課題1 |
大容量ストレージを導入したいが、容量と価格が障害に・・・ |
増大するデータが企業の重要な課題となっている。この解決に向けて、ストレージ統合や大容量のストレージ導入のニーズが高まっているが、容量と価格性能のトレードオフに頭を悩ます企業も少なくない。
主なストレージ導入の課題
●導入コストを抑えると、保存できるストレージ容量が少なくなり、その結果、機器の管理が煩雑化してしまう。また、拡張の頻度も高くなり、運用管理の手間やコストがかかる。
●大容量ストレージを導入すると、初期導入コストが高い。さらに、使用効率が低いと無駄が多くなる。
大容量 |
低価格、大容量を実現したNetApp FAS2000シリーズ |
そうした課題に応えるのが、日本ネットワーク・アプライアンスが提供しているストレージシステム「NetApp FAS2000シリーズ」だ。
今までのNetApp FAS200シリーズも、ワークグループや支店/営業所環境を対象とした経済性に優れたエンタープライズ向けのストレージシステムだったが、NetApp FAS2000シリーズは、中規模企業および分散エンタープライズ環境の企業(支店/営業所)をカバーする。しかも、エンタープライズ向けでありながら経済的だ。
★【Point1】 大容量化に対応
NetApp FAS2020は最大容量65TB、FAS2050は最大容量99TB。
★【Point2】 低価格、コストパフォーマンスが向上
最小構成価格で226万円からとリーズナブルで、初期導入コストを削減できる。
課題2 |
サーバ統合に合わせて、ストレージ統合をしたいが・・・ |
分散しているサーバを集約するサーバ統合は、データの管理性に加え、内部統制などコンプライアンスにも効果がある。企業の課題である管理者の負担を減らすためには、さらにストレージの統合にも目を向けたいところだが、そこにはクリアしなければならない問題もある。
主なストレージ導入の課題
●既存のサーバやストレージを集約したいが、WindowsやLinuxなど混在環境での利用が難しい
●システムの運用を止めないで容量を拡張したい
●大容量化にともなうバックアップ時間と手間がかかる
仮想化 |
NetApp FAS2000シリーズ + VMwareでストレージ統合して最適化 |
丸紅情報システムズは、そうした課題に対し、NetApp FAS2000シリーズと仮想化ソフトウェア「VMware」の組み合わせによる統合を提案する。
「VMware ESX Server」を導入したサーバ内には、仮想サーバが複数構築でき、さらにファイバチャネルやiSCSIで接続されたストレージは、サーバごとにストレージが増設されているようにみえる。
★【Point1】 混在環境で利用可能
NetApp FAS2000シリーズは、Windowsマシンとイーサネットで接続し、主にUNIXマシンにはNFSプロトコル、WindowsマシンにはCIFSプロトコルによりファイルサービスを提供可能。UNIX/Windows間でディレクトリやファイルを柔軟かつセキュアに共有。
★【Point2】 ネットワーク上で容量拡張
NetApp FAS2000シリーズは、ストレージ仮想化技術に基づく「フレキシブルボリューム(FlexVol)」により、ストレージリソース群から構成される巨大なストレージプール上に柔軟性に富んだボリュームを複数個作成可能。
特長 |
クラスタ構成をはじめ、拡張性、汎用性など多彩な機能を搭載 |
このほかにも、壊れない、停止しないといった可用性や既存のシステムを活かせる汎用性など、ストレージに求められる多様な要件をクリアできるNetAppの特長をFAS2000シリーズは備えている。
【可用性】
NetApp FAS2000シリーズには、クラスタ機能(オプション)が搭載されており、障害を検出すると自動的にフェイルオーバ処理。
【汎用性】
ストレージプロトコルは、CIFS、NFS、iSCSI、FC-SANに対応。混在環境で利用が可能。
【拡張性】
オンライン上で動的にストレージの拡張が可能。
【管理性】
独自のストレージ専用OS「DataONTAP」を搭載。システムの稼働効率が向上し、状態管理や運用管理が容易に。
【バックアップソリューション】
オンラインで瞬時にバックアップイメージを作成するSnapShot機能をもとに、サービスの中断・停止をともなわないバックアップを実現。そのほかにも、いろいろなニーズに対応したバックアップ機能を提供。
iSCSI |
Exchange Serverのストレージとして利用可能 |
NetApp FAS2000シリーズは、iSCSIプロトコルを使用して、マイクロソフトのExchange ServerやSQL Serverなどのストレージとして利用できる。
メリット1 既存のシステムの有効利用が可能
Gigabit Ethernet環境があれば特別なハードウェアの導入なしでiSCSIを導入可能。
メリット2 管理の手間を削減
Exchange Serverを集約し、NetApp FAS2000シリーズと接続することで統合管理を実現。
フレックスボリュームで、面倒なボリューム拡張が容易に。
信頼性の高いストレージなのでメンテナンスが不要。
メリット3 データバックアップ、保護が簡単
IPネットワークを経由し、遠隔地にミラーリングできるので事業継続が可能(SnapMirror:オプション)。
SnapShotによる高速バックアップで時間短縮と手間を軽減。
統合 |
NAS構成、FC-SAN構成を同一筐体内で同時に使用 |
NetApp FAS2000シリーズは、NAS、FC−SANを同一筐体内で同時に使用することができる。
メリット1 運用コスト削減、管理性が向上
分散して運用されていたSANとNASを統合することで運用コストが削減。
一元管理により雑な管理業務が減り、システムの管理性が向上。
メリット2 既存資源の有効活用
ディスク領域を2つのネットワークストレージ環境で共有することが可能。
製品名 | NetApp FAS2020/FAS2050 |
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メーカー | Network Appliance |
寸法 | FAS2020 高さ8.76(2U)×幅44.9×奥行61cm (幅:19インチラックに対応) FAS2050 高さ17.5(4U)×幅44.9×奥行61cm (幅:19インチラックに対応) |
質量 | 27.2Kg/50kg |
電源 | 88〜264VAC |
筐体タイプ | - |
キャッシュ容量 | 2GB/4GB(クラスタ構成時) |
最大容量 | FAS2020 65TB(SATA、シェルフ4台増設時) FAS2050 99TB(SATA、シェルフ6台増設時) |
対応メディア | FC、SATA、SAS |
カートリッジ/ドライブ数 | FAS2020 68基 FAS2050 104基 |
RAIDタイプ | RAID6(RAID-DP) RAID4 |
データ転送速度 | - |
ストレージインターフェース | FC:1Gb/2Gb/4Gb |
OS | Network Appliance Data ONTAP |
対応バックアップソフト | - |
その他特記事項 | - |
製品サイトURL:http://www.marubeni-sys.com/st/netapp/ |
製品・サービスの取扱い企業
丸紅情報システムズ株式会社
部署名:ストレージネットワーク事業部 ストレージネットワーク部
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
URL:http://www.marubeni-sys.com/
掲載企業
丸紅情報システムズ株式会社
部署名:ストレージネットワーク事業部 ストレージネットワーク部
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
URL:http://www.marubeni-sys.com/