ウイルス感染メールやスパムメールの送信もブロック
情報漏洩対策など、企業のコンプライアンス対応としてメールのフィルタリングは重要度を増している。しかし、盲点となっているのが社内にあるウイルスに感染したPCなどから社外に送られてしまうメールへの対応。これはインバウンドメールにたいするウイルス対策やスパム対策ではブロックできず、そのまま外部に流出すれば企業のセキュリティ対策の甘さを露呈する結果になる。また、ブラックリストに企業ドメインが載ってしまうこともあり、こうなると業務メールが届かないという事態にも。
ウイルス感染により送信されるスパムメールを社外に出さないためには、インバウンドだけではなく、アウトバウンドメールもフィルタリングする必要があるのだ。
特長1 |
インバウンド・アウトバウンドを1つのアプライアンスで |
「Mail Gate Appliance」は、インバウンドメールとアウトバウンドメールのスパム対策を1台で実現できる製品。たとえば、社内のウイルスに感染したPCが踏み台となってスパムメールが送信される場合などは、ブラックリストだけで行う通常のスパムフィルタでは送信を阻止することはできないが、本製品を使えば社内から送信されるスパムメールもブロックできる。
社内から送信されるスパムメールもインバウンドメールと同じフィルタで判定されるため、同様に高い判定率でブロックが可能だ。
特長2 |
添付ファイルの中身までスキャンする『コンテンツフィルタ』 |
本製品のコンテンツフィルタは、メールのヘッダから本文、そして添付ファイルの中身までスキャンし、フィルタリングが行える。メール本文や添付ファイル内にポリシー違反となるコンテンツがあった場合もその送受信をブロックでき、効果的な情報漏洩対策が可能だ。
また、キーワードや正規表現で検索を行い、フィルタにかかったメッセージに破棄や返却・検疫・配送などの処理を設定し、自社のセキュリティポリシーに沿ったメール処理を容易に行うこともできる。添付ファイルの削除や注釈の挿入といった処理も行え、メールを介した情報漏洩を効果的に防止可能だ。
特長3 |
アプライアンス&管理GUIで導入も管理もカンタン |
特長4 |
メールセキュリティに必要な機能をすべてカバーする統合型製品 |
本製品は、『コンテンツフィルタ』と『アンチスパム』のほかに、『アンチウイルス』『エッジ防御』『ポリシー制御』、そして『暗号化』機能まで備えたブレード型ライセンス方式の統合メールセキュリティ製品。
必要に応じて機能が組み替えでき、それぞれの機能がライセンス方式で提供されるので、必要な機能だけを選んで適正コストで導入可能だ。また、予算やセキュリティ強化計画に応じて、段階的な導入もできる製品である。
ケース1 |
既存セキュリティ対策にコンテンツフィルタをプラス |
アンチウイルスとアンチスパムのアプライアンスを導入済みのA社は、情報漏洩対策とメールサーバの負荷軽減のために、新たな設備の導入を検討していた。そこで、既存のアプライアンスを残したまま、本製品を導入した。アンチウイルス、アンチスパム以外の必要な部分だけをライセンス契約で導入したので、既存資産をいかしつつ適正コストでメールのセキュリティ強化を行うことができた。
A社では、これを機会にセキュリティポリシーを明確化。本製品の導入によって情報漏洩対策とメールサーバの負荷軽減を実現するとともに、インバウンドだけでなくアウトバウンドのメールをコンテンツフィルタにかけることでセキュリティポリシーに反する添付ファイルを付けたメールの送信をブロックするなど、セキュリティポリシーに沿ったメールの運用を実現している。
ケース2 |
コンテンツフィルタの導入と同時にアンチスパムの判定率もアップ |
メールのセキュリティ対策強化のためにコンテンツフィルタの導入を検討していたB社。そこで、コンテンツフィルタを導入する目的で本製品の導入を決め試験運用したところ、アンチスパムの判定率も従来導入していた製品よりも高いことがわかり、これを機にアンチスパムとアンチウイルスも本製品に置き換えることにした。
本製品を導入したことで、B社は社内からウイルス感染によって送信されるスパムメールなどの送信も食い止めることができるようになり、また、メールのセキュリティ対策を本製品に1本化して管理運用の負担軽減にも成功している。
フィルタにかかったメール処理は『Secure Messenger』で
「MailGate Appliance」のコンテンツフィルタによってポリシー違反したメールを食い止められるが、メールのその後の処理が次の課題となる。フィルタリングされたメールの中には協力会社と共有しておきたい情報などもあり、それをやりとりする手段が必要になる場合もあるだろう。
本製品に『SecureMessenger』の機能を組み合わせると、ポリシー違反としてフィルタリングされたメールをSecureMessengerに転送するようポリシー設定することで、本来ポリシー違反となるようなメールもWebメールで受信できるようになる。WebメールならSSL通信でメールの受信経路が暗号化されることになり、履歴もとれるために個人情報が含まれる可能性があるメールデータを安全な経路でやりとりすることが可能に。このように、本製品でメールに対するセキュリティポリシーの徹底からコンプライアンス対応、そしてポリシーに反するメールの安全なやりとりまで実現できるのである。
製品名 | MailGate Appliance |
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メーカー | Tumbleweed Communications Corporation |
寸法 | 42.6(幅)×772(奥行)×43(高さ)mm |
重量 | 18.4Kg |
電源 | AC110-220V |
筐体タイプ | ラックマウント(1U) |
プロセッサ | Intel DualCore Xeon 5110 4MBキャッシュ、1.66GHz、1333MHz FSB |
メモリ容量 | 2GB RAM |
内蔵HDD | 146GB SAS x 2(RAID 1) |
その他ドライブ | DVD-ROM |
セキュリティ機能 | コンテンツフィルタリング機能 エッジディフェンス機能 アンチスパム機能 アンチウイルス防御機能 ウイルスアウトブレイクプロテクション機能 ポリシー管理機能 |
対応プロトコル | SMTP, SMTP over TLS |
ポリシー数 | - |
スループット | 18メッセージ/秒 |
LANインターフェース | 10/100/1000 Base-T x 2 |
その他インターフェース | USB2.0 x 4、RGB x 2、シリアル x 1、マネジメントポート x 1 |
OS | 専用OS |
その他特記事項 | インバウンドだけでなく、アウトバウンドでのフィルタリングにも最新ファームで対応 |
製品サイトURL:http://www1.dtc.co.jp/products/security/203.php |
価格情報 186万円(税別)〜 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
デジタルテクノロジー株式会社
住所:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里 5丁目7-18 コスモパークビル 5F
TEL:03-5604-7816
FAX:03-3802-3400
e-mail:mktg@dtc.co.jp
URL:http://www1.dtc.co.jp/products/security/203.php
掲載企業
デジタルテクノロジー株式会社
住所:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里 5丁目7-18 コスモパークビル 5F
TEL:03-5604-7816
FAX:03-3802-3400
e-mail:mktg@dtc.co.jp
URL:http://www1.dtc.co.jp/products/security/203.php