会議用マイクスピーカー「PJP-25UR」


ヤマハ

Keyレポ

  • 基本情報
  • 会議用マイクスピーカー「PJP-25UR」の特長
  • 会議用マイクスピーカー「PJP-25UR」のケーススタディ
  • 会議用マイクスピーカー「PJP-25UR」のスペック

会議用マイクスピーカー「PJP-25UR」

掲載日:2007/12/14

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
Web会議システムやPCベースのソフトフォンを、ヘッドセットを使わず複数人で行ったり、出張先などでも使いたいユーザ。
製品形態 ハードウェア
製品概要 12個のアレイマイクと可動式マイクアームによる高い収音能力、ヘッドセット不要、小型で軽量、USBバスパワーで駆動する使いやすさが特長の、Web会議用マイクスピーカー。
価格情報 希望小売価格6万3000円(税込)
サポート
エリア
全国


■Web会議のあり方を変える、画期的マイクスピーカー[PJP-25UR]


企業の拠点間を結ぶコミュニケーションツールとして、PCベースのWeb会議システムの導入が急速に進んでいる。それにともない、Web会議用マイクスピーカーへのニーズもますます高まっていることは、周知のとおりだ。

従来のWeb会議は、ヘッドセットと小型Webカメラを使い、各拠点1人ずつ参加する形式が主流だった。しかしヘッドセットは長時間の会議の場合耳への負担が大きく、また各拠点から複数人数で、しかも自然な音声でWeb会議を行いたいという要望が、ユーザから強く出されるようになった。ヤマハはこうしたニーズに対応し、すでに高性能マイクスピーカー「PJP-100UH」を発売、好評を博している。

今回ヤマハが発表した「PJP-25UR」は、より手頃な価格となり小規模拠点でも容易に導入できる。しかも持ち運び可能なコンパクトモデルで、かつ高性能エコーキャンセラーを搭載したマイクスピーカーだ。その特長を詳しくご紹介しよう。





特長


話しやすい

適応型エコーキャンセラーと可動式マイクアーム


これまでのWeb会議用簡易型マイクスピーカーは、スピーカーから出た音声をマイクが拾ってしまうためにエコーが発生することがあった。またエコーを避けるためにスピーカーから再生中はマイクをオフにしてしまうため音切れが起きたり、双方向の同時会話ができないなどの問題があった。

PJP-25URは、この音質上の課題を一挙に解決。適応型エコーキャンセラーの搭載により、マイクを常にオンにしていても、マイクが収音したスピーカーからの再生音を自分のスピーカーから出た音と認識して除去するため、スムーズな双方向の同時会話が可能となった。

またPJP-25URには、12個(4個×3列)のマイクがアレイ状に配列され、従来にない高い収音能力を実現している。しかも2本の可動式マイクアームを動かして収音範囲を変更できるため、さまざまなシチュエーションで会議参加者の声を確実に収音できるようになっている。

▲PJPの「適応型エコーキャンセラー」のしくみ

▲PJPの「適応型エコーキャンセラー」のしくみ

聞きやすい

ヤマハの音声技術により、複数人数の円滑な同時会話が実現


PCベースのWeb会議やソフトフォンでは、ヘッドセットを使って会話することが多い。しかしヘッドセットでの長時間の会議は耳に負担が大きく、疲労度も高い。また同一拠点から複数人数でWeb会議に参加する場合、隣同士の人がなぜかPCとヘッドセットを通して会話をするという、おかしな状態になってしまう。

PJP-25URを使えば、複数人数による同時参加が可能となる。しかも、遠隔地の相手がその場にいる感覚で、自然な会話が実現する。ヤマハの音声技術の粋を集めたPJP-25URが、会議の生産性向上に大きく貢献するのだ。

また通常のUSBバスパワー駆動のスピーカーでは、複数人数の参加に耐えうる音量が得られなかった。PJP-25URは各種の音声技術の活用により、参加者全員が聞きやすい十分な音量での再生を実現している。

▲PJP-25URは、USBバスパワー駆動で簡単接続

▲PJP-25URは、USBバスパワー駆動で簡単接続

使いやすい

多彩な会議シチュエーションに対応、しかも持ち運び可能


PJP-25URは、2つのマイクアームを可動させ、状況に合わせて収音範囲を変更することができる。参加者が1人でも4人でも、モニタがノートPCでも大型ディスプレイでも、会議場所が自席でも会議室でも、さまざまなシチュエーションに対応した使い方が可能だ。

