PRIMEPOWER


富士通

Keyレポ

  • 基本情報
  • PRIMEPOWERの特長
  • PRIMEPOWERのケーススタディ
  • PRIMEPOWERのスペック

PRIMEPOWER

掲載日:2006/12/06

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
現在、複数のUNIXサーバを運用しており、運用コストや管理負荷を削減したいと考えている企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 ハード、ソフトの両面でのパーティショニングに優れ、複数のサーバの統合に適したUNIXサーバ。
価格情報 78万7000円〜(標準価格、税別)
サポート
エリア
全国


まずは身近なUNIXサーバから統合してみませんか?


散在しているサーバを何とかしたいと思い悩んだ結果、サーバ統合が効果的だという結論に達したとする。しかしサーバ統合について次のような疑問をもっていないだろうか?

 ・サーバ統合は簡単にできるの?
 ・サーバ統合したいが本当にコスト削減できるの?
 ・サーバ統合したいが統合によるリスクはないの?
 ・サーバ統合に最適な仮想化技術はなんだろう?

そこで安心してサーバ統合を行うために、これらの疑問を解消しておく必要があるだろう。ここで注目したいのが最新の仮想化技術を採用している富士通のPRIMEPOWERだ。ソフトウェアとハードウェア両方の仮想化技術を持つPRIMEPOWERならば、上記4つの疑問をすべて解消できるようになるのだ。



特長


簡便性

サーバ統合は簡単に実現できるの?


最新バージョンのSolaris 10のコンテナ機能を使用することで、簡単にサーバ統合が実現でき、その結果として管理コストの削減が可能となる。

Solaris 10は、最大8191個のOSの仮想領域を作成できる仮想化機能(Solarisコンテナ)を標準装備している。仮想化のための特別なミドルウェアやオプションなど標準搭載以外の機能は必要ない。エントリモデルからハイエンドまで標準で全てのシステムで利用できる。部門サーバなど身近なサーバからすぐにサーバ統合が可能。これによりサーバ統合への敷居は非常に低くなるといえる。





サーバ統合を簡単に実現するためには、既存のソフトウェア資産をいかに統合後のプラットフォームにスムースに移行できるかが重要だ。 Solaris 10とPRIMEPOWERの組合せならすべてのレイヤにおいて互換性*を有しており、比較的スムースな移行を実現できる。
(互換性*:ただしミドルウェアに依存している部分についてはミドルウェアのバージョン間非互換の対応状況に左右される)

●アプリケーション、ミドルウェア
  ・Solarisは過去10年にわたるバイナリコードの互換性を維持。
 ・Solaris上で動作するソフトウェア資産は多数。
  Solaris10対応のソフトウェア製品も既に約1000製品が対応しておりさらに拡大中。

●OS
 ・ PRIMEPOWERのハードウェアパーティショニング機能で、旧バージョン(Solaris 9)のシステムを統合可能。


コスト削減 1

サーバ統合したいが、本当にコスト削減できるの? その1


PRIMEPOWERは、パーティション運用している場合でも、CPUやメモリ、I/Oなどのハードウェアリソースをシステムを動作させたままパーティション間で移動できるDynamic Reconfiguration機能(以下、DR機能)を持っている。DR機能により業務負荷の変化にあわせて、予備のリソースを用意することができるため、統合されたサーバ内で柔軟な対応が可能になる(下図参照)。





コスト削減 2

サーバ統合したいが、本当にコスト削減できるの? その2


またSolaris 10のコンテナ機能を活用したリソースの有効活用という方法もある。下図に、日中にはオンライン業務の領域(Zone2)を拡張し、逆に夜間はバッチ処理のための領域(Zone1)を拡張することで、業務ごとのピーク時間差を活用したシステム設計を行う例を挙げた。

通常は業務ピーク時の負荷に合わせたシステム設計を行うため、業務ピーク時以外はオーバースペック気味になる。Solaris 10のコンテナ機能を活用して業務毎にリソースを制御することで、1つの業務の負荷が他の業務に影響を与えずにハードウェア全体の稼働率を上げ、余剰リソース削減という効果が実現できる。





リスク対策

サーバ統合したいが、統合によるリスクはないの?


