IT資産管理&シミュレーションツール e-Survey+


ニッポンダイナミックシステムズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • IT資産管理&シミュレーションツール e-Survey+の導入事例
  • IT資産管理&シミュレーションツール e-Survey+の特長
  • IT資産管理&シミュレーションツール e-Survey+のスペック

IT資産管理&シミュレーションツール e-Survey+

掲載日:2008/01/31

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
IT資産の適切&正確な管理を、低コストで、効率的に実現したい企業
製品形態 ソフトウェア
製品概要 ◎エージェント不要・非常駐型でインベントリ情報を自動収集
◎IT資産情報や契約情報を一元管理
◎管理者の負担を軽減し効率的な運用管理を実現
◎誰でも使える簡単な操作性
価格情報 クライアント台数別価格設定:32万円〜(参考:クライアントPC500台で約150万円、税別)
サポート
エリア
関東甲信越/首都圏/中部・北陸/近畿


多機能なIT資産管理ツール。実は使いこなせてない企業が多い…






 肥大化の一途をたどる企業内IT資産の効率管理を目指し、管理ツールやソリューションを導入する企業が増えている。しかし、これらの中には、多彩な機能を使いこなすことができず、手作業での管理部分が残ってしまい、本来の「効率的で正確な資産管理」…という目的を達成できないでいる企業も多いという。

 今回は、2006年秋、あるIT資産管理ツールの新規導入に踏み切った、半導体専門商社(株)トーメンエレクトロニクスの事例にフォーカス。導入プロジェクトの中心となった3名のインタビュー内容をもとに、「IT資産管理ツール」選定のポイントなどについて検証してみたい。



導入事例


背景・課題

複数の資産台帳が存在し、それぞれバラバラで不正確・非効率


 同社では、1,000程度の様々なIT機器を保有していたが…

1.本社のPCを中心とする大部分の機器は、IT推進部で管理
2.一部サーバなど大型機器のリース契約は、総務部が管理
3.その他、東大和市の商品センターのみ、現地で管理

…とそれぞれバラバラの資産台帳を持ち、管理・運用していた。このため、「欲しい情報がリアルタイムに得られない」「信頼できる正確な情報が見られない」などの課題を抱えていた。

 <(株)トーメンエレクトロニクス 企業プロフィール>

外国系半導体の輸入販売に特化した、東証1部上場の半導体商社
欧米の最先端技術に基づく半導体やソフトウェアをワンパッケージ
 にし、お客様へシステム・トータル・ソリューションとして提供
東京本社のほか、全国9ヵ所の営業所、さらに、東大和市に
 商品センターをもつ


新規導入へ

PC管理ツールのエージェントが暴走。PC使用にも支障が出て…


 同社IT推進部では、2002年当時、すでに400〜500台規模に達していたPCのパッチ配信やスペック情報収集を目的として、エージェント常駐型のPC管理ツールを導入。

 ところが、エージェントが暴走しPCの使用に支障が出てしまう事態が発生。当然、ベンダ企業に改善を申し入れたが、そこからメーカーに問い合わせたまま一向に回答がないため、仕方なく同社では、エージェント機能の一部停止措置により、限定的に運用する…という苦肉の策で対処・運用を続けていた。

 折しもこうした中、ISO27001取得プロジェクトが立ち上がり、また、日本版SOX法に備えるためにも、ハードウェアは無論のこと、ソフトウェアライセンスを含めた全社IT資産の正確な棚卸しが急務となった。このため、同社IT推進部では上記トラブル続きのツールに見切りをつけ、思い切って新しい「IT資産管理ツール」の導入を決定した。


選定プロセス

3 STEPアプローチで、「IT資産管理ツール」導入の目的を明確化


 IT推進部が中心となって、2006年夏から秋にかけキーマンズネットなどで情報を収集。製品選定時に同社が重視したポイントは以下の3つであったという。

まずは、導入が簡単で、各PCへの影響がないエージェント非常駐型であること
更に、管理スタッフへの負荷がより少ない誰でもカンタンに扱える操作性
最後に、当たり前のことだが低コストであること

しかし4製品のデモを受けたところで、各ツールとも機能が豊富であるが、使いこなせるか…が議論となり、「機能が多く、複雑なシステムは、使われなくなる」との結論に達したという。
 この過程で同社は、IT資産管理ツール導入プロセスを3段階に分けて段階的に展開していく戦略を明確化。最初からすべてを網羅する多機能なツールを導入するのではなく、まずは「全社IT資産の棚卸」により、すべての“基盤”となる「正確な台帳」を整備するための、最適かつ最小限のツールを導入するという方針に決定。





ツール決定

「e-Survey+」のカンタンな操作性が“決め手”に!




 同社が4社のデモの後、実施してもらったのがe-Survey+であった。その時の印象について選定の中心メンバーであった森主任は以下のように語ってくれた。

「先にデモを実施した4製品の中には、担当者自身が操作に迷ってしまうほど複雑なツールもありました(笑)。でも、e-Survey+は、シンプルで直感的な操作ができ、とても使いやすそう…という印象を受けました」

「SQLServer2005ExpressやWMIなど、世間で知られている仕組みを使用しているため、安心できただけでなく、使い方にも汎用性を感じた」(森氏)

 5製品の中には、e-Survey+のほかにもう1つエージェント非常駐型のツールがあったが、要求する機能を満たすためには結局オプションでのエージェント常駐が必要なことが判明。また、このツールは、多機能で数万台規模にも対応できる分コストが高く、なんとe-Survey+の約4倍!であった。こうして、めでたくe-Survey+の導入が決定した。

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直感的な操作性により、マニュアル要らず!スピード導入を実現


