音声会議システム プロジェクトフォン「PJP-100UH」


ヤマハ

Keyレポ

  • 基本情報
  • 音声会議システム プロジェクトフォン「PJP-100UH」の導入事例
  • 音声会議システム プロジェクトフォン「PJP-100UH」の特長
  • 音声会議システム プロジェクトフォン「PJP-100UH」のスペック

音声会議システム プロジェクトフォン「PJP-100UH」

掲載日:2007/02/15

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
Web会議システムを、TV会議のように多拠点・多人数で利用したいユーザ、会議システムの音質に不満を持っているユーザ。
製品形態 ハードウェア
製品概要 会議システムに最適な、32個のマイク、12個のスピーカー、適応型エコーキャンセラーを搭載した高音質マイクスピーカー。
価格情報 希望小売価格:25万2000円(税込)
サポート
エリア
全国


■会議システム活用の先進企業が、なぜ「PJP」を導入したのか?


本格的なブロードバンド時代を迎えた現在、NTTネオメイト社は、NTT西日本グループの情報流通基幹ネットワークのオペレーションとメンテナンスで培った技術力とネットワークをベースに、ビジネス戦略を支える様々なITソリューションを提供している。

同社は以前から、NTTの電話会議サービスや各種の音声会議システムを積極的に利用している。いわば会議システム活用の先駆的企業だ。得意先や開発ベンダとの間で同時音声会議を行い、迅速な意思決定とサービス提供を実現してきた。

2006年の8月、同社はブイキューブ社のWeb会議システムである「nice to meet you TV会議室パック」の採用を決定。同時に、その高性能会議用マイクスピーカーとして、ヤマハの「PJP-100UH」を5台導入した。その経緯や選定理由、導入成果とは……。株式会社NTTネオメイトの橋本秀俊氏にお話を伺った。

株式会社NTTネオメイト ITビジネス本部サービス開発部 橋本秀俊氏

株式会社NTTネオメイト
ITビジネス本部サービス開発部
橋本秀俊氏



導入事例


導入の経緯1

「使いやすさ」で、ブイキューブ社のWeb会議システムを採用


NTTネオメイト社がWeb会議システムの導入を決定した背景には、トップの熱い思いがあったと橋本氏は語る。

「以前から音声会議システムを頻繁に使っていましたから、意思決定の迅速化や経費の節減効果については十分に認識していました。加えて、弊社は拠点が多いため、幹部会議を相手の表情が見える環境で行いたいというトップの思いがあった。ブロードバンドも普及し、Web会議システムの導入は必然だったと思います。」(橋本氏)

では数あるWeb会議システムの中から、ブイキューブ社の「nice to meet you TV会議室パック」を選択した理由とは何か。

「まず使いやすかったことです。細かな技術的な設定が不要で、誰でもすぐに使える点を評価しました。またWeb会議システムでありながら、ヤマハのPJP-100UHと組み合わせることで、TV会議のように使える。さらに専用のネットワークを構築する必要がなく、社内のイントラに設置できることも決め手でした。」(橋本氏)

▲会議室に設置されたnice to meet youとPJP-100UH

▲会議室に設置されたnice to meet youとPJP-100UH

導入の経緯2

「音が良く、使いやすい」---それがヤマハのPJP-100UHの特長


Web会議システムを導入する際、同社では主に2つの用途を想定していたという。

「まず1つは、十数人が参加する定例の幹部会議での利用です。この場合、音が良いことが絶対条件になります。幹部会議は双方向の会話になりますから、音が途切れたり、スピーカーから再生された音がマイクに廻りこんでエコーが発生したりしてはいけない。この点、ヤマハのPJP-100UHを使うと音質が非常に良く、びっくりしましたね。」(橋本氏)

「2つめは、社員が日常の業務上で使用するケースです。拠点間や支店エリア内で、Webカメラと簡易マイクスピーカーを使って、電話やメールと同じ感覚でWeb会議システムを活用してもらうわけです。この場合でも会議室ではPJP-100UHを使うわけですが、音が良く、持ち運びができ、しかも専用機と違ってUSBケーブルさえあればどこでも接続できるという利点がありました。」(橋本氏)

▲操作パネルとUSB接続端子。  家電感覚で誰でも簡単に使える。

▲操作パネルとUSB接続端子。
 家電感覚で誰でも簡単に使える。


選定の理由

会議システム先進企業・NTTネオメイト社の橋本氏が語る選定理由


橋本氏によると、ブイキューブ社の「nice to meet you TV会議室パック」と、ヤマハの「PJP-100UH」を選定した理由は、次のように整理できる。 

nice to meet you TV会議室パック
1)インストール不要で、細かな技術的な設定も必要ないため、極めて使いやすい。
2)専用のネットワークを構築する必要がなく、社内LANに接続すれば使える。
3)いつでも、どこでも、誰でも、手軽に普段使いできるWeb会議システムである。


【PJP-100UH】
1)特に複数拠点で双方向会話をする場合、エコーやハウリングがなく音質が非常に良い。
2)接続が簡単。しかも操作が1つのパネルに集約されており、家電感覚で使える。
3)音声の調整も、本体のボリューム操作だけで簡単に最適な状態が実現できる。
4)持ち運びができ、USBケーブルさえあればどこでも使える。


