Codian MCU 4200/4500シリーズ

■他社MCUを使った拠点間接続の課題
従来のMCUの場合、HD端末を新たに追加導入したのに、既存のスタンダード(SD)端末からHD拠点の画像が見られないケースが多かった。このような問題があるため、各拠点のテレビ会議端末をすべてHD端末か、それ以外の端末に統一することが必要だった。

■Codian MCU シリーズを使う場合
拠点間のテレビ会議端末のメーカーや性能が異なる場合でも接続することが可能なため、いかなる環境でも安心して導入できる。

「Codian MCU シリーズ」は、現在HDの中で最も高画質である信号形式『1080P』に対応したソニーのテレビ会議システム「HG90シリーズ」に唯一対応しているMCUでもある(※)。

(※)CNA ReportJapan 特集レポート2007より

従来のテレビ会議システムは、運用管理の操作が複雑でユーザが敬遠してしまい利用頻度が上がらないといった問題があった。「Codian MCU シリーズ」は、リモコンからの直感的な操作を実現しているため、特別なトレーニングをしなくても日本語のガイダンスにしたがって簡単に操作を行うことができる。

また、ブラウザの管理者画面からは、会議中の画面レイアウトも柔軟にカスタマイズ可能(下図参照)。管理者は、参加者を任意の位置に指定することができる。会議のスケジューリングを行う段階であらかじめ配置を設定できるので、開始時の出欠確認もひと目でわかるのだ。

重要な会議を行う場合など、使用する帯域を大きくとって美しいテレビ会議を実現したいと思うこともあるだろう。しかし従来のMCUには、帯域を大きくして品質を重視すると、可能接続数が少なくなってしまうという欠点があった。

「Codian MCU シリーズ」は、広帯域幅・解像度での使用やH.264での使用、あるいは高度な画面レイアウト表示時も、参加拠点数や会議数が減少することがない。これにより、必要な接続数を保ちながら、常に高品質な音声と映像の配信が行えるのだ。

「Codian」では、マネジメントツール「Codian Management Platform」を用意している。このツールを使えば、「Codian MCU シリーズ」をより簡単に、高度に操作できるようになるので、「Codian MCU シリーズ」と併せての導入を是非オススメしたい。

「Codian Management Platform」は、次のような機能を持っている。

●1000ものカンファレンスを一度に作成
●Outlookのスケジューラと互換性があり、テレビ会議のお知らせを行なう自動メールを配信する
●「Codian MCU シリーズ」と「Codian IP VCR シリーズ」を連携してビデオ会議の録画・ストリーミングを行う場合、「Codian Management Platform」の記録ボタンをワンクリックするだけで操作完了　等