ERPの「リアルタイム性」を本当に引き出せているか!?
ERPの導入により、基幹システムの統合や経営の「見える化」を図る企業は多い。だが、ルートセールスやオンサイト保守などにより外出する社員が多い企業の場合、外出先からでは社員がERPの画面を直接さわれないため、ERPのリアルタイム性を最大限に活かせない。
この問題解決のため、外出している社員全員にモバイルPCを携帯させるとなると、膨大なコスト負担がかかってしまう。ましてや持ち運ぶ重量の増加や電源の確保、通信コストの制約もあるため難しいだろう。
また、ERPによる業務効率化の面から見ても、ITリテラシーが低いユーザの多い企業では、社員やスタッフがシステムを使いきれずERPの効果を十分に活かせないこともある。
そこでERPの有効活用に大きく貢献するのが、ユビキタスERPソリューション。ウィルコムの最新スマートフォンであるAdvanced/W-ZERO3[es]から社内のSAP ERP(R)にアクセスでき、外出先からでもリアルタイムでERPの閲覧・更新が可能だ。
導入前 |
ERPで活用するまでに大きなタイムロスが発生! |
■オフィス機器販売A社
オフィス機器の販売を全国展開しているA社では、販売後のメンテナンスは十数社に及ぶパートナー企業に委託している。全国くまなくサービスエリアを網羅するために、1000以上のサポート拠点を展開しているが、各拠点のスタッフは数名といったケースも多い。
【A社の課題】
既にERPを導入していながら、委託先のパートナー企業とのやりとりは紙ベースで行っているため、最新の在庫情報をERPに反映するまでに、大きなタイムロスが生まれてしまう。そのため、在庫切れによるトラブルが起こることもあり、リアルタイムでの「モノやお金の流れの見える化」を実現できなかった。
【顧客からの修理依頼への対応】
(1)顧客からの修理やメンテナンスの依頼は、A社のサポートセンタで一括して受け付ける。
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(2)サポートセンタは、その内容を対象エリアのサポート拠点へ電話で連絡。
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(3)連絡を受けたサポート拠点は、担当のサポートスタッフを顧客のもとに派遣。サポートスタッフは、修理やメンテナンスを行いながら、顧客を数件回る。
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(4)サポート拠点に帰社してから、報告書を手書きで作成し、A社のサポートセンタへFAXで送信。
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(5)A社のサポートセンタでは、翌営業日に受信したFAXをもとに、「修理内容」「使用した部品」などを顧客管理システムに入力。修理部品の在庫管理などは、この時点で導入済みのERPと連携することになる。
導入後 |
モバイル利用で報告内容を即座にERPに反映 |
【ユビキタスERPソリューション導入によるメリット】
顧客訪問後に、スマートフォンから即座にERPにアクセス可能。修理部品の在庫量に変化があった場合でも、リアルタイムでERPに情報を反映できるようになった。これにより、在庫管理や財務面でも業務の効率化を図ることができた。
【モバイルとの連携後の対応】
(1)顧客からの修理やメンテナンスの依頼は、A社のサポートセンタで一括して受け付ける。
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(2)A社では、委託先のサポートスタッフにスマートフォンを支給しており、サポートセンタで受け付けた顧客からの依頼は、GPSによる位置情報をもとにして、もっともスムーズに顧客先へ移動できるサポートスタッフのスマートフォンに直接連絡。
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(3) 顧客の元で修理やメンテナンスを行ったサポートスタッフは、作業終了後や移動時間などを利用して、スマートフォンによる音声入力で報告書を作成。
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(4)報告書の内容は、A社のERPに即時反映される。
その他にも |
様々な利用シーンに対応したモバイルアプリケーション群 |
ユビキタスERPソリューションは、上記のメンテナンス技術者のケースのほか、SAP NetWeaver Mobile(R)が提供する様々な利用シーンに応じた標準モバイルアプリケーションを用意。ユーザのニーズに合ったERPとモバイルの連携システムを短期間で導入できる。
【販売管理向け】
リアルタイムの受注登録/照会に役立つ。またリモートで得意先情報のトレース、即座の新規案件への更新、パイプライン可視性の向上が可能。
【営業マンの得意先サービス向け】
サービス指図、基本契約及び設備データへのオフラインアクセスが特長。また、クレームの記録/アクセスができるので素早いクレーム対応を実現。
【頻繁に遠方拠点に出張するユーザ向け】
タイムシート、経費のオフライン報告が可能。ビジネスルールのコンプライアンスにも有効。
【ルートセールス/ストアデリバリ向け】
オーダーの迅速な処理や、価格設定と請求書の確認、トラック在庫の管理、最適経路のガイダンスに役立つ。
リアルタイム |
スマートフォンから自社ERPへアクセスできる |
ユビキタスERPソリューションは、社内のSAP ERP(R)とデータ同期を行うSAP NetWeaver Mobile(R)を活用しており、スマートフォン上のアプリケーションとERPのセキュアな接続を可能にする。これにより、外出先からでもリアルタイムで情報を反映/閲覧することができる。
スマートフォンからのアクセスでは、通信時のデータ量を最小化するので、スムーズに利用可能。通信不可能な状況でも、オフラインで情報を参照することができる。また、作業報告及びエスカレーション発生時には、付属カメラで撮影した画像を添付できるのもスマートフォン活用のメリットだ。
音声入力 |
高性能の音声入力によりタッチレスで報告書を作成(追加機能) |
スマートフォンに高精度の音声入力機能を付加することで、報告書レベルの長文入力を煩わしいキー操作なしで行うことも可能。 |
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位置情報活用 |
モバイルの位置情報により在庫供給元決定を最適化 |
スマートフォンが持つ端末位置情報の取得機能によって、スタッフの現在位置情報を瞬時に把握。これにより、最寄りの担当者を特定して、在庫供給元決定を最適化できる。 |
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モバイル開発とERP開発での優れた実績による高い信頼性
ユビキタスERPソリューションを提供するスペース・ソルバは、携帯電話ミドルウェア開発や、モバイルアプリケーション開発で優れた実績を持った企業であり、携帯端末とERPシステムとの連携でもハイクオリティサービスを提供する。 |
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製品名(サービス名) | ユビキタスERPソリューション |
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サービス提供会社 | スペース・ソルバ |
サービスメニュー(提供可能な製品群) | SAP NetWeaver Mobile(R)を活用したモバイルビジネスアプリケーションの導入支援 ・コンサルティング ・開発 -カスタマイズ、新規開発 -音声入力、位置情報活用機能の付加 ・運用保守 |
動作環境 | SAP ERP(R)、Windows Mobile(Advanced/W-ZERO3[es]) |
オプションサービス | − |
その他特記事項 | その他提供しているサービス・製品 【ERP導入支援】 SAP ERP(R)に代表されるERPパッケージの導入支援 全体設計から運用開始までの全フェーズに対応 (XIなどのNetWeaverソリューションにも対応可能) 【ERP運用】 SAP ERP(R)の運用保守サービス 【オープンシステム】 オープン系のシステム開発、保守 自社パッケージ製品の販売 |
価格情報 お問い合わせ下さい。 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
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掲載企業
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