■Web会議システムでは難しい多人数での会議を実現したPJP-100UH
1804年の創業以来、200年を超える長い歴史と伝統を誇る清水建設。売上規模は約1兆5,000億円(連結)で、世界でもトップクラスのゼネコンだ。 |
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導入の経緯1 |
Web会議システムの導入目的は[コスト削減]と[建設作業所支援] |
清水建設は営業・設計・施工が一体となったサービスを強みとし、様々な分野のプロフェッショナルがチームを組み、高度なプロジェクトに取り組んでいる。本社・支店・営業所などの拠点が国内外に広く分散しており、同時に非固定拠点である建設作業所が数多く存在している。こうした拠点間の円滑なコミュニケーションを実現するために、Web会議システムが必要になったと室田氏は語る。
「2004年にWeb会議システムを導入した理由は、まず全社的なコスト削減です。出張にともなう経費や時間のロスが大きな課題になっていました。加えて、当社の事業の根幹である建設作業所の支援を効率的に行うことも重要な目的でした。ブロードバンドが普及し、画像伝送技術も成熟した結果、Web会議を有効に使える環境が整った、と判断したのです。」(室田氏)
導入の経緯2 |
多人数が参加する円滑な会議が難しかった「Web会議システム」 |
しかしながら、導入したWeb会議システムには大きな課題が残ったと、山田氏はいう。
「Web会議システムは、ヘッドセットを使って個人対個人の会議を行うことを前提としています。例えば、本社と現場の技術スタッフ同士が1対1で、現場の写真を見ながら妥当な施工方法を検討するといった用途です。こうしたケースではWeb会議システムはヘッドセット以外の特別な機材がなくても有効に使えます。
しかし当初想定していた営業所長の定例会議など、多人数同士の会議では、マイクミキサーを使いハンドマイクを回しながら会議を行ったのですが、話し手がマイクを意識しなければならず、またハウリングにも悩まされました。設置や設定も煩雑で、円滑な会議にはほど遠い状態だったのです。」(山田氏)
選定の理由 |
「円滑な会議」を実現するための要件をクリアしたPJP-100UH |
こうした課題を解決し、円滑な多人数・多拠点会議を実現するために、同社はWeb会議システムと連携できる様々なマイクスピーカーを検討した。その要件は、以下のようなものだ。 |
▲誰でもが簡単に使えるPJP-100UHの操作パネル |
導入の効果 |
清水建設の「モノ作りコミュニケーション」を支えるPJPシリーズ |
同社では現在、全国の拠点をADSL、Bフレッツなどの回線で結び、Web会議システムを運用している。PJP-100UHを4台本社会議室に設置し、定例の営業所長会議のほか、週に20〜30回開催されるSS(生産・設計)会議でも積極的に活用している。 |
▲人数の少ない会議では、手頃な価格のPJP-50も大活躍している。 |
■コンパクトな会議に最適な音声会議システム「PJP-50R」の特長
1)高音質/16個のアレイマイクと高性能エコーキャンセラーにより、高い収音能力と再生能力で「話しやすさ」「聞きやすさ」を実現している。 |
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話しやすさ |
適応型エコーキャンセラー搭載で、スムーズな双方向会話を実現 |
ヤマハは、オーディオ製品などの開発で培った「音」に対するノウハウを豊富に持っている。これを活かした音声会議システムがPJPシリーズ。今回紹介したPJP-100UHは、USBとステレオアナログ入出力のインターフェースを持った、高性能会議用マイクスピーカーだ。
第1の特長は、これまでに例を見ない確実なエコーキャンセラー機能により、極めて円滑な双方向の会話を実現したことだ。一般に会議システムでは、スピーカーから再生された音がマイクに廻りこんでしまうことでエコーが発生する。PJP-100UHは自機から再生された音を収音しても、エコーキャンセラーでその音を確実に除去。さらに再生音の廻りこみを極小化する構造設計により、より聞きやすく話しやすい円滑な双方向会話を実現している。
聞きやすさ |
長時間の会議でも疲れない、聞き取りやすい音声を再生 |
第2の特長は、聞きやすさだ。PJP-100UHなら、USBかオーディオケーブルでPCと接続すれば、Web会議をTV会議のように多人数で快適に使用できる。これまで隣の人ともヘッドセット越しに会話をしていた不便な状況が解決。隣の人との会話も確実に収音され、また自然な音声なので長時間会議をしても疲れない。
使いやすさ |
どんな環境でも使用可能、USB接続で簡単セットアップ |
第3の特長は、どこでも簡単に使えること。PJP-100UHは、使用している環境を学習してエコーを確実に処理するため、反響の多い部屋など様々な環境下で使用することが可能だ。空いている会議室やスペースで、気軽に会議を始めることができる。またUSB接続であるため、セットアップも極めて簡単だ。
■ヤマハの会議システムラインナップ
ヤマハでは、今回紹介した高性能会議用マイクスピーカー「PJP-100UH」以外にも、用途に応じた音声&TV会議のシステムを用意している。
製品名 | PJP-100UH |
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メーカー | ヤマハ |
寸法 | 750(幅)×100(奥行)×65(高さ)mm |
質量 | 約2.9kg(電源アダプタ含まず) |
電源 | AC100V 50/60Hz |
形状 など | 会議用マイクスピーカー |
対応プロトコル | - |
LANインターフェース | - |
通信回線 | - |
映像符号化方式 | - |
音声符号化方式 | - |
映像インターフェース | - |
音声インターフェース | USB2.0 Full Speed アナログ音声入出力(径3.5mmステレオミニジャック) 【周波数帯域】 300〜7000Hz 【本体スピーカー】 アレイスピーカー(12個) 音量:85dB(0.5m)以上 【本体マイク】 アレイマイク(16個*2列) 指向性制御機能 |
その他特記事項 | 適応型エコーキャンセラー ノイズリダクション ファームウェアリビジョンアップ機能(PCよりUSB転送) 対応OS:Microsoft Windows XP/2000/Vista |
製品サイトURL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/products/pjp-100uh.html |
製品・サービスの取扱い企業
ヤマハ株式会社
部署名:サウンドネットワーク事業部
住所:静岡県浜松市中沢町10-1
TEL:053-460-3445
FAX:053-460-2829
URL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/
備考: | 問い合わせ/メールは、上記URLから「お問い合わせ」に進む。 |
住商情報システム株式会社
URL:http://www.scs.co.jp/yamahapjp/
掲載企業
ヤマハ株式会社
部署名:サウンドネットワーク事業部
住所:静岡県浜松市中沢町10-1
TEL:053-460-3445
FAX:053-460-2829
URL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/
備考: | 問い合わせ/メールは、上記URLから「お問い合わせ」に進む。 |