Data Domain Appliance シリーズ丸紅情報システムズ |
掲載日:2007/09/28 更新日:2007/10/03 |
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バックアップ業務を圧迫するデータ肥大化の3大要因とは?
あなたの会社は、保存データの肥大化に困ってはいないだろうか?
保存しなければならないデータ量が増えたことで、多くの企業で膨大なデータのバックアップが深刻な課題となっている。
「データ肥大化の3大原因」とも言われているのは、
(1)企業のIT化の進展やメール文化の浸透などによる ビジネスデータの増大
(2)多世代バックアップや長期保存の義務化による保存期間の長期化
(3)データ保護のための複製保存の増加
である。
これまでの主流であったテープバックアップ装置では、データを取り出すのに時間がかかりすぎ、また、保管場所にも困るなど、実用上の問題がある。そこで、ハードディスクへのバックアップが注目されているが、記憶容量あたりのコストがテープと比較して非常に高いなど、設備投資と維持のためのコストが大きな負担となっている。
“丸紅流バックアップ術” 高圧縮率のストレージアプライアンス
こうしたデータ肥大化の3大要因をまとめて解決できる画期的なソリューションを提供しているのが、データバックアップの分野における草分け的存在であり、専門技術者と高いノウハウ、豊富な構築実績を持つ丸紅情報システムズだ。
そして、“丸紅流・超圧縮バックアップ術”とも呼ばれる独自のディスク容量節約手法の中核をなす製品が、海外でも導入が急増しているデータドメイン社のバックアップ用ストレージアプライアンス「Data Domain DiskBackup Appliance」である。
「Data Domain DiskBackup Appliance」は、US特許を取得した高速な重複検出を行い、"De-dupe(非重複化)技術"とLZ圧縮による"Global Compression(TM)"により、データを平均1/20以下( * )に圧縮して保存できる。これにより、ディスクスペースの利用効率向上と、ディザスタリカバリにおけるデータ複製時間の短縮を実現できる。
*データの構造及びバックアップの方法により圧縮率は異なります。
特長1 |
“De-dupe(=非重複化)技術” データを平均1/20に圧縮し保存 |
「Data Domain DiskBackup Appliance」は“De-dupe(=非重複化)技術”とLZ圧縮により、データを平均で1/20以下に圧縮することができる。
「Data Domain DiskBackup Appliance」の高速な重複検出機能は、データをバックアップする際、データ全体を複数の細かいセグメント(=構成要素)に分割する。次に、バックアップデータを保存する際に、分割したセグメントごとに更新状況を参照し、新しい要素や更新された要素のみを記録し、過去にバックアップした同一セグメントはインデックスのみを記憶する。
同一の構成要素が重複して記録されることを防ぎ、実際のディスク容量よりも多くのデータをバックアップすることが可能となり、テープと同水準以上の投資対効果が実現する。また、ディザスタリカバリにおけるデータ複製時間の短縮も図れる。
特長2 |
データの完全復元性を最優先した信頼のアーキテクチャ |
「Data Domain DiskBackup Appliance」 は、バックアップデータを確実に保護するために、データ書き込みが正常に行われたかベリファイ(=確認)する機能や、リストア時にデータの異常に気付くといったことがないように定期的にチェックするデータプロテクション機能を実装している。
また、既存データ上に誤って上書きすることのない構造、RAIDの整合性を安全にする仕組みなども実装し、データの完全復元性に最大限の配慮をしている。
特長3 |
WANを経由したデータの遠隔地保管でディザスタリカバリに対応(*) |
「Data Domain DiskBackup Appliance」の“De-dupe(=非重複化)技術”は、WANなどを経由した遠隔サイトとのレプリケーションにも応用することができる。これにより、低帯域のWAN環境であっても多量のデータ・レプリケーションが行えて、かつ、運用に関わる経費や回線コストなどTCOも大幅に削減することができる。 *オプション
CASE1 |
NetBackup メディアサーバのネットワークディスクとして活用 |
それでは、実際に「Data Domain DiskBackup Appliance」を使った事例を見ていくことにしよう。
シマンテック社の「NetBackup (DiskBackup)」を採用しているユーザのDisk to Diskバックアップの事例である。
NetBackupがインストールされたメディアサーバに、ネットワークディスクとして「Data Domainアプライアンス」 を置いた。 「Data Domain DiskBackup Appliance」はNetBackupのメディアサーバのディスクになる。
NetBackupのディスクバックアップを実行すると、 「Data Domainアプライアンス」にデータが書き込まれる。このとき、 「Data Domainアプライアンス」 の“De-dupe(=非重複化)技術”が威力を発揮し、実際のディスク容量よりもはるかに大容量を実現するため、20倍前後のデータバックアップが可能になる。
CASE2 |
NETVAULT 仮想テープライブラリをDe-dupe(=非重複化)で最適化 |
バックボーンソフトウェア社の「NETVAULT」を採用しているユーザの、仮想テープライブラリ機能(*)によるバックアップの事例である。
NETVAULTがインストールされたメディアサーバのリモートディスクとして「Data Domain DiskBackup Appliance」を置いた。その中には、NETVAULTの仮想テープライブラリが入っている。NETVAULTが仮想テープライブラリにバックアップを実行すると、 「Data Domain DiskBackup Appliance」にデータが書き込まれる。このとき、 「Data Domain DiskBackup Appliance」の“De-dupe(=非重複化)技術”が威力を発揮し、実際のディスク容量よりもはるかに大容量を実現するため、20倍前後のデータバックアップが可能になる。
CASE3 |
仮想テープオプションで移行 テープバックアップと運用は不変 |
テープライブラリを利用している既存のバックアップ環境に「Data Domain DiskBackup Appliance」を追加するケースである。
「Data Domain DiskBackup Appliance」には、そのオプション機能として、ファイバチャネル接続をサポートする仮想テープライブラリ・ソフトウェア「VTL」がある。このVTLを活用し、既存環境テープライブラリと仮想データライブラリを並存させた。たとえば、長期保存するデータは既存テープライブラリに、短期的により重要度の高いデータは「Data Domain DiskBackup Appliance」の仮想テープライブラリにそれぞれバックアップするといった柔軟な運用が可能だ。
また、ユーザとしては、既存テープライブラリにバックアップするのと同じ運用方法で「Data Domain DiskBackup Appliance」にバックアップするだけだから、運用は不変だ。
製品名 | DD580 |
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メーカー | Data Domain |
寸法 | W 48.3cm x D 66cm x H 13.3cm |
質量 | 35.5kg |
電源 | 115VAC/230VAC 6.0/3.0Amps |
筐体タイプ | ラックマウントタイプ (3U) |
プロセッサ | - |
キャッシュ容量 | 4GB 〜 |
最大容量 | 7.5TB (外部シェルフ3台増設時 : 31.5TB) |
RAIDタイプ | RAID-6 |
データ転送速度 | 800 GB/hr |
LANインターフェース | 2 copper 10/100/1000 (オプション Dual GbE copper / Fiber) |
ストレージインターフェース | ファイバチャネル (オプション) |
OS | Data Domain Operating System (DD OS) |
その他特記事項 | 平均的な期待格納容量 (*1) 最大1.25PB (一般的な企業データを毎日フルバックアップした場合の平均的容量) (*2) 最大550TB (一般的な企業データを毎週フルバックアップ、毎日差分バックアップした場合の平均的容量) |
価格情報 Data Domain Appliance シリーズ 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
丸紅情報システムズ株式会社
住所:東京都渋谷区渋谷 3-12-18 渋谷南東急ビル
URL:http://www.marubeni-sys.com/
掲載企業
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