SAP ファースト・ステップ・キット


SAPジャパン

Keyレポ

  • 基本情報
  • SAP ファースト・ステップ・キットの特長
  • SAP ファースト・ステップ・キットのケーススタディ
  • SAP ファースト・ステップ・キットのスペック

SAP ファースト・ステップ・キット

掲載日:2006/11/22

企業規模 中堅企業・中小企業 向け
オススメ
ユーザ
「見える経営」を実現するために、ERPを短期間・低コストで導入したい中堅企業・中小企業。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
ソフトウェアライセンス、導入サポート、PCサーバなどをパッケージ化することで、短期間・低コストで導入が可能なうえ、将来の拡張性も踏まえたERPシステム。
価格情報 300万円(税別)〜
サポート
エリア
全国


SAP ファースト・ステップ・キットではじめてのERP導入を実現!


“見える経営”をすばやく、簡単に実現するためのSAP ファースト・ステップ・キットがパートナー各社より提供された。ここではまず、ERPがなぜ有効かというポイントを説明する。

「業務を効率化して、ムダな作業やコストを削減したい」

このような希望を持っている企業は実に多い。多くの中堅企業・中小企業の現状を裏付けるのが下のグラフだ。これはSAPジャパンが2006年1月から2月にかけて行った「成長・中堅企業における経営課題およびシステム状況に関するアンケート」の結果であるが、現在抱えている課題として、「業務の効率・標準化」「経営情報の共有」などが目立って挙げられることになる。

社内の業務基盤や経営に必要な情報が見えないことで、業務のムダが発生しているのはわかっていながら、その具体的な解決方法に頭を悩ませてはいないだろうか?


成長、中堅企業が現在抱えている課題(有効回答数1981件)

成長、中堅企業が現在抱えている課題(有効回答数1981件)


特長


解決!

業務のムダを解消するにはERPが有効


多くの中堅企業・中小企業が抱える「業務のムダ」問題解決に有効なのがERP(Enterprise Resource Planning)
すなわち、効率的な経営を行い、その結果を継続的な改善につなげるための手法や概念のことだ。

具体的には、

・情報の不整合、複数のシステム管理、タイムラグ、二重入力などをなくす
・正しい情報がリアルタイムに見えるようにする
・クリアな目標と判断の切り口を明確にし見えるようにする


といった業務スタイルを実現することで、人手に頼った業務遂行を効率化し、より迅速な経営判断を行えるようにするというものだ。ERPにより、社内の情報基盤と見えるためのしくみが整備されるため、企業が「成長するための課題」に対して次のような効果が期待できる。

また内部統制やIR対策/上場準備など、「外部要因」「企業存続のための課題」を支援するのも、ERPの役割のひとつだ。


効果1

全社の業務を1つのシステムでカバー 「業務効率アップ」


例えば「会計」「販売」「在庫」といった異なる業務を、異なる部門が担当しているとしても、それぞれの業務で管理している数値データは密接に関わっている。しかし部門ごとにパッケージソフトを導入し、バラバラのシステムを利用していると、データの二重入力、入力ミスの増加なども発生しがちだ。また複数部署がデータの作成・入力を終了するまでには時間を要するため、経営に直結するデータでありながら、月次の報告を待たねばならないといったケースも発生する。

ERPにより、業務全体を1つのシステムでカバーできるようにすれば、1つの業務で作成・入力したデータを、他の業務データに流用できるようになり、物理的な業務量が削減できる。また経営者は、必要なデータをリアルタイムで参照できるようにもなるのだ。


効果2

情報が1ヵ所に集中 「現場の動きを数値データで即時把握」


例えばSAPジャパンのERPでは、業務取引処理が発生する都度、取引内容を「伝票」として記録。「伝票」はリアルタイムで「仕訳」に変換される…というように、1ヵ所にデータを集約することができる。

従来分断化されがちだった情報が集約されることで、伝票を元にした様々な数値から経営状況が「見える」ようになる。


効果3

業務指標がモデル化 「迅速で正確な意思決定が可能に」


経営レベル、業務レベルでの意思決定には、様々な業務指標を参考にするのが一般的だ。しかし必要な業務指標を、担当部署が取りまとめて経営層が参照できるようになるまでに、時間がかかるといったケースも多いだろう。

ERPにより業務指標がモデル化されていれば、目標や優先順位が「リアルタイム」で可視化されるようになる。企業の「今」の経営状況が見えるようになるため、経営者は迅速かつ正確な意思決定を行えるようになるわけだ。

