HDD全体暗号化ツール「Pointsec」


サイバネットシステム

Keyレポ

  • 基本情報
  • HDD全体暗号化ツール「Pointsec」の特長
  • HDD全体暗号化ツール「Pointsec」の導入事例
  • HDD全体暗号化ツール「Pointsec」のスペック

HDD全体暗号化ツール「Pointsec」

掲載日:2006/12/13

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザー
PCやモバイルツールの盗難や紛失による情報漏えいの危険性を憂慮している企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 ハードディスクを丸ごと暗号化して、情報漏えいを強固に防御するソフトウェア。スタンドアロンや集中管理にも適用することができる。
価格情報 1ユーザー/年間6000円(税別)〜
サポート
エリア
全国


特長


◆News !◆

「Pointsec」の年間ライセンスが、6000円から利用できるように!



【年間使用ライセンスが6000円に!】
HDD全体暗号化ツールとして、国内・海外合わせて2000社以上で愛用されている「Pointsec」の年間ライセンスが、なんと6000円から利用できるようになった。1年ごとに契約更新が可能なこのライセンスなら、初期コストを通常使用の1/4(※サイバネット社比較)に抑えることが可能だという。PC環境が変わったときには利用を中止できるので、企業の状況に合わせて導入することができる。

「Pointsec」インストール済みレンタルPCの提供もスタート!】
また、「Pointsec」の取り扱い企業であるサイバネットシステム社と、CSKフィールドサービス社、オリックス・レンテック社の協業により、「Pointsec」インストール済みレンタルPCの提供も開始。たとえば、事業拡大による人員増加や部署移動により、将来的にPC台数の変動を予定している企業においても、導入しやすい配慮がなされている。


Point1

ハードディスクを丸ごと暗号化、OS起動時に独自認証



「Pointsec」
は、データをフォルダ・ファイル単位で暗号化するのではなく、OS領域やシステムファイル領域を含めたハードディスクを丸ごと暗号化する。ハードディスクとメモリの間を通るデータは、「Pointsec」を介して自動的に暗号化・復号化されるため、ユーザーが特別に暗号化についての操作をする必要がない。

また、Pointsec」OS起動時にマスタブートレコードで独自の認証を行ので、Windows認証を破るパスワードクラックの試みが効かない。不正ユーザーはPCを起動することさえできなくなり、システムファイルに含まれる大切な情報をもしっかりと保護することができる。

「Pointsec」の独自認証は、シングルサインオンにも対応しているため、何度もIDとパスワードを入力する手間がなく、1つのパスワードを覚えるだけで厳格な管理ができる。さらに、ログイン試行上限回数を設定するなど、パスワードクラックに対する機能を設定することも可能だ。





Point2

スタンドアロンにも、集中管理にも対応



「Pointsec」
は、スタンドアロンでの運用に対応すため、モバイルPCなどの同一ネットワークに接続していないPCにも適用することができる。インストール用のプログラムとセキュリティポリシーを定めたプロファイルデータを各クライアントPCにインストールすることで、高度な暗号化環境を実現することができる。

もちろん、Pointsec」集中管理にも対応している。ファイルサーバにインストール用のプログラムとプロファイルデータをアップロードし、それらのデータを各ユーザーがダウンロードすることで、一括して利用が可能となる。ポリシーの反映を自動化する自動更新機能を用いることができ、管理の負荷が軽減する。





Point3

充実したサポートサービスで、より利便性の高い運用環境を提供



さらに、「Pointsec」の取り扱い企業サイバネットシステム社では、下記のような充実したサポートサービスを実施。より利便性の高い運用環境を提供してくれる。

パスポート(保守契約サービス)
 −バージョンアップ版の提供やお客様専用Webによるテクニカルサポート(※下図参照)
コンサルティング/管理端末インストールサービス
 −お客様の環境をヒアリングし、最適なPointsec導入/運用提案を実施
導入後支援サービス
 −導入日から2週間以内のオンサイトサポート
管理者トレーニングサービス
 −導入・運用手順やリモートヘルプ機能説明など、管理者向けトレーニングを実施





このページの先頭へ


情報漏えい事件の原因は「盗難・紛失・置き忘れ」が7割弱!



個人情報漏えい事件の原因として近年話題になったものといえば、WinnyなどのP to Pソフトを狙ったウイルス感染や、内部関係者による不正持ち出しなどが挙げられる。2005年4月の個人情報保護法施策の前後、ほとんどの企業がデータ保全対策を取ったが、その多くはネットワーク関連のセキュリティ強化や社内ルールの策定・徹底化などであり、次々と派生する脅威の前では、決して十分とはいえない。

下図のように、個人情報漏えいしてしまった際の損害は甚大である。その原因として67%にも上るのが「盗難・紛失・置き忘れ」だ。これは外回りの営業マンなどが車上荒らしなどの盗難にあったり、PCや情報媒体をどこかに置き忘れてきたり、といった人為的な理由がほとんどといわれている。企業のデータ保全対策は、この「盗難・紛失・置き忘れ」に対してどのような施策を打つかにかかっているといえるだろう。






万が一「盗難・紛失・置き忘れ」が起きても安心! 



