OSS/NOA-V3


ユニチカ情報システム

Keyレポ

  • 基本情報
  • OSS/NOA-V3の特長
  • OSS/NOA-V3の導入事例
  • OSS/NOA-V3のスペック

OSS/NOA-V3

掲載日:2006/12/12

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
ユーザのデータ活用を推進したいが、セキュリティ面に不安を感じている企業
製品形態 ソフトウェア
製品概要 適切なユーザ管理で、セキュリティ・内部統制を保ちつつ、現場の各ユーザが自由にデータを抽出・利用できる環境を提供するデータ抽出・加工ツール
価格情報 60万円〜(消費税別)
サポート
エリア
全国


“データの自由な活用”と“セキュリティ・内部統制”の両立


 企業における情報活用の中で、最もニーズの高いものの1つである「管理帳票による判断業務」においては、多様性・迅速性・柔軟性が求められるが、なかなかそうはうまくいかない…というのが現実のようだ。

 各個人がデータベースから必要なデータを抽出することは難しく、かといって、情報システム部門に依頼した場合には時間がかかってしまい、双方にストレスが発生する。また、データ(特に基幹系業務データ)をオープンにしてしまうのも、セキュリティ・内部統制という点で問題がある。

 果たして、適切なプロセス管理でセキュリティ・内部統制を保ちつつ、情報システム部門に依存することなく、現場の各ユーザが自由にデータを抽出・利用できる…そんなソリューションはないのだろうか?

 こうしたニーズに応え、「データアクセスビリティ」と「セキュリティ・内部統制」を両立させるのが、今回紹介するユニチカ情報システムのOSS/NOA-V3である。






特長


特長1

データの自由な抽出、集計・加工、印刷環境を提供


 OSS/NOA-V3は、『EUC(エンド・ユーザ・コンピューティング)ツール』ともいうべきもので、現場のユーザによる自由なデータ活用に必要な操作環境を提供してくれる、基幹業務システムと同じサーバ環境での稼動を基本コンセプトとしたC/Sシステムだ。IBM System i(System i5、iSeries、AS/400)のほか、System z、System pのサーバーOS、及びLinuxに対応している。

 OSS/NOA-V3を導入することにより、情報システム部門にデータ抽出を依頼する互いの煩わしさや、データを入手するまでの待ち時間から解放される。また、帳票作成のデータ処理ロジック(取り出したデータの集計・加工・印刷フォームなど)は『マイファイル』として保存され、同じデータ処理を自動で実行することができる。
 
 当然、業務データベースを扱うシステムとして不可欠なセキュリティ機能を実装し、適切なセキュリティの下でストレスのないデータ活用環境の構築を可能としている。
 また、EXCELなどによる帳票作成とは異なり、マイファイルの保存によりデータ処理プロセスが管理されるため、内部統制にも貢献する。





特長2

セキュリティ機能1/ファイル使用許可や機密保護レベル設定


 OSS/NOA-V3では、ユーザのDB使用に関して、ユーザごとに「DBの使用許可」「機密保護レベルの設定」「抽出制限の設定」という3つについて、それぞれきめ細かな使用権限の設定ができる。
 
 特に、機密保護レベルの設定に関しては、同じDBにアクセスした場合でも、所属部署や役職によって、表示する項目を変えることも可能だ。
 設定は機密レベルに応じた4段階となっており、情報保護に大きな効果を発揮する。

   【OSS/NOAのDBアクセス権限管理機能】
◆DBの使用許可
 ユーザメニューでは許可されたDB一覧しか表示されない。
◆機密保護レベルの設定
 ユーザメニューでは許可された機密保護レベルのDB項目一覧しか表示されない。
◆抽出制限の設定
 ユーザメニューで全体抽出を行っても、許可されたレコードしか抽出されない。