複数のサーバを統合した場合、統合したサーバに不具合が生じると、業務全体に与える影響が大きくなるという懸念があるだろう。

PRIMEPOWERはSolaris 10のコンテナ機能に加えて、障害隔離性を保ちつつシステムボードをハードウェア的に分割してパーティションを構築できるハードウェア・パーティション機能「拡張パーティショニング (Extended  Partitioning)」も採用している。1つのパーティションで障害が発生しても、他のパーティションには影響を与えない構成なのだ。

しかし一般的なソフトウェアパーティショニングでは、1つのパーティションで発生したハード故障が全業務に影響を与えてしまう。部品を交換する際にも、全系統を停止せねばならない。

コスト削減のためにサーバを統合しても、業務停止の影響が増大してしまうのでは意味がない。その点からも拡張パーティショニングを利用した、高信頼性のパーティショニングが有効だ。

※PRIMEPOWER 900/1500/2500



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ケーススタディ


コスト削減

PRIMEPOWER 250+Solaris10で管理コストを削減


●統合前 計10台のサーバの管理コストはバカにならない!
統合前は、一般的なスケールアウト型のWeb/アプリケーションサーバ構成にしていることで、システム管理者は約10台のサーバを管理(バックアップ、パッチ適用、運用監視ほか)する必要があった。





●統合後 約80%の管理コストが削減される見込み!
計10台あったサーバを、Solaris10搭載のPRIMEPOWER 250 2台に統合。Solaris10のコンテナ機能を活用して、Solarisコンテナ機能がロードバランサの代わりに業務ごとにリソースを制御することで、ロードバランサやその管理ソフト、業務ピーク時の負荷に対応したサーバの余剰リソースが不要に。約80%の管理コスト削減となる試算になる。

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スペック

製品名 PRIMEPOWER 250
メーカー 富士通
寸法 444(幅)×657(奥行)×87(高さ)mm※(ラックマウント2U)
445(幅)×681(奥行)×174(高さ)mm※( 〃 4U)
350(幅)×600(奥行)×520(高さ)mm (ペディスタル[タワー])
※装置前面の取っ手を除く外形寸法
質量 25kg(ラックマウントタイプ2U)
45kg(ラックマウントタイプ4U)
55kg(ペディスタルタイプ[タワータイプ])
電源 AC100〜120V/AC200〜240V 50/60Hz
筐体タイプ ラックマウントタイプ(2U/4U)、ペディスタルタイプ(タワータイプ)
プロセッサ SPARC64(TM) V 1.65,1.98GHz / 最大2
※ラックマウントタイプ4Uは1.98GHzタイプのみ
メモリ容量 最大16GB
内蔵HDD 最大294GB(ラックマウントタイプ2U)
最大588GB(ラックマウントタイプ4U)
最大882GB(ペディスタルタイプ[タワータイプ])
その他ドライブ DVD-ROM(最大8倍速/CD-ROMメディア使用時は24倍速)
DAT(DAT72/オプション搭載) ※ラックマウントタイプ4U/ペディスタルタイプ(タワータイプ)のみ
LANインターフェース 1000BaseT or 100BaseTX or 10BaseT ×1
100BaseTX or 10BaseT ×1
その他インターフェース PCI×最大3(ラックマウントタイプ2U)
PCI×最大6(ラックマウントタイプ4U/ペディスタルタイプ[タワータイプ])
USBインターフェース ×2
シリアルポート(RS232C) ×2 ※1ポートはコンソール専用
OS Solaris(TM) 9, 10 Operating System
その他特記事項 PRIMEPOWERには、上記のエントリーサーバ「PRIMEPOWER 250」以外にも、ミッドレンジサーバ、ハイエンドサーバ、スーパーコンピュータにわたるモデルが用意されている。詳細は下記製品サイトURLより。
製品サイトURL:http://primeserver.fujitsu.com/primepower/


価格情報


78万7000円〜(標準価格、税別)


補足説明
構成:
SPARC64 V(1.65GHz)x1
1GBメモリ
73.0GBディスク

サポートエリア


全国


補足説明
国内最大級
全国約850ヵ所のサービス拠点
約8000名のサービスエンジニア

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製品・サービスの取扱い企業


富士通株式会社
部署名:富士通コンタクトライン
TEL:0120-933-200 (受付時間 9:00〜17:30(土・日・祝日・年末年始を除く) )


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