実践できることになる。





GlobalFamily

GlobalFamilyの3システムを活用・統合して実現


GlobalProdocは、新たなコンセプトを元に、パナソニック ソリューションテクノロジーが提供している既存のパッケージツールであるGlobalDoc5(文書管理)、GlobalFlow5(ワークフロー)、Global Portal(ポータル)をベースとして活用し、1つのパッケージとして開発されている。

各ツールはそれぞれ個別ツールとしても利用が可能であるため、GlobalProdocは、プロジェクト管理にとどまらない広範な業務支援ツールとしてとらえることができる。


既存のGlobalFamilyのシステムを活用

既存のGlobalFamilyのシステムを活用

テンプレート

プロジェクトテンプレートの利用により業務手順が遵守される


GlobalProdocでは、プロジェクトの標準業務手順となるWBS(Work Breakdown Structure)*をテンプレート化して登録しておく。テンプレートにはどんなプロジェクトにも対応できる最大限のタスクが備えられ、各タスクには、そこで作成されるべき成果物が規定されている。

プロジェクト発足時にはテンプレートを選択し、プロジェクトの条件(属性情報)とメンバーを指定することにより、そのプロジェクトで実施すべきタスク、マイルストーンだけが選び出され、タスクごとの成果物のひな形を自動的に生成してくれる。この成果物を完成させていくことで、誰でも業務手順を遵守したプロジェクト進行がなされるのである。プロジェクトの作成はこのほか、既存の類似プロジェクトからの引用や、Excelに出力されたプロジェクト定義ファイルのインポートによっても可能である。

*:プロジェクト全体を細かい作業単位に分解し構造化したもの。

テンプレートによるプロジェクトの作成

テンプレートによるプロジェクトの作成

成果物管理

成果物の完成で次のタスクへ進行


1つずつのタスクは、規定された成果物の完成をもって完了となり、次のタスクへと進む。完了の条件は、ワークフローシステムによる承認処理、実績日の入力、チェックリストの入力などが設定できる。成果物は大規模・大容量対応のGlobalDoc5(文書管理)に自動的にWBSと同じ構造で保存され、一元管理される。このためGlobalDoc5の強力な文書管理機能により成果物の共有化、二次利用も促進され、ナレッジマネジメントの実践にも有効だ。また、改ざんを不可能にしたり、版管理を行うことも可能で、適正な業務の証跡として利用することができる。

成果物の完成、承認でタスクが完了

+拡大 成果物の完成、承認でタスクが完了

進捗管理

プロジェクトリーダーの管理負荷を低減する進捗管理機能


当初に承認したベースラインの日程と実際のタスク完了を比較することで、全体の進捗具合を確認可能。進捗管理の画面では、今プロジェクトがどうなっているのか、どのプロジェクトに遅れが出ているのかを、一目で把握できる。

経営層や複数のプロジェクトを兼務しているプロジェクトリーダーも、各プロジェクトの進捗状況を横断的に把握でき、遅れの出ているプロジェクトのリカバリ対策を迅速に打てるようになる。

個別のプロジェクトの進捗状況は、ガントチャート表示、日程表などで視覚的に確認できる。





内部統制

コンプライアンスを向上する業務支援。J-SOX法対応にも有効


【アクセス制御】
経営層、管理者、プロジェクトリーダー、メンバーなどの役割に応じて、柔軟なアクセス制御が可能。詳細な権限設定を行えるので、ユーザの利用範囲を明確化できる。
また、プロジェクト、タスク、成果物などへのアクセス履歴をログとして記録できる。

【コンプライアンス向上】
GlobalProdocのテンプレートをベースにしたプロジェクトの推進は、業務プロセスの標準化と適正な業務手順の遵守を可能にし、成果物の一元管理とその証跡を確保できる。コンプライアンス向上を可能にする汎用性の高い業務支援システムと言え、内部統制の支援、J-SOX法対応にも有効なツールと言えるだろう。

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スペック

製品名 GlobalProdoc
メーカー パナソニック ソリューションテクノロジー
クライアント側OS Windows2000 / XP/ Vista
クライアント側対応プロセッサ Intel(R) Pentium 1GHz以上
クライアント側必要メモリ容量 512MB以上
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 Microsoft Internet Explorer 6.0(SP2)
Microsoft Internet Explorer 7.0
サーバ側OS Red Hut Enterprise Linux AS
Red Hut Enterprise Linux ES
Windows2003 Server
サーバ側対応プロセッサ Intel(R) XEON 16GHz以上
サーバ側必要メモリ容量 2GB以上
サーバ側必要ディスク容量 -
サーバ側その他動作環境 Apache Ver.2.0.59
Java2 SDK Standard Edition Ver.1.4.2
Jakarta Tomcat Ver.4.1.34
Oracle Database 10G
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://panasonic.co.jp/pss/pstc/products/globalprodoc/index.html


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URL:http://panasonic.co.jp/pss/pstc/products/globalprodoc/index.html




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