Steelhead


ソリトンシステムズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • Steelheadの特長
  • Steelheadのケーススタディ
  • Steelheadのスペック

Steelhead

掲載日:2007/03/26

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
サーバ統合やWAN経由のデータ・バックアップをご検討中の企業様、帯域は確保しているがアプリケーション速度で悩んでいる企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 WAN経由のアプリケーションを高速化するアプライアンス。分散するサーバ、ストレージなどのインフラストラクチャを統合し、LAN同様のパフォーマンスを実現する。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


「これじゃ仕事にならない」――WAN越し通信が遅すぎる!


ブロードバンド大国となった日本。広帯域のネットワークが安価に利用できるようになった今、企業のITシステムは従来と大きく変わりつつある。

セキュリティ・運用面を考慮してサーバ統合を図ったり、また拠点間の災害対策ソリューション等の導入を進めたりしている企業も少なくないはずだ。

だがその結果、WAN環境において以下のような問題を抱えることになってはいないだろうか。

【LAN環境に比べて、レスポンスがはるかに悪い!】
・アプリケーションの問題/ファイル共有に時間がかかる
・メールやグループウェアへのアクセスが遅すぎる
・ストレージの問題/深夜に行っているバックアップが朝までに終わらない
 災害対策のためにディザスタリカバリ体制を構築したいのに・・・

→ブロードバンド環境なのになぜ??






勘違いしてない? 帯域が広くなってもスピードは上がらない!


実のところ、広帯域のネットワークを安価に利用できるようになっても、想定したようなスループットが出ないのは仕方のない面もある。というのも、遅延の大きさと帯域の利用効率の悪さは避けられない問題だからだ。

TCPの送信アルゴリズムは、データを送信する際に送信側と受信側との間でパケットが届いたかどうかを確認し合う仕組みがある。この制御パケットがネットワーク間を何度も往復することで遅延が重なり、アプリケーションやファイルアクセスのパフォーマンスに影響を与えてしまう。

だがこの原因は信事業者のサービス品質にあるわけではない。ネットワークプロトコルの非効率さにあるのだ。
 
→原因は遅延と帯域の利用効率の悪さにあった!






WAN経由のアプリケーションが速く!「Steelhead」アプライアンス


既存のネットワークを活用しつつ、アプリケーション速度を向上したい――。そうした悩みを解決するのが、ソリトンシステムズが販売するWAN高速化アプライアンス「Steelhead」だ。

リバーベッドテクノロジーが開発したこの製品は、WANを利用した拠点間通信においても、LAN同様のパフォーマンスを実現する。

サーバ統合時でも拠点からセンタへのアクセスを高速化し、アプリケーションの遅延問題を改善。たとえば、FTPで平均15倍・最大120倍、ファイル共有(CIFS)では平均20倍・最大200倍、ERPのWebクライアントで平均15倍・最大50倍という結果を打ち出している。

それでは詳細についてみてみよう。






特長


特長1

キャッシュ技術によりWAN高速化


Steelheadアプライアンスの1番の特長は、優れたデータキャッシュ・圧縮技術を備えている点だ。

まずSteelheadに届いたデータを、リバーベッド独自の辞書型パターンマッチ手法により過去に転送されたものかどうかを判別。

キャッシュにヒットしない場合、ネットワークに流れたデータパターンを辞書化してその都度キャッシュする。このときデータは小さなブロックと識別子で保存し、圧縮効率を高めるためにフローベース型を用いているのもポイントだ。

一方キャッシュにヒットした場合、Steelhead上に保存されたキャッシュデータを利用。WANを越えた対向のSteelheadには実データの代わりに識別子のみを転送する。

ファイルを変更した際は差分のみが転送されるため、WANトラフィックを劇的に削減することが可能だ。さらに一見別のファイルでも、同様のデータが含まれていればキャッシュにヒットする。





特長2

アプリケーションプロトコルの最適化を実現


特定のアプリケーションプロトコルを最適化することで、遅延影響の軽減化を図っている。

データセンタ―Steelhead間、クライアント―Steelhead間を仮想終端させることで、プロトコルの通信回数を削減。特に、Windowsファイル共有(CIFS)、データベース(MS-SQL)、Exchange(MAPI)、Web(HTTP)のパフォーマンス向上を実現している。

あらゆるアプリケーションで効果を発揮するのも大きな特長のひとつだ。





特長3

導入・設定から日々の運用管理まで容易に


導入や運用管理を容易に行えるのも嬉しい。機器の自動検出や自動トラフィック補足などの機能を備え、コンソール(CLI)にて、IPアドレス等基本情報を入力するだけでセットアップは完了できる。

また日々の管理はWeb管理ツールで実行し、詳細なレポートを作成可能だ。動向把握間隔は5分、1時間、1日、1週間から、またポート/アプリケーションごとのスループット・データ削減統計情報もキャッチできる。




このページの先頭へ

ケーススタディ


ケース1

外資系某大手銀行


【課題】 「顧客データ紛失」問題の回避とともに、支店間で標準のオペレーティング環境を導入したい

【実践】 2,500を超える世界中の支店にSteelheadアプライアンスを導入

【結果】
・世界中の支店間でアプリケーションが高速化・支店ごとのバックアップを全廃し、機密データ紛失のリスクを排除した
・ローカルアプリケーションをサポートするために新たな地域データセンタを置く必要がなくなり、一貫したパフォーマンスとより高度なデータセキュリティを実現した





ケース2

企業のネットワークにあわせた検証レポートを用意


ソリトンシステムズでは、Steelheadアプライアンスの導入を検討している企業を対象に、下記のような検証レポートを提供している。





現在企業で利用しているネットワーク回線において、Steelheadを利用したとき/利用しなかったときのファイルダウンロード時間等を比較することが可能だ。ぜひ1度、比べてみてはいかがだろうか。その速さに驚くはずだ。

このページの先頭へ

スペック

製品名 Steelhead 2020
メーカー Riverbed Technology
寸法 4.27(H)x44.7(W)x54.61(D) cm
質量 11.80 kg
電源 100-240V
筐体タイプ 1U
プロセッサ -
メモリ容量 -
内蔵HDD (キャッシュ容量)150GB
その他ドライブ -
セキュリティ機能 -
対応プロトコル -
ポリシー数 -
スループット (WAN最適化容量)10Mbps
LANインターフェース (バイパスNIC)10/100/1000x2、(管理用)10/100/1000x1
その他インターフェース -
OS RiOS(Riverbed Optimization System)
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.soliton.co.jp/products/steelhead/


このページの先頭へ

製品・サービスの取扱い企業


株式会社ソリトンシステムズ
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-3
TEL:03-5360-3811
e-mail:netsales@soliton.co.jp
URL:http://www.soliton.co.jp/products/steelhead/


掲載企業


株式会社ソリトンシステムズ
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-3
URL:http://www.soliton.co.jp/