EMCバックアップソリューション


EMCジャパン

Keyレポ

  • 基本情報
  • EMCバックアップソリューションの特長
  • EMCバックアップソリューションのケーススタディ
  • EMCバックアップソリューションのスペック

EMCバックアップソリューション

掲載日:2008/01/28 更新日:2008/01/31

企業規模 大企業 向け
オススメ
ユーザ
急激に増加するデータのバックアップやリストアを、確実かつ効率的に行いたい企業。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
統合バックアップソフトウェアと先進の重複除外技術の組み合わせで、バックアップ容量とともに帯域負荷も削減。効率的なバックアップ、リストアを実現するソリューション。
価格情報 オープン価格
サポート
エリア
全国


2010年には現在の6倍? 急増するデータのバックアップへの対応


下のグラフはIDCによる、企業が保持するデジタルデータ量と、実際にリソースとして活用できるストレージ容量の予測だ。
2007年までは、なんとか情報量の増加にシステムが追いついていた状態であったものの、今後は保有するデータ量に対するストレージ容量が不足する事態が深刻になるという予測がみてとれる。

すでにデータ量の増加により、バックアップ時の帯域圧迫が発生し、「パフォーマンスの低下」「バックアップ時間の長時間化」といった経験がある管理者も多いのではないだろうか。当然のことながら「ストレージなどのリソースも増強」という事態になるが、無尽蔵にコストがあるわけでないのは、言うまでもない。

現実問題として「バックアップすべきデータは爆発的に増加する一方で、バックアップ・ウィンドウは短縮化したい」という、2つの相反する課題をどのように解決すべきかが、管理者の直面する悩みとなっているはずだ。






EMCが提唱する効率的なバックアップソリューション


ここで確認しておきたいのは、「バックアップ・リカバリ」と「アーカイブ」の違いだ。

「バックアップ(データ保護)」は、障害時におけるデータ復旧などを目的に、数ヵ月といった短期間、データを保持しておくもの。これに対し「アーカイブ(データ保管)」は、コンプライアンス対策などを目的に、数年といった視野で、改ざんできない体制で保管するというものだ。

急速に増加するデータを単にコピーしただけでは、目的も保護方法も異なる両者に対応することはできない。そこでEMCジャパンでは「いかに効率的に、安心できるデータ保護を行えるか」という視点から、「バックアップ・リカバリ」と「アーカイブ」を組み合わせたコンセプトBackup, Recovery and Archivingを提唱している。

ここでは、「アーカイブ」を構造化されていないデータや更新のないデータを保存するための、本番環境の拡張ボリュームとして使用。「バックアップ」は頻繁にアクセスされる構造型のデータと、まだアーカイブされていない非構造化データのみを戻すことを目的とし、結果として最小限の容量に抑えることができる。

このコンセプトを実現するために、EMCジャパンでは、ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた独自のバックアップソリューションを展開している。今回はこのソリューションの特長を詳しくみていこう。



特長


特長 1

「NetWorker」による全社レベルでのデータ保護


統合バックアップソフトウェア「NetWorker」は、バックアップ及びリカバリ・オペレーションを効率化/一元化することにより、大規模環境でのデータを保護するためのソリューション。

Windows、Linux、VMwareなど、異なるプラットフォームが混在している環境であっても、本番環境にあるエンタープライズ・アプリケーションおよびファイル・システムを、1台のバックアップサーバで集中管理できるというものだ。

バックアップデータ転送や環境の拡張に応じ、ストレージノードを柔軟に増設できるため、データ量だけでなく、クライアント数の拡張にも対応可能になっている。





特長 2

「Avamar」によるグローバル重複除外技術


バックアップデータの重複除外を行い、拠点、データセンタ、VMware環境など企業全体で迅速かつ効率的なバックアップを実行できるソフトウェアが「Avamar」だ。グローバルなデータ重複除外により、ネットワーク経由でのバックアップの際のネットワークに送信されるデータ量を最小限に抑え、バックアップ領域でのデータ量を大幅に削減することができるようになる。

EMCジャパンの顧客の実環境における実績としては、以下のような例も有している。

例1) Windows環境において3573GBのプライマリデータを、
    毎日のバックアップ時に586分の1(6.1GB)へと削減
例2) Windows、Linux、UNIX混在環境において 5097GBのプライマリデータを、
    毎日のバックアップ時に436分の1(11.7GB)へと削減





特長 3

アーカイブ専用機「Centera」によるコンプライアンスへの対応


「Centera」はEMCが開発したアーカイブ専用のストレージ。アーカイブに求められる「整合性」「データの機密性/秘匿性」「アクセス性」「保管能力」といった機能を持つ、コンプライアンス対応製品だ。

その堅牢性は、「Centera」導入実績の6割以上がコンプライアンス対応を目的としていることからもうかがえる。

前項で「Avamar」による重複除外を紹介したが、ハードウェアとしても、シングル・インスタンスにより一意のコンテンツ部分は1度だけ保存。重複して保存されないため、アーカイブ保存に必要なストレージ容量を抑制できる。




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ケーススタディ


事例

ソリューションとしての活用例


(1)統合管理ソフトウェア「NetWorker」が、重複排除機能を有した「Avamar」を制御 (図中 赤点線矢印)
       ↓
(2)データベースのような構造化データはストレージ(Symmetrix DMX、EMC Disk Library)に
  バックアップ、レプリケーション(図中 緑矢印)
       ↓
(3)ファイルサーバのデータのうち、アーカイブの対象となるものは、「Centera」に保管 (図中 紺矢印)
       ↓
(4)遠隔の災害対策サイトにあるストレージやテープライブラリなどへ保管 (図中 水色矢印)





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スペック

製品名(サービス名) EMCバックアップソリューション
サービス提供会社 EMCジャパン
サービスメニュー(提供可能な製品群) 統合バックアップソフトウェア : EMC NetWorker
重複除外バックアップ・システム : EMC Avamar
アーカイブ専用ストレージ : EMC Centera
ディスク・バックアップ・システム : EMC Disk Library
動作環境 マルチ・プラットフォーム対応
オプションサービス バックアップ・アセスメント・サービス
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://japan.emc.com/products/category/backup-recovery.htm


価格情報


オープン価格


補足説明
このソリューションはヒアリングさせていただいたお客様のインフラの環境に最適なソリューションを構築し、ご提案いたします。詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。

サポートエリア


全国


補足説明


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製品・サービスの取扱い企業


EMCジャパン株式会社
住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー
TEL:0120-588-543
URL:http://www.emc2.co.jp/


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