新しい組織への改組は、ファイルサーバ見直しのチャンス
業務効率やセキュリティのアップといった観点から、サーバによるファイル管理のニーズはますます高まっている。しかし、いざファイル管理の体制やシステムを見直すとなると「導入や運用・管理に手間がかかる」「具体的にどこから手をつければよいかわからない」といった状況から、結局見送ってしまっている企業も多いだろう。
とはいえ「組織が使用するファイルサーバの容量に、不足がないか」といったスペック面や、「そもそもファイルの管理場所は適切なのか」といったコンプライアンス面の課題は、そのままにしておいてよいというものではない。
そこで注目したいのが、部門・拠点の統廃合や新設といった企業内での組織変更。新しい組織になったときこそ、ファイルサーバを見直す、大きなチャンスなのだ。
そして新規でファイルサーバ導入が必要であるという結論に達したならば、とかく面倒になりがちな「アクセス集中時のシステム処理性能の維持」「エラー発生による障害の回避」「データアップデートの頻度」「データバックアップ」「保全性、信頼性」「データ容量増加」といった運用課題をクリアできるデルの部門ファイル&プリントサーバパッケージの導入を検討してみてはいかがだろうか。
それではデルの部門ファイル&プリントサーバパッケージとは、どのような特長を持つのかを見ていこう。
特長1 |
シングルソケットの汎用タワーサーバ |
部門ファイル&プリントサーバパッケージのベースとなるサーバは、PowerEdge 840 (1Sタワー)。 |
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特長2 |
最新プロセッサテクノロジーを搭載 |
PowerEdge 840ではクアッドコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー3200番台(Kentsfield)を提供。デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー3000番台比、最大で72%もの性能向上が実現。
さらにSCSIの次世代規格、SAS(シリアルアッタチドSCSI、Serial Attached SCSI)を採用。より高速かつより高い信頼性、可用性や大容量もカバーすることで、エントリーサーバでありながら、小規模オフィスや部門での導入には充分なリソースとなっている。
特長3 |
小規模オフィスでのファイル管理に適したOSをプリインストール |
部門ファイル&プリントサーバパッケージでプリインストールされているのがMicrosoft Windows Server 2003。セキュリティと可用性、パフォーマンスの向上に重点を置いて開発されたサーバ用OSだ。
Active Directoryがサポートされていることにより、ファイルの一元管理を行う際のユーザ認証や、アクセス権限の設定などが容易に実現できるため、よりセキュアにファイル管理ができるのも特長の1つとなっている。
効果その1 セキュアにファイル管理が可能
ファイルをファイルサーバで一元管理している場合、誰しもがすべてのファイルにアクセスでき、誰しもがファイルの更新や削除ができるようになっているのでは、セキュリティ的にも万全とは言いがたく、また悪意のある改ざんや誤消去などの問題も発生しうる。
そこで重要なのが、ファイルへのアクセス権限管理だ。ファイルサーバ内のフォルダごと、ファイルごとに、「書き込み」「読み取り」「アクセス」などの可否を、ユーザIDごとに付与することで、例えば「経理関係のフォルダ内のファイルは、経理部門及び役員のみがアクセス可」「期間限定の契約社員は特定のファイルのみアクセス可とし、契約満了時には権限を削除」といった管理を行うことで、セキュリティ面を強化できるわけだ。
効果その2 ファイル管理がシンプルになることでTCOを削減
また企業や組織内のファイル管理がより効率的になることで、管理業務が削減されたり、類似ファイルを2重3重に保管することに要していたリソースを有効活用できるようになったりするため、TCOの削減にもつながる。
ケース1 |
営業所の統合を機に、ファイル管理も一元化 |
流通業のA社は、経営の効率化のために小規模の支店や営業所の統廃合を進めている。
受発注に関する数値的なデータなどは、基幹業務システムで全拠点を統合しているが、それ以外の「提案書」「仕様書」「見積書」などは、各自がクライアントPCで個別に管理していた。
この方式では、同じような提案書や仕様書を、その都度各社員が作成するなど、業務が非効率であったり、そもそもファイル管理が個人に依存しているため、上司による管理も徹底されず、セキュリティ上、問題にもなったりもしていた。
A社は小規模な拠点が多く、統合後でもクライアントPCが10台未満という支店もあるため、エントリー向けの「部門ファイル&プリントサーバパッケージ」を導入。Active Directoryがサポートされていることによりファイルの一元管理を行う際のユーザ認証やアクセス権限の設定を容易に実現した。
ケース2 |
新設部署でファイルサーバを新規導入 |
デジタルコンテンツ制作を行っているB社では、市場ニーズの変動に対応するため、「営業」「マーケティング」「技術」といった既存の部門の枠を越えた新部署を設置した。 |
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製品名 | PowerEdge 840(部門ファイル&プリントサーバパッケージ) |
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メーカー | デル |
寸法 | 439(高さ)×198(幅)×500(奥行き)mm |
質量 | 19.05Kg(最大構成) |
電源 | 標準420W×1基(冗長電源未対応) |
筐体タイプ | タワー型 |
プロセッサ | クアッドコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー 3200番台 デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー 3000番台 |
メモリ容量 | ECC DDR2 533/667 SDRAM(デュアルチャネル対応)バッファなしDIMMソケット×4(システム最大8GB) (注1) |
内蔵HDD | 3.5インチHDD最大4基搭載可、ホットプラグ対応オプション |
その他ドライブ | 光学・テープドライブ×2、FDD×1 |
LANインターフェース | オンボードBroadcom(R) ギガビット・イーサネット・コントローラ (注2) |
その他インターフェース | − |
OS | Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2 Standard Edition 日本語版(5CAL付) |
その他特記事項 | (注1) ※同容量、同仕様のモジュールを2枚1組で使用した場合に限りデュアルチャネルの性能を得られます。 ※PCIカードのオプションパーツの仕様及びOSの制限などにより、搭載物理メモリのすべてが使用できない場合があります。 (注2) [オプション] インテル(R) PRO/1000PT シングル・デュアル・ギガビット・イーサネット・アダプタ Broadcom(R) BCM5708 (TOE対応)/5721 ギガビット・イーサネット・コントローラ Broadcom(R) BCM5721 ギガビット・イーサネット・コントローラ |
製品サイトURL:http://www.jp.dell.com/sale/ |
価格情報 43万815円(税込・送料別) 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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住所:〒212-8589 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア東館20F
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