効果と展望

今後はさらに用途を拡大し、コミュニケーション基盤を拡充


導入の効果や、今後の展望について、橋本氏は次のように語っている。

「業務を効率的に進めるためのコミュニケーション基盤として、電話やメールと同じように使えるWeb会議システムのインフラが整った。これは大きいと思います。また導入コストの面でも、従来使っていた電話会議はランニングコストが結構かかりますから、PJP-100UHを複数台導入したとしてもモトは取れています。実際、各拠点では電話会議からの乗り換えが進んでいますね。」(橋本氏)

「現状では、Web会議システムとPJP-100UHは、幹部会議では必需品となっています。全社的にはまだ導入途上ですが、今後は同じくヤマハのPJP-50Rを使って、社外からの電話回線とWeb会議をミキシングするなど、いろんな用途でコミュニケーションができるように環境を整えていきたいと思っています。」(橋本氏)

▲PJP-100UHにより、画面に向かって  自然な会話が実現できる。

▲PJP-100UHにより、画面に向かって
 自然な会話が実現できる。

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■会議システム専門家から見た、ヤマハのPJP-100UHの評価とは?


ブイキューブ社はWeb会議システムを中心に、各種ビジュアルコミュニケーションの企画・開発・運営を行う成長企業である。コミュニケーションクリエイト事業部の高木氏に、PJP-100UHの評価を聞いた。

「当社のnice to meet youをご提供する際、特に会議室での利用を想定しておられる企業には、必ずヤマハのPJP-100UHをお薦めしています。その理由は、以下の3点です。

1)音質が非常に良い。ボリュームを上げてもエコーが起きず、従来にない確実なエコーキャンセラーを実現しています。
2)パッケージ製品として納入した際、PJP-100UHはトラブルがなく、安定運用が実現できます。またUSB接続で簡単にセットアップができます。
3)Web会議システムの善し悪しを音声で決めるお客様も多いので、PJP-100UHが入ると、当社のnice to meet youも評価が高くなるのです。

ヤマハは様々な用途に合わせた会議システムを開発されていますので、今後も注目していきたいと思っています。」


       ▲PJP-100UHが活躍するブイキューブ社のWeb会議。

       ▲PJP-100UHが活躍するブイキューブ社のWeb会議。


特長


話しやすさ

適応型エコーキャンセラー搭載で、スムーズな双方向会話を実現


ヤマハは、オーディオ製品などの開発で培った「音」に対するノウハウを豊富に持っている。これを活かした音声会議システムがPJPシリーズ。今回紹介したPJP-100UHは、USBとステレオアナログ入出力のインターフェースを持った、高性能会議用マイクスピーカーだ。

第1の特長は、これまでに例を見ない確実なエコーキャンセラー機能により、極めて円滑な双方向の会話を実現したことだ。一般に会議システムでは、スピーカーから再生された音がマイクに廻りこんでしまうことでエコーが発生する。PJP-100UHは自機から再生された音を収音しても、エコーキャンセラーでその音を確実に除去。さらに再生音の廻りこみを極小化する構造設計により、より聞きやすく話しやすい円滑な双方向会話を実現している。





聞きやすさ

長時間の会議でも疲れない、聞き取りやすい音声を再生


第2の特長は、聞きやすさだ。12個のHiFi用小口径スピーカーを制御することで点音源化するとともに、会議机と参加者の位置を想定したサウンドアコースティックデザインを採用。底面に並べられたアレイスピーカーの音声波面合成によるホーンロード効果で、聞き取りやすい音声を再生している。





使いやすさ

どんな環境でも使用可能、USB接続で簡単セットアップ


第3の特長は、どこでも簡単に使えること。PJP-100UHは、使用している環境を学習してエコーを確実に処理するため、反響の多い部屋など様々な環境下で使用することが可能だ。空いている会議室やスペースで、気軽に会議を始めることができる。またUSB接続であるため、セットアップも極めて簡単だ。




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ヤマハの会議システムラインナップ


ヤマハでは、今回紹介した高性能会議用マイクスピーカー「PJP-100UH」以外にも、用途に応じた音声&TV会議のシステムを用意している。






スペック

製品名 PJP-100UH
メーカー ヤマハ
寸法 750(幅)×100(奥行)×65(高さ)mm
質量 約2.9kg(電源アダプタ含まず)
電源 AC100V 50/60Hz
形状 など 会議用マイクスピーカー
対応プロトコル -
LANインターフェース -
通信回線 -
映像符号化方式 -
音声符号化方式 -
映像インターフェース -
音声インターフェース USB2.0 Full Speed
アナログ音声入出力(径3.5mmステレオミニジャック)
【周波数帯域】
300〜7000Hz
【本体スピーカー】
アレイスピーカー(12個)
音量:85dB(0.5m)以上
【本体マイク】
アレイマイク(16個*2列)
指向性制御機能
その他特記事項 適応型エコーキャンセラー
ノイズリダクション
ファームウェアリビジョンアップ機能(PCよりUSB転送)
対応OS:Microsoft Windows XP/2000/Vista
製品サイトURL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/products/pjp-100uh.html


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製品・サービスの取扱い企業


ヤマハ株式会社
部署名:サウンドネットワーク事業部
住所:静岡県浜松市中沢町10-1
TEL:053-460-3445
FAX:053-460-2829
URL:http://www.yamaha.co.jp/projectphone/

備考: 問い合わせ/メールは、上記URLから「お問い合わせ」に進む。




住商情報システム株式会社
URL:http://www.scs.co.jp/yamahapjp/




ヤマハエレクトロニクスマーケティング株式会社
URL:http://www.yamaha-elm.co.jp/


掲載企業


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