PRINT STAGE


カシオ計算機

Keyレポ

  • 基本情報
  • PRINT STAGEの特長
  • PRINT STAGEのケーススタディ
  • PRINT STAGEのスペック

PRINT STAGE

掲載日:2007/06/27

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
内部統制の一環として印刷ログを一元管理し、紙からの情報漏洩を抑止したい企業。印刷コストを削減したい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 ネットワーク接続されているプリンタを一元管理し、印刷ログの取得や印刷イメージの保管、印刷環境の強制設定などが行える印刷管理ツール。
価格情報 PRINT STAGEサーバ
1ユーザライセンス
28万円(税別)
サポート
エリア
全国


なぜ減らない?紙からの情報漏洩


 情報漏洩対策はいまや企業の重要課題の1つ。対策が強化されているが、依然として多いのが『紙』による情報漏洩だ。情報漏洩の原因の半数近くが『紙』によるものだといわれている。

 情報セキュリティ対策を強化している中でも、紙からの情報漏洩対策は行っていないという企業が多いのではないだろうか。その理由として『紙による情報の持ち出しは痕跡(ログ)が突き止めにくい』『紙は持ち出しが簡単』など、セキュリティ対策が難しい点が上げられる。しかし、内部統制の強化を行う上でもセキュリティ対策の徹底は重要だ。

 そこで今回は、セキュリティ対策が難しい『紙』に対するカシオ計算機のプリントセキュリティをご紹介しよう。






『セキュリティ対策』が『コスト削減』につながる!?


 内部統制の強化やセキュリティ対策にはコストがかかると思われがちだ。しかし、プリントセキュリティ対策を導入することで、同時にプリントコストの削減が行えるのをご存じだろうか。

 印刷管理ソフト「PRINT STAGE」を使ったプリントセキュリティは、一般的な印刷ログだけではなく、プリントした中身まで確認できる印刷イメージを保管することでセキュリティ強化を実現する製品だ。複数のプリンタが混在するオフィス環境でプリンタを一元管理することで、コスト削減を行うこともできる製品なのである。






特長


Security1

印刷ログ管理による牽制効果で情報漏洩対策


 プリントセキュリティの基本は、いつ誰がどのようなプリントを行ったかという印刷ログの管理を行うことだ。「PRINT STAGE」は、ネットワークに接続されたプリンタに対して
『いつ:日時』 『誰が:ユーザ』 『どこに:出力先名』 『どれだけ:出力枚数』
といったログを取得し、管理することが可能。これによって、履歴が残るという牽制力が働き、機密文書のプリントや扱いに対する社内の意識向上を図ることが可能だ。

 また、カシオのプリンタを使用している場合には、『印字率』や『地紋印刷』『認証印刷』などの細かいログを把握することも可能で、プリンタ使用時のルールが徹底されているかを確認することもできる。





Security2

印刷イメージの保存で追跡調査


 万が一印刷物による情報漏洩が発生した場合、印刷内容がわからないとログを追い切ることが困難だ。その点、「PRINT STAGE」は『印刷イメージ保存機能』で印刷ジョブを任意に期間保存することができ、管理画面をクリックするだけで実際に印刷した内容をプレビュー画面で確認することが可能だ。これなら、情報が流出した場合もそのプリントを行った人が誰かなど追跡調査することが可能だ。また、印刷物の内容がログとして残っているため、不正な印刷を抑止する効果も生まれる。

 印刷イメージを保存する場合、保管のための容量や管理の手間が心配になるが、独自のファイル形式でデータ容量を圧縮し、一定期間単位で自動的にまとめることも可能なので安心だ。