では、「盗難・紛失・置き忘れ」による個人情報漏えいを防ぐためには、どうすればよいのだろうか。まず、PCの社外持ち出しについてのルールを策定し、徹底化するという施策が考えられる。ただ、これは社員のセキュリティ意識向上などの効果は望めるものの、意図的にルールを破る者が出た場合には対処ができない。また、社外への持ち出しに規制が加わることは、業務効率を下げることにもつながる。

今注目の「シンクライアントシステム」にしても、初期導入コストが高いという問題がある。さらに、クライアントPCの機能制限による業務停滞という事態も発生しかねない。「PCセキュリティ機能」を利用することはある程度有効だが、HDD自体を抜き出されると完全にデータは無防備になる。

そこで今回紹介したハードディスクを丸ごと暗号化するツール「Pointsec」を利用すれば、万が一の盗難・紛失に際しても、情報漏えいのリスクを最大限抑えられるというわけだ。






導入事例


Case1

ITベンチャー企業 S社の場合 



ITベンチャー企業S社では、十数人の社員が自宅や外出先でもフレキシブルに作業ができるよう、ほぼすべての社員にノートPCを持たせていた。そのため社員PCの「盗難・紛失・置き忘れ」への懸念や、顧客から安全対策を求められる機会が増えてきたことから、「Pointsec」の導入を決めた。

S社はWindowsのWorkGroup機能を使ったネットワーク管理を行っており、共有サーバを置いていなかったため、導入に際してはCD-Rを使ってインストールプログラムを各マシンに入れるという方法を取った。

導入後は、ネットワーク上の共有フォルダにクライアントログや、ポリシーのアップデート用更新プロファイルを集約して管理している。また、メーカー標準サービスであるパスワード忘れ対応デスク(無償)へ登録し、パスワードを忘れた場合の対応を行っている。

この「Pointsec」導入により得られたデータ保全に対する安心感は、顧客の信頼性向上にもつながっているという。


Case2

大手IT企業 C社の場合



社員数800人の大手IT企業C社では、150台のモバイルPCを営業スタッフ用に配備しており、その管理がセキュリティ上の課題となっていた。過去、モバイルPCの社外持ち出し禁止が検討されることもあったが、効率的な営業活動にPCは不可欠との判断から断念。次にデータをハードディスク丸ごと暗号化するツールを比較検討し、「Pointsec」を導入することにした。

導入にあたっては、共有ファイルサーバへインストールプログラムをアップロードし、150台のPCすべてを社内ネットワークに接続して、一括集中導入という手法を取った。30種類もの機種が存在したが、インストール作業は円滑にすすみ、トラブルが発生することはなかった。

運用後は、リカバリファイルやパッチファイルをファイルサーバに集約し、クライアントPCを最新のセキュリティポリシーに保っている。パスワードを忘れた場合などに対応するため、情報システム内に管理者コンソールを構築したり、ファイルサーバに集約したクライアントログを管理者が定期的にチェックして不正ログインが行われていないか確認するなど、ファイルサーバを中心とした一括管理を実現した。

この「Pointsec」の導入により、万が一営業がPCを紛失してしまった場合にも、重要な情報が流出することがなく、安心してモバイルPCを利用できるようになった。


このページの先頭へ


スペック

製品名 Pointsec for PC
メーカー Pointsec Mobile Technologies
クライアント側OS Windows2000 Professional / XP Professional
クライアント側対応プロセッサ Intel(R) Pentium(TM) 166 MHz 以上
クライアント側必要メモリ容量 128MB以上
クライアント側必要ディスク容量 100MB以上
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS -
サーバ側対応プロセッサ -
サーバ側必要メモリ容量 -
サーバ側必要ディスク容量 -
サーバ側その他動作環境 -
その他特記事項 -


価格情報


1ユーザー/年間6000円(税別)〜


補足説明

サポートエリア


全国


補足説明


このページの先頭へ

製品・サービスの取扱い企業


サイバネットシステム株式会社
住所:東京都文京区大塚2-15-6 ニッセイ音羽ビル
TEL:03-5978-5453
FAX:03-5978-2201
e-mail:rinfo@cybernet.co.jp
URL:http://www.cybernet.co.jp/


掲載企業


サイバネットシステム株式会社
住所:東京都文京区大塚2-15-6 ニッセイ音羽ビル
TEL:03-5978-5453
FAX:03-5978-2201
e-mail:rinfo@cybernet.co.jp
URL:http://www.cybernet.co.jp/