IT資産管理&シミュレーションツール「e-Survey+」

●ネットワーク上にあるクライアントPCのインベントリ情報を収集
　管理用PCから必要な時に、ネットワーク上にあるすべてのクライアントPCの「OSバージョン」、「ハードウェアスペック」、「インストール済みソフトウェア」など詳細情報を把握できる。　
　特定のクライアントPC（1台or複数台）を指定して情報収集したり、あらかじめスケジュール（月・週・日・時間）を設定して、定期的に自動収集する機能も備えている。
 
●クライアントPCへの負荷はゼロで、常に最新情報を把握できる
　各クライアントPCにシステムが常駐しない方式（非常駐型）のため、クライアントPCへの負荷増はなく、メモリ増設などの追加投資も必要ない。
　常に正確なインベントリ情報を把握することで、現場ユーザからの問い合わせにも即座に対応できる。

●ソフトウェアの管理状況をワンクリックで確認
　各クライアントPCから収集したインベントリ情報をもとに、ライセンス管理されているソフトウェアの一覧表示が可能（右図参照）なだけでなく、更に個々のクライアントPCについて「インストールするべきソフトウェアがきちんと入っているかどうか」ワンクリックで抽出＆確認することができる。  

●ライセンス状況を自動的にチェック＆管理者にアラーム表示！
　ライセンスの状況はいつでも正確に把握でき、従来のような手作業でのチェックは不要。ライセンス数が残り僅かのソフトウェアや、更新期日が近づいているソフトウェアをアラーム表示してくれるので、チェック漏れによるライセンス超過使用や期限切れといったトラブルを事前に回避できる。

●リースや保守契約の管理もおまかせ！
　更に、リース契約や保守契約など様々な契約関連情報の一覧表示画面では、契約終了期日が近づいたものがアラーム表示され、契約更新漏れやリース終了に伴う返却忘れといったケアレスミスを減らし、適切でスムーズな契約更新をサポートしてくれる。

●コスト集計も部署ごとに管理が可能
　契約部署や費用按分部署別に表示が可能。契約情報の管理や費用の集計も確実に実行できる。

●資産コストシミュレーションで迅速な経営判断を！
　次年度の購入計画や多数の契約などにともなうコストシミュレーションが簡単にでき、迅速な経営判断を実現。シミュレーション結果はCSV形式でアウトプットし、Excelで加工＆分析することも可能だ。  

●ソフトウェア購入の無駄をなくし、不正ソフトウェアの使用を防止
　ある部門で保有している未使用ライセンスを、不足している他部門で利用させることで、不足部門がそのソフトウェアライセンスを新たに買ってしまう“無駄”を防ぎ、コスト削減を実現。また、不正ソフトウェアの使用を防止し、コンプライアンス面でも非常に効果的。

●情報セキュリティの基盤となる情報資産を正確に把握
　「ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）」や「Pマーク」の認証・運用を成功させるポイントとして、“情報資産の洗い出し”が適切に行われるかどうか…どの情報が、どこに、どのような形態で、何件保管されているかといった情報資産のリスト化が重要だ。
　e-Survey+は、システム上の情報資産をスピーディに正確に洗い出し、網羅性・信頼性のある情報資産台帳を提供してくれる。

●情報資産の価値決定やリスク分析・評価の支援
　ISMSの構築ステップは、適用範囲の決定から基本方針の策定、リスクアセスメント、リスク対応、リスクの受容まで実に細かなステップがあり、簡単に実現することはできない。
　e-Survey+は、全社の情報資産状況を正確に把握し、ハイレベルなリスクアセスメントを実現するため、ISMSの認証取得・運用を強力に支援する。

●バラバラに存在する情報資産を関連づけて管理が可能
　個々の資産情報は、関連するその他情報と紐付けて管理することで、はじめて高度で柔軟な資産管理が実現する。例えば、ある「ソフトウェア100ライセンス」は、その100ライセンスが「どのクライアントPCにインストールされているのか」、更に「それらのクライアントPCのリース期間がどうなっているのか」…といった関連情報を紐付けて管理することが求められる。もちろんe-Survey+でもこれが可能になっている。  

●ワンクリックで、必要な情報を関連付けて提供
　こうして紐付けられた関連情報は、ワンクリックで抽出・閲覧することができ、別購入のメモリを挿したままリース終了のクライアントPCを返却してしまう…といった致命的なミスを排除できる。

▼導入企業：JASDAQ上場の情報システム会社（PC管理台数：200台） 
 
▼導入経緯：
・J-SOX法対応の事前準備として、資産の洗い出しと管理を定期的に
　実施することを決定、IT資産管理ツールの選択を開始。
・「機能の多さよりも、IT資産管理に特化したシンプルな操作性の製品」
　「継続して実施する必要があるため、メーカーの対応が良いこと」
　…といったポイントを選択基準として検討、e-Survey+の導入を決めた。

▼導入効果：
・まず操作が簡単になったことで、運用にかかる工数が減り
　管理部門のコスト削減につながった。
・専門知識のないスタッフでも簡単に管理データを検索・ソートでき、
　CSVでエクスポートしてExcelで容易に加工できるようになった。
・ソフトウェア購入時に確実に申請が行われるようになり、
　社員のライセンス管理に対する意識改革にもつながった。

▼導入企業：東証1部上場の大手半導体商社（PC管理台数：1000台）  

▼導入経緯：
・ACCESSによる情報資産管理も、システム肥大化に伴い作業が煩雑に。
・更にISO27001認証取得のためのハードウェア／ソフトウェア管理を
　実施することになり負担倍増。
・専任者を置けない事情もあり、
　「必要充分な機能と、シンプルな操作性を備えたIT資産管理ツール」
　…という条件で検討した結果、e-Survey+が最適との判断に至った。

▼導入効果：
・＜ハードウェア／ソフトウェアのリースとレンタル契約＞それぞれ別々の
　台帳と担当者で行っていた情報資産管理を一元管理に移行、
　知りたい情報をすぐに抽出できるようになった。
・多数の社員が使うようになった結果、契約情報の管理精度が向上、
　不正データの発見も容易になった。
・ISO27001認証取得の予備審査において、e-Survey+で実施していた
　ハードウェア／ソフトウェア管理について了承を得ることができた。