 実際、e-Survey+のカンタンな操作性は、現場への導入におけるIT推進部の負担を少なくする点で、非常に効果的であったという。総務部や東大和市の商品センターのユーザに対し30分程度の操作説明を行っただけで、すぐに使えるようになった。

「一応、簡単な操作マニュアルを用意したのですが、直感的に操作できるe-Survey+の場合、みなさんすぐに使えるようになってしまい、マニュアルの出番はあまりないようです(笑)」(豊嶋氏)

 IT資産管理の中枢であるIT推進部においても、以前はツール専任の社員を置いて管理していたが、e-Survey+はその必要がなく、アシスタント任せでほとんど問題なく運用できているという。





特長


特長 1

エージェント非常駐型。直感的かつシンプルな操作性


 ここでe-Survey+の特長について簡単に“おさらい”しておこう。

◆エージェントを常駐させないシステムで、スムーズな導入を実現
 e-Survey+を管理用PCあるいはサーバ1台にインストールするだけでOK。各クライアントPCへエージェントをインストールするなどの手間は一切不要だ。

◆管理者の負担を軽減する“直感的な操作性”
◎収集されたデータは、「ハードウェア」、「ソフトウェア」、「諸契約情報」、「情報資産」の4テーブルにて管理。
◎分かりやすい直感的な操作インターフェースにより、誰でもカンタンに利用することができる。
 トーメンエレクトロニクス社では、IT推進部はもちろん、総務部、東大和市の商品センターもe-Survey+で情報を入力するようになり、全社一元管理を実現、リアルタイムに正しいデータが確認できるようになったという。





特長 2

ISO27001(ISMS)の取得・運用を強力にサポート!




◆ISO27001(ISMS)の取得を目指す企業にオススメ

 e-Survey+は多様な情報資産の洗い出し・価値決定から、リスク分析・評価の支援、情報資産のスピーディな検索・閲覧までを実現し、ISO27001(ISMS)の取得・運用を強力にサポートしてくれる。

 トーメンエレクトロニクス社でも、本稼動してわずか4ヵ月後に、ISO27001の審査において、e-Survey+によるハードウェア/ソフトウェアライセンス管理についてスムーズに了承を得ることができたという。

e-Survey+を活用し、ISO27001の認証を取得したことで、日本版SOX法に対応する準備も整ってきました」(国原氏)


主な機能

多様なIT資産のライフサイクル全体を紐付けて管理


非常駐型で、インベントリ情報を自動収集(自動スケジュール収集可能)
誰もがすぐに使えるカンタン操作で、導入・運用がスムーズ
専用サーバは不要。既存のPCでも管理可能
3種類のインベントリ収集方法を提供(ネット未接続PC情報収集可能)
インポート・エクスポート機能で、既存の管理レベルを落とさず運用可能
ソフトウェアライセンス管理や各PCのソフトウェアインストール状況を把握
正確なIT資産台帳作成をサポート
保守・リース・レンタルなどの契約管理(コストシミュレーション機能も)
導入〜廃棄までのトレース管理(故障履歴、移動履歴、持ち出し管理含む)
ISO27001(ISMS)の認証・取得を強力に支援する情報資産管理機能

ライセンスの超過使用・期限切れも一目瞭然

+拡大 ライセンスの超過使用・期限切れも一目瞭然
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e-Survey+を完全自社開発した、NDSならでは…の充実サポート


 e-Survey+を完全自社開発したニッポンダイナミックシステムズ社では、ユーザ企業のニーズをキャッチし、年に1〜2回の頻度でバージョンアップを行っている。

 実際、トーメンエレクトロニクス社など複数のユーザ企業からの声を受け「スケジュールに従ったインベントリ情報の自動収集機能」も追加されている。

 同社は、今後もユーザの声を反映させ、e-Survey+を進化させていく計画だという。

<トーメンエレクトロニクスからNDSへのメッセージ>

「これからも、自社開発ならではの手厚いサポートを維持・強化していって欲しい。」
「現在、Active Directory付属のツール、WSUSでセキュリティパッチを配信、e-Survey+
で管理情報のメンテナンスを行っているが、よりパソコン寄りの視点から、ActiveDirectoryとの整合性・親和性を高めたアドオンをリリースして欲しい。」



スペック

製品名 IT資産管理&シミュレーションシール「e-Survey+」
メーカー ニッポンダイナミックシステムズ
クライアント側OS Windows98、Windows98SE、WindowsMe、WindowsNT4SP6
…以上は一部機能制限があります。
Windows2000 SP4、WindowsXP SP2、WindowsVista(Business/Enterprise/Ultimate)、Windows 2000 Server SP4、Windows Server 2003 SP2
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 エージェントを常駐させないため、クライアント側の必要スペックは限定しておりません。
サーバ側OS Windows2000 SP4、WindowsXP SP2、WindowsVista(Business/Enterprise/Ultimate)、Windows 2000 Server SP4、Windows Server 2003 SP2
サーバ側対応プロセッサ PentiumIII 1GHz以上推奨
サーバ側必要メモリ容量 512MB以上推奨
サーバ側必要ディスク容量 500MB以上の空き容量
サーバ側その他動作環境 ・.NET Framework2.0(CD同梱)
・SQLServer2005Express(CD同梱)
・IIS(※)
※運用方法によって必要になります。詳細は、別途、問い合わせ下さい。
その他特記事項 ・クライアントにはエージェントは常駐しません。
・e-Survey+は既存のパソコンやサーバに導入することが可能です。
※詳細は、別途、お問い合わせ下さい。


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株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
部署名:ソリューション営業
住所:〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-22-3 NDSビル
TEL:03-3439-2001
FAX:03-3439-4811
e-mail:solution@nds-tyo.co.jp
URL:http://www.nds-tyo.co.jp/e-survey/


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