SecureCube Access Check


NRIセキュアテクノロジーズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • SecureCube Access Checkの特長
  • SecureCube Access Checkのケーススタディ
  • SecureCube Access Checkのスペック

SecureCube Access Check

掲載日:2007/06/28

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
ITシステムの運用に対するアクセス管理強化を求められている方。アクセス管理にかかるコストや手間を削減したい方。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 本番システムに対するアクセス申請/承認も含むアクセス制御と、アクセスログ取得/検索を可能にするアクセス制御・監査ツール。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


システム運用時のアクセス管理、しっかり対策されていますか?


 内部統制対応や重要資産を守る意味で、ITインフラの運用やシステム管理にもはや必須といっていいアクセス管理。IT統制を実証するために、システムメンテナンス時に監査人立ち会いのもとにアクセス管理など行えば、コストも手間かかる。また、システムへのアクセスログはあるものの、アクセスを誰が承認したかまでは示せないことが多く、これではIT全般統制の要件を満たすことができない企業も多いはずだ。

 アクセス管理は、システムメンテナンスなどが発生するITインフラの運用時にも継続的に行って行かなくてはいけないもの。その管理負担と管理コストを削減し、継続的なアクセス管理を強力に支援するのが「Access Check」だ。



特長


特長1

エージェントレスで容易に導入が可能


 「Access Check」は、ITシステムに対するアクセスを制御し、ログの取得などを行うアクセス管理・監査ツール。

 サーバにエージェントをインストールするタイプのツールは本番サーバの既存アプリケーションの動作など懸念されるリスクも多いが、その点、本製品はエージェントレスで、アクセス先のサーバとアクセス元のクライアント端末の間にAccess Checkサーバを設置するだけと、簡単に導入が可能だ。サーバ側のID設定変更などは不要で、ネットワーク設定など一部変更するだけで容易に導入できる製品である。





特長2

『アクセス申請』『アクセス承認』でアクセス統制を実現


 本製品は、個別のアクセス申請に対して承認/拒否を行うきめ細やかなアクセス制御が可能だ。サーバに対して、『いつ、誰がアクセスしたか』だけではなく、『誰がアクセス承認を行ったか』まで証明でき、IT全般統制で求められているアクセス管理を構築することが可能である。

 アクセス承認が必要だとはいえ、定期メンテナンスの時など、その都度アクセス申請を行うのは面倒だ。その場合は、1度申請を行えば次回以降アクセス申請を行わなくても決められた時間にシステムにアクセスできるような運用も可能である。





特長3

ログの取得/検索機能で適切な運用を証明


 本製品は、TELNET、FTP、HTTPプロトコルの入力コマンドレベルの全文ログを取得。この3つのプロトコルに対しては、管理対象サーバに対していつ誰がどのような操作を行ったかを詳細に把握することができる。

 他のTCPプロトコルに対しても、サマリーログを取得し、アクセス履歴を追うことが可能だ。また、許可されていないIDで何度もアクセスが試みられた時など、不正アクセスの兆候も管理者に対して月次報告される。これらの機能により、適切な運用が行われていることが容易に証明可能だ。


特長4

監視対象のサーバや端末側のOSに依存せず制御可能


 「Access Check」は、監視対象サーバとアクセス元の端末PCの間にAccess Checkサーバを置き、通信プロトコルによるログの取得とアクセス制御を行っている。そのため、サーバのOSやアクセス元の端末PCのOSやソフトに依存せずアクセス管理が行える。

 また、複数の異なるOSを採用したITシステムに対するアクセス管理も、一元的に行うことが可能だ。


特長5

フェールオーバーを含む運用・監視機能で円滑な運用を支援


 本製品は、アクセス管理機能以外に、本システム自体を運用・監視する機能も搭載している。たとえば、Access Checkサーバは正副のホットスタンバイ構成を標準で採用しており、正系サーバの障害時のフェールオーバー機能や、正系サーバ復旧時のフェールバック機能も標準で装備。

 また、エラー発生時に管理者に通知する機能や、ディスク容量のチェック機能、プロセスの起動状態の確認と自動再起動機能なども装備しており、他の運用監視ツールを導入しなくても、円滑な運用が行える




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ケーススタディ


ユーザ企業

日本版SOX法対応のために


 ITシステムの開発を外部企業に委託しているA社は、IT全般統制の中でも特に重要な開発者による本番環境へのアクセス制御を徹底することが課題のひとつだった。

 そこで、A社は「Access Check」を導入し、本番環境へのアクセス制御環境を構築。その結果、外部監査を受ける際も、アクセス承認の結果とログのつきあわせができるため、スムーズな監査対応が行えるようになった。さらに、アクセス管理をシステム化したことで、システムメンテナンス時のアクセス管理にかかっていた人件費を大幅に削減することにも成功している。


SI企業

システムサービスレベルだけでなくアクセス管理を差別化の1つに


 ITシステムの開発を委託されたSI企業のB社は、開発委託元に対する内部統制の証明を求められることが増え、その対応に苦慮していた。

 そこで、「Access Check」を導入してシステムメンテナンス時などのアクセス管理を徹底。アクセス承認の履歴なども提示することができるようになり、内部統制の証明が行える体制を作ることに成功している。システム開発や運用案件を獲得する際にも内部統制の証明は一種の差別化となり、B社にとって本製品を導入してアクセス管理をきちんと行っていることは、コンペなどでも有利な条件となっている。

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18号監査にも対応可能な体制の構築を


 日本版SOX法の施行を目前に控え、系列会社や開発委託元からIT全般統制への対応が求められている企業も多いだろう。18号監査は、運用時にも継続的な統制が行われているか証明する必要あるため、その対応に耐えうるシステムと体制が必要だ。

 本製品を使った継続的なアクセス管理体制があれば、独立監査法人による内部統制の有効性のお墨付きともいえる18号監査にも対応することができる。IT全般統制の基盤ともいえるアクセス管理には、ぜひしっかりとした体制を整えておこう。



詳細は随時開催されるセミナーで


NRIセキュアテクノロジーズでは、ユーザ企業やパートナー企業向けのセミナーを随時開催している。「Access Check」を使ったアクセス管理が更に詳しくわかるセミナーへの参加を希望する方は、アンケート回答へ。

※開催日以降または満員などにより上記セミナーは予告なく締め切らせていただくことがあります。あらかじめご了承下さい。なお、セミナーのお申し込みは、下記アンケートより受け付けております。



スペック

製品名 SecureCube Access Check
メーカー NRIセキュアテクノロジーズ
クライアント側OS -
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS RedHat Enterprise Linux 3.0 ES
サーバ側対応プロセッサ 上記OSが稼働する機器 Xeon 3.0GHz 以上を推奨
サーバ側必要メモリ容量 1GB以上を推奨
サーバ側必要ディスク容量 蓄積するログの期間等に依存
サーバ側その他動作環境 -
その他特記事項 -


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