印刷イメージ保存機能画面

+拡大 印刷イメージ保存機能画面

コスト削減

印刷環境統一設定機能と課金設定で用紙・消耗品の削減を実現


 「PRINT STAGE」は、プリントコストの削減に役立つ機能も備えている。

 たとえば、両面印刷やマルチページ印刷、モノクロ印刷などでコスト削減を考えていても、これらの設定は各人がプリント時に行わなければならないため徹底が難しい。しかし、本製品の『印刷環境統一』機能を使えば、オフィス内のプリンタの印刷設定を強制設定することができて、コスト削減のためのルールを徹底することが可能だ。

 また、『課金設定』機能を使って『カラー・モノクロごと』『用紙サイズごと』などで課金を設定することができるため、セクション単位や部単位で課金額を集計してプリントコストの『見える化』が可能だ。現在かかっているコストが見えれば削減目標の設定も明確にでき、コスト削減効果も示すことができるようになる。




総合管理

他社のプリンタも管理できるマルチベンダ対応


 社内のプリンタは、目的や用途に応じてメーカーや機種が様々だ。印刷管理は同一メーカー製品じゃないと行えない場合もあるが、「PRINT STAGE」は管理するプリンタを選ばないマルチベンダ対応。

 メーカーを問わず、ネットワークに接続されたプリンタを一元管理可能だ。

 混在環境でもプリンタの総合管理が行える製品である。



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ケーススタディ


導入例

重要情報を守り、さらにコスト削減に成功!


 顧客情報など重要情報を多く扱うK社では、紙を経由した情報の流出を抑止するために「PRINT STAGE」を導入した。

 K社では、印刷ログと印刷イメージの保存を行うことにし、社内に対して印刷ファイル名だけではなくその中身もわかることを通達。これによって抑止効果が働き、社内のプリントセキュリティに対する意識を向上させることができた。

 さらに、強制的に両面印刷を行わせることで、プリントコストの削減に成功。課金設定による印刷コストの数値化で、コストに対しても牽制効果が働き、印刷コストの削減も実現している。

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「SPEEDIA」と組み合わせてさらなるセキュリティ強化を実現


 カシオのカラーページプリンタ「SPEEDIA」を組み合わせれば、また違った切り口でより強固なセキュリティ対策とコスト削減が可能だ。

 たとえば、ICカード認証印刷に対応した「SPEEDIA N3500/N6100」を導入すれば、ICカードをプリンタにかざさないと印刷されない仕組みを作ることができ、印刷物の放置や間違ってほかの人が印刷物を持ち去るといったことをなくすことが可能だ。

 これは、個人情報や機密情報、人事情報や組織図といった社内の人間にも漏らすことのできない機密度の高い情報を印刷する際にも非常に有効。また、印刷をしたのに忘れてしまい再度印刷してしまうという無駄も多いが、上記の環境なら一定時間を経過した印刷データは自動的に消去されるため、放置プリントなどの紙の無駄をなくすこともできる。





スペック

製品名 PRINT STAGE
メーカー カシオ計算機
クライアント側OS Microsoft Windows 98/Me/2000/XP
Windows NT 4.0(SP3以降)、Windows Server 2003
Windows Vista(2007年9月対応)
クライアント側対応プロセッサ Intel Pentium processor 133MHz以上
クライアント側必要メモリ容量 32MB以上
クライアント側必要ディスク容量 約50MB
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS Windows 2000 Server、Windows NT Server 4.0(SP3以降)
Windows Server 2003
サーバ側対応プロセッサ Intel Pentium processor 500MHz以上
サーバ側必要メモリ容量 64MB以上
サーバ側必要ディスク容量 約500MB
サーバ側その他動作環境 -
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://casio.jp/ppr/products/software/printstage.html


価格情報


PRINT STAGEサーバ
1ユーザライセンス
28万円(税別)


補足説明
PRINT STAGEクライアント:10ユーザライセンス付き

サポートエリア


全国


補足説明

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製品・サービスの取扱い企業


カシオ計算機株式会社
部署名:国内営業統轄部 システム企画部
住所:〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
TEL:03-5334-4638
FAX:03-5334-4408
URL:http://casio.jp/ppr/


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