e-就業ASP

就業管理システム導入を妨げているものに、多様化する就業形態がある。これに対応するため、「e-就業」は、フレックス、シフト、パート、アルバイトなど、99種類までの勤務形態の設定ができる。運用形態も、パソコンから入力、タイムレコーダー、携帯電話で入力など、勤務環境に合わせた運用を実現。仕事番号ごとの就業時間集計も簡単に行えるほか、月中でも残業時間のチェックができ、所定時間を超えそうな従業員を確認できる。

「e-就業」は、ASP形態で提供することで、システム化のための時間やコストを削減できる。インターネットに接続できる環境であれば、どこからでもアクセスでき、ノートPCや携帯電話で出退勤を入力したり、各種申請が可能だ。支社支店のデータもセンターに統合し、就業データの一元管理が可能となる。もちろん、卓越した柔軟性でASPにありがちな制約も少ない。

業務に応じたワークフローを構築することで、報告、承認・決裁を大幅にスピード化できる。報告者と承認者の階層は4階層まで。休暇や残業などの各種申請は、最大99種類まで設定ができる。外出先からでも、Web上で勤務登録や休暇、残業等の申請・承認が可能など、フレキシブルな運用に対応する。

柔軟なシステム連携機能により、勤怠データを勤務実績データとして給与システムに転送できる。また、利益を確保するために不可欠となっている原価管理やプロジェクト管理システムなどへも作業時間を転送できる。もちろん、「e-就業」のみで個人単位やプロジェクト単位での作業時間を集計可能。プロジェクトの効率的な遂行と管理を実現する。

社員150名程度のソフトハウス。タイムレコーダーを導入し、社員ごとの労働時間は把握していたが、プロジェクト単位や業務単位での管理はできていなかった。プロジェクト管理システムの導入も検討したが、余計な作業が増えるだけと見送られていた。だが、時間が原価に結びつく業界であり、高精度なタイムマネジメントが求められていた。
そこで、導入したのが「e-就業」であった。マネージャは、スタッフの作業時間をリアルタイムに確認し、効率的なプロジェクト遂行が可能となった。

十数人のコンサルタント会社を抱える事務所で、スタッフは総勢で200名を超える。その代表者がタイムマネジメントの重要性に着目し、選択したのが「e-就業」であった。導入後は顧客企業の売上高と稼働時間をタイムリーに把握することで、課題の抽出がスムーズにできるようになった。
例えば、少ない時間で売上を確保している顧客は、満足度に問題があるかもしれない。時間がかかっているわりには売上が少ない企業は、効率的な業務の遂行ができていない可能性がある。入力業務の成果をフィードバックすることで、システム化への抵抗を減らすことに成功している。

首都圏を中心の眼鏡店をチェーン展開。デパートやショッピングセンターなど、入っているテナントごとに就業シフトが異なるうえ、それぞれ店員の雇用形態も異なる。これらがあまりに複雑なため、全社的な就業管理システムの構築ができないでいた。
従来、店長が手作業で店員の勤務スケジュールを作成し、それを消し込んでいくのが日課であった。さらにそのスケジュール表を本店に送り、管理部門で給与システムへ手入力していた。これら手作業をシステム化したのが「e-就業」の卓越した柔軟性であった。
スタッフごとの勤務形態を登録し、画面上で日々の月間スケジュールを作成。店長が店員の出勤状態をパソコンから入力し、それを本社で集計し給与システムへ転送する。手作業をなくし、店長と管理部門の負荷を大幅に軽減している。