機密保護レベル設定画面

機密保護レベル設定画面

特長3

セキュリティ機能2/サーバの集中管理でデータ漏洩を防止


 すべてのユーザ資源(データ抽出・加工ロジック及び、データそのもの)は、サーバ上で集中管理され、ユーザのクライアントPC内には残らないため、クライアントPCからのデータ漏洩を排除できる。

 クライアント側で抽出されたデータは、画面表示するために一時的にユーザのクライアントPCに置かれるが、データは高度な暗号化が施されており、万一データが流出した場合でも心配無用だ。

 また、印刷、エクスポート、表示画面からのデータの切り取り・コピーなどの出力機能を禁止する設定により、データの流出を防止できる。

 こうした、二重三重のセキュリティ対策により、例えば画面表示はできても、パソコンデータとしての活用や紙での出力を抑止するといった運用が可能だ。




特長4

セキュリティ機能3/ユーザ操作の監査・追跡が可能


 OSS/NOA-V3は、「いつ、誰が、どのクライアントPCから、どのような処理を実行したか」というユーザによる操作ログを記録することができる。

 さらにマイファイル作成の場合には、「どのDBの、どの項目から、どのような条件で抽出したものなのか」というDB抽出〜処理行程までをも記録することで、ユーザ操作の監査・追跡を可能としている。

 もちろん、これらのログは整然とした形で閲覧することができ、監査担当などによるユーザのDB使用状況チェックを容易にしてくれる。(ログ閲覧機能はSystem i対応版のみ)

ログ閲覧画面

+拡大 ログ閲覧画面
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導入事例


導入事例1

「営業担当自身で、DBからデータ抽出〜レポート作成」を実現!


×課題
 全国約30拠点200ユーザの営業部門を抱えるA社。本社サーバに集約されている全国の売上実績データベースから、各拠点の営業担当自らがデータを抽出し、自由にレポート作成できるようにしたい!というニーズが持ち上がっていた。

◎OSS/NOA-V3導入による解決
▽営業担当がスムーズにデータの活用ができ、しかもセキュリティやコンプライアンスが遵守できるよう、管理部門が役職に
 合わせてDBアクセス制御を設定。
▽一般社員には自部門の売上実績データに限り抽出・加工の権限を与えた。
▽情報漏洩の観点からは社員の操作内容をすべて記録、監査担当は操作ログの閲覧により監査/追跡が可能である。





導入事例2

「出荷状況問い合わせ対応のスピードアップ」で顧客満足向上!


×課題
 多くの商品を取り扱うメーカーB社。顧客からの特定条件による出荷状況の問い合わせに対して、顧客管理部門が資料作成を依頼→システム部がデータを作成、帳票で提出。回答までに時間と工数がかかりすぎる!という問題点を抱えていた。

◎OSS/NOA-V3導入による解決
▽特定条件による出荷状況の問い合わせに対しても、顧客管理部門が定型検索画面からデータを抽出、マイファイル作成
 処理により簡単に検索・レポーティングできる。
▽クライアントニーズに対応した時間の短縮はもちろん、システム部の業務負担、PGM開発工数などの軽減も同時に実現
 した。




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スペック

製品名 OSS/NOA-V3
メーカー ユニチカ情報システム
クライアント側OS Windows2000/XP
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS OS/400、AIX、z-OS、VSE/ESA、Redhat Linux
サーバ側対応プロセッサ -
サーバ側必要メモリ容量 -
サーバ側必要ディスク容量 -
サーバ側その他動作環境 -
その他特記事項 稼働環境に関する詳細はお問い合わせください。
製品サイトURL:http://www.unitika-is.co.jp/solution/products/noa/a_1_1.shtml


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製品・サービスの取扱い企業


ユニチカ情報システム株式会社
部署名:システムプロダクト営業部
住所:〒103-8321 東京都中央区日本橋室町3-4-4
TEL:03-3246-7525
FAX:03-3246-7545
e-mail:noa@unitika.co.jp
URL:http://www.unitika-is.co.jp/


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