ディスク・バックアップ・アプライアンス DXiシリーズ


ティーモステクノロジック

Keyレポ

  • 基本情報
  • ディスク・バックアップ・アプライアンス DXiシリーズの特長
  • ディスク・バックアップ・アプライアンス DXiシリーズのケーススタディ
  • ディスク・バックアップ・アプライアンス DXiシリーズのスペック

ディスク・バックアップ・アプライアンス DXiシリーズ

掲載日:2007/09/19

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
バックアップ・データの容量増加で悩んでいるユーザ。データの遠隔地保存を検討している企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 独自技術によりバックアップのデータ容量を軽減できるディスク・バックアップ装置。バックアップの効率化だけでなく、ディザスタリカバリのソリューションとしても効果的。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


激増するデータ容量に救済策はあるのか?


多くの企業にとって深刻な問題となっているデータ容量の増加。特に設計・開発データ、各種ドキュメント、画像を中心とした非構造化データが急増している。日々データが増加し続けるなか、企業にとってデータバックアップは大きな課題だ。

● バックアップが終らない
● リストア時間を短縮したい
● データの長期保管が必要である
● データの遠隔地保管が必要である


このような課題をクリアする方法はあるのだろうか。



特長


De Dupe

重複保存をなくしバックアップコストを大きく軽減


バックアップの課題を解決するため、クアンタム社DXi3500/DXi5500に採用された新技術が「De Dupe(デデュープ)」である。これは「重複回避保存」のことであり、バックアップ済みのデータと重複する部分(冗長ブロック)は保存せず、重複しない部分のみを追記していく方式だ。
従来のバックアップソフトによる差分バックアップが、ファイル単位の「重複回避保存」とすれば、 DeDupeはブロック単位の「重複回避保存」を実現する。ファイルを8KBから数10KBのブロックに分割し、特殊なアルゴリズムによりブロックレベルでデータの重複を判別し保存する。すでに保存済みのブロックを発見した場合、そのブロックのディスクへの保存を省略することにより、バックアップ・データ量を10〜20分の1にできる





上図のように格納される容量、バックアップの世代数が増えるほど、コストメリットが大きくなり、初期投資や運用コストを軽減できる。
また、同様のDe Dupe機能を持つ競合製品と比較した場合、クアンタム社が長年培ってきたVTL(仮想テープライブラリ)での速度パフォーマンスと、実容量あたりの価格(バイト単価)で優位性が高いのも大きなメリットだ。


T2L紹介

卓越した技術情報力で新たな価値創造に挑戦


ティーモステクノロジック株式会社(以下、T2L)は、常に先進の情報と豊富な技術力でサーバ、ストレージ、ネットワーキングなどのITインフラストラクチャを総合的に提供するテクノロジー・ベンダだ。顧客のニーズに応じてコンサルティング、提案からシステム構築、サポートまでをワンストップで提供する。
特に卓越した技術情報力に高い評価があり、業界では重要なポジションを占めている。その顧客は富士通、東芝、ソニー、NTT、KDDI、大日本印刷、東大、東工大、アッカ・ネットワークス、ソフトバンク、ルネサステクノロジなど、日本を代表する組織が名を連ねる。

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ケーススタディ


Backup効率化

ファイルサーバ統合後のバックアップの効率化


■課題
T社は運用コスト低減とセキュリティ向上の目的で、ファイルサーバを統合したが、バックアップに問題が発生した。「集約された膨大なデータをいかにしてバックアップするか……」と担当者は頭を抱えた。
■T2Lの提案
T2Lが提案したのは、ファイルサーバにDXi5500をFCでダイレクトに接続し、NDMPによる高速なバックアップを実現することであった。 T2Lはメーカの検証結果を元に、自社にて動作検証を実施し、パフォーマンスと効率の高いバックアップシステムとしてNDMPバックアップを推奨している。
バックアップウインドウの短縮とデータの世代管理を効率的に実現することに成功し、極めて効果的なデータの保護が実現できた」と、担当者はT2Lの提案を高く評価している。T社は次の段階として、DXiによるデータレプリケーションを検討している。





DR

オンラインで効率的なディザスタリカバリ


課題
Y社はテープにバックアップしたデータを、2拠点間で輸送し保管していた。データの増加に伴い運用管理コストが膨らみ、また輸送によるリスクも無視できないと考えていた。担当者は「拠点間でのデータ転送に十分な回線を導入するには高いコストがかかって現実的ではないため、データの遠隔地保存をどのようにすべきか」と、悩んでいた。
T2Lの提案
T2LはデータレプリケーションのソリューションとしてDXi3500を提案。ユーザ環境にて検証したところ、WANに流れるデータを最小限まで抑えることができることがわかった。また、DXiはデータ暗号化機能を持つため、セキュアなデータ通信が可能だ。「既存のWAN回線を利用して、低コストながら安全性の高いディザスタリカバリが可能になった」と担当者は喜んでいる。


既存WANで低コストながら安全性の高いディザスタリカバリが可能

既存WANで低コストながら安全性の高いディザスタリカバリが可能

ILM

低コストで効率的なILMを実現


■課題
I 社は社内でサーバが乱立し、増え続けるデータの管理とデータ保護に悩みを抱えていた。ついに、トップダウンで「セキュアでシンプルなデータ管理を実現せよ」との通達が来た。
■T2Lの提案
そこで、T2LはILM(Information Lifecycle Management:情報ライフサイクル管理)とDXi3500の組み合わせを提案した。
ILM とDXi3500は極めて相性がいい。DXiはVTL接続のほかにNFS、CIFS共有接続もサポートするため、ILMのセカンダリストレージとして活用できる。ILMによってプライマリーストレージからDXiへ移動し、保存されるファイルにはDe Dupe機能が働き、データの重複を回避することで、低コストで効率的なILMを実現する。





ILMにより、ファイルサーバ内に保管されているデータから1ヵ月間以上アクセスがないファイルをDXi3500にマイグレート(透過的に移動)することで、約70%の容量の確保を実現し、日々のバックアップウインドウを大幅に短縮することに成功した。担当者は「極めて効率的なファイル管理が行えるようになった」と、胸をなでおろしている。

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スペック

製品名 DXiシリーズ
メーカー Quantum
寸法 【DXi3500】 483(幅)×685(奥行)×88(高さ)mm : 2U
【DXi5500】 483(幅)×645(奥行)×222(高さ)mm : 5U
質量 【DXi3500】 22.68kg
【DXi5500】 55.34kg
電源 AC100〜240V 50Hz/60Hz
筐体タイプ ラックマウント(DXi3500: 2U / DXi5500: 5U)
プロセッサ -
キャッシュ容量 -
最大容量 10.8TB (750GB HDD × 24)
RAIDタイプ RAID 5
データ転送速度 最大800GB/時(DXi5500), 最大290GB/時(DXi3500)
LANインターフェース 1000Base-T x2 (NFS、CIFS共有 / iSCSI )
ストレージインターフェース Fibre Channel (2Gb) ×2〜4ポート
OS -
その他特記事項 互換性のあるバックアップソフトウェアについては http://www.quantum.com/swcompguide.aspx をご覧ください。
主なバックアップソフトウェア・パッケージ、OSなどと互換可能です。
製品サイトURL:http://www.quantum.co.jp/product_info/disk_based_backup/index.htm


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製品・サービスの取扱い企業


ティーモステクノロジック株式会社
住所:東京都千代田区岩本町2丁目11番9号 イトーピア橋本ビル
TEL:03-5833-5670
FAX:03-5833-5671
e-mail:info@thymos.co.jp
URL:http://www.thymos.co.jp/index.html


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