このページの先頭へ

300万円〜 「ERP導入が短期間&低価格で可能なパッケージ登場」


中堅企業・中小企業こそ、ERPが求められているにも関わらず、従来ERP導入にはひとつの大きな壁があった。

すなわち導入へのプロセスが多岐にわたり、導入までの期間が長期化してしまうという点だ。その結果、導入に携わる人件費なども増加し、中堅企業・中小企業にとっては高価なシステムとなってしまいがちであったのだ。

そこで注目したいのが「SAP ファースト・ステップ・キット」。「SAP ファースト・ステップ・キット」は、ソフトウェアライセンスから、導入サポート、PCサーバなどをパッケージ化することで、導入の短期化と導入が現実的な価格帯を実現している。

「SAP ファースト・ステップ・キット」には、「mySAP ERP」をベースに、まずは会計からスタートし、将来的に他の業務への拡張を可能にしたタイプと、日本の商習慣への対応を強化した中小企業向けERP「SAP Business One」により業務全体をカバーするタイプの2つが用意されている。






ケーススタディ


製造業 A社

経営戦略にあわせた機能拡張も視野に


【A社の課題】
年商150億円のA社では、かつて本格的なERP導入を検討したものの、コスト面から導入を断念。しかし、各部門の業務指標は、月次の会議で経営者に報告されるため、対応が後手後手になりがちであることには、大きな危機感を持っていた。そこで特に経営に直結する、財務会計などの部分だけでもERPを導入しなければという結論に。

【選択のポイント】
まずは財務会計と管理会計を対象に、パッケージ化された「mySAP ERP ファースト・ステップ・キット」を選択。今後は今回導入したシステムをベースに、販売・購買・在庫管理・生産管理などへもERPを拡張し、全社的な業務の「見える」化を視野に入れている。


IT関連 B社

業務拡大による社員数は急増 しかしコストはなるべく削減したい


【B社の課題】
年商30億円のB社は、今年で創立5年目。ベンチャー企業としてスタートした当初は、社員数20名にも満たなかったが、業務や売り上げの拡大により、社員数も急増することに。社内の諸システムも段階的に増強していったが、当然それにともなうコスト増が大きな課題として表面化してきた。

【選択のポイント】
従来、個別のシステムを利用していたため、業務の二重化などが発生していたが、すべての業務を「SAP Business One」で統合。人手をかけて行っていた業務のスリム化を実現することで、人員の適材配置を行える点も期待している。

このページの先頭へ

「SAP ファースト・ステップ・キット」キャンペーン実施中


「SAP ファースト・ステップ・キット」によるパッケージの提供は、2006年12月末までに導入した場合のキャンペーンによるものだ。

●300万円からの低コスト
300万円・480万円・700万円・1980万円という4つの価格のERPを定額で導入できる。
●最短2週間以内の導入期間
パッケージ化により、導入プロセスも簡素化。短期間での導入が可能になっている。
●SAPのパートナー企業による提供
SAPパートナーが、各社のノウハウとサポート力をいかして提供している。

                                      ※上記キャンペーンは、予告なく終了することがありますので、あらかじめご了承ください。






スペック

製品名(サービス名) SAP ファースト・ステップ・キット
サービス提供会社 SAPジャパン
サービスメニュー(提供可能な製品群) ソフトウェアライセンス、PCサーバ、導入支援ツールを含んだ2タイプ
●mySAP ERP ファースト・ステップ・キット
●SAP Business One ファースト・ステップ・キット
動作環境 -
オプションサービス -
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.sap-answer.com/solution/kit/index.html


このページの先頭へ

製品・サービスの取扱い企業


株式会社アイ・ピー・エス
URL:http://ips.ne.jp/




NECネクサソリューションズ株式会社
URL:http://www.nec-nexs.com/erp/sap_businessone/index.html




日本電気株式会社
e-mail:sbo-nkbe@itc.jp.com




株式会社日立情報システムズ
URL:http://www.hitachijoho.com/solution/sap/sbo/


掲載企業


SAPジャパン株式会社
部署名:マーケティング本部
住所:東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
TEL:03-3273-3500
FAX:03-3273-3711
URL:http://www.sap.com/japan/contactsap

備考: SAPおよびSAPロゴ、mySAP、その他SAP製品およびサービスはドイツおよびその他の国におけるSAP AGの登録商標または商標です。記載の会社名、製品名はそれぞれの登録商標または商標です。