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事例:富士通など、実用的な衝突解析をキャンパスグリッドで実現掲載日:2005/11/09 |
富士通株式会社と国立大学法人広島大学、マツダ株式会社は、多数の教育用PCをつなげて夜間の空き時間などを利用し大規模計算を行なうキャンパスグリッドでの共同研究を行ない、実用レベルの自動車の衝突解析を行なうことに成功したと、発表した。
今回の研究では、広島大学情報メディア教育研究センター(IMC)のキャンパスグリッドを利用し、実シミュレーションモデルに基づいた自動車の衝突解析の実証実験が行なわれた。今回の実証実験では、マツダが提供する実用レベルの解析モデルを用いたシミュレーションの実証を、広島大学大学院工学研究科構造システム工学講座の岡澤重信助教授が担当し、グリッドシステム利用のためのコンサルテーションを富士通が担当した。なお、今回の実験で利用した衝突解析ソフト「LS-DYNA」は、米LSTCと富士通が共同で実用化した。
IMCキャンパスグリッド上のPC17台で解析モデルのシミュレーションを行ない、約44時間で解析を行なうことができた。IMCの500台のキャンパスグリッドを利用すると、同時に約30パターンのシミュレーションを行なうことができ、幅広い解析が可能となる。今後、マツダでは、キャンパスグリッドの共同研究を重ね、ネットワーク能力、PCスペック、ライセンスコストなどの問題解決を図りながら、将来の商品開発領域での活用の可能性を検証していく。また、富士通は、同大学で有効性が実証されたキャンパスグリッドを、他の大学や企業でも利用できるよう推進していく。
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