またPJP-25URは、B5サイズに収まる小型サイズで、570gの軽量だ。またUSBケーブルをPCにつなげば使えるため、余計なケーブルも少なくてすむ。PCと一緒に社内のどこにでも気軽に持ち運ぶことができ、バックに入れて出張先から遠隔会議に参加することも可能だ。まさにWeb会議のスタイルを変える、画期的なマイクスピーカーだといえるだろう。




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ケーススタディ


活用方法 1

Web会議と連携させ、多地点・多人数の遠隔会議を実現


PJP-25URは、少人数での使用に最適なWeb会議用マイクスピーカーだ。小型・軽量のため簡単に持ち運びができ、各拠点の参加人数や会議テーブルの形状、またモニタの種類に応じて、さまざまな使い方が可能となっている。





活用方法 2

ボイスチャットやソフトフォンのマイクスピーカーとして活用


インスタントメッセンジャーやスカイプを使ったボイスチャットや、PCベースのソフトフォンによる音声通話を行う際にも、PJP-25URが活用できる。ヘッドセットの不便さから解放され、複数人数が参加した快適な遠隔会議が実現できる。


活用方法 3

PCと接続して音楽再生やプレゼンテーションに活用


PJP-25URはスピーカー2個を搭載しており、小型ではあるがCD並みの広帯域音声をステレオで再生できる。出張先や夜のオフィスでPCと接続して音楽を再生したり、プレゼンテーションやeラーニングに活用することも可能だ。PJP-25URは、会議以外の多彩なシーンでも使えるマイクスピーカーなのだ。

▲出張先で音楽再生用スピーカーとしても利用できる

▲出張先で音楽再生用スピーカーとしても利用できる

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■ヤマハの会議システムラインナップ


ヤマハでは、今回紹介した高性能マイクスピーカー「PJP-25UR」以外にも、用途に応じた会議用マイクスピーカーを用意している。

● PCに接続し、遠隔会議のマイクスピーカーとして使用
PJP-100UH
 ・5人以上で遠隔会議に参加したい。
 ・より高音質で音声が再生できるマイクスピーカーがほしい。
 ・会議室に常設したい。
PJP-50R
 ・PCベースのWeb会議だけではなく、アナログ電話でも通話したい。
 ・Web会議にアナログ電話からも参加したい。
PJP-300V
 ・マイク、カメラ、スピーカー一体型で、液晶モニタと一緒に使いたい。
 ・机の上のマイクや配線ケーブルをなくしたい。

●PCを使わずに、音声会議のマイクスピーカーとして使用
PJP-100H/PJP-50R
 ・Web会議システムは、資料共有や映像配信にのみ利用する。
 ・音声通話は、より音質が良いIP電話会議システムの通信機能を利用したい。






スペック

製品名 PJP-25UR
メーカー ヤマハ
寸法 229(幅)×152(奥行)×34(高さ)mm
重量 570g
電源 USBバスパワー駆動、セルフパワー駆動(ACアダプタ別売)
形状 など 音声会議機器
対応プロトコル -
LANインターフェース -
通信回線 -
映像符号化方式 -
音声符号化方式 -
映像インターフェース -
音声インターフェース USB2.0 Full Speed
アナログ入出力各1系統(ステレオミニジャック)
[周波数帯域]
300〜20000Hz(ステレオ再生時)
[本体スピーカー]
2個、モノラル再生、ステレオ再生(スピーカーのみ使用時)
[本体マイク]
アレイマイク(4個*3列)
その他特記事項 適応型エコーキャンセラー
マイクアレイ制御
スピーカースレテオ再生
ファームウェアリビジョンアップ(PCよりUSBで転送)
製品サイトURL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/products/25ur/


価格情報


希望小売価格6万3000円(税込)


補足説明

サポートエリア


全国


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製品・サービスの取扱い企業


ヤマハ株式会社
部署名:サウンドネットワーク事業部
住所:静岡県浜松市中沢町10-1
TEL:053-460-3445
FAX:053-460-2829
URL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/

備考: 問い合わせ/メールは上記URLから「お問い合わせ」に進む。


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