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●NTTデータなど、医薬品流通における“RFIDタグ”実証実験を実施


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●NTTデータなど、医薬品流通における“RFIDタグ”実証実験を実施


掲載日:2004/12/06


News

 株式会社NTTデータYRPユビキタスネットワーキング研究所、ユビキタスIDセンター、東京大学医学部附属病院、東京大学大学院情報学環は、医薬品流通における“RFIDタグ”実証実験を実施すると、発表した。今回の実験では、注射剤の実験用サンプルが工場から出荷され、病院へ入荷されるまでの過程を追跡(トレース)する際の“RFIDタグ”の実用性が検証される。

 “RFIDタグ”は、流通履歴を確実かつ効率的に収集する技術として着目されており、食料品分野では、さまざまな実証実験が実施されるなど、早くから実用化に向けての取り組みが進められている。医薬品においても同様に“RFIDタグ”を利活用した流通履歴の記録を行なうことで、より安全/安心な医薬品供給へと繋がり、医薬品物流効率化や医療過誤防止への貢献も期待されている。

 今回、こうした背景を受け、総務省施策の“電子タグの高度利活用技術に関する研究開発”の成果の活用も視野に入れ、“医薬品流通の電子タグ高度利活用WG”(主査:東京大学医学部附属病院薬剤部副薬剤部長 中島克佳)を設立し、医薬品流通における“RFIDタグ”の有効性について検証するため、ユビキタスID技術を活用した医薬品流通実証実験を行なう。

 今回の実験では、“RFIDタグ”を用いた医薬品トレーサビリティの有効性、医薬品流通各業務(入出荷業務/管理業務)効率化における“RFIDタグ”の有効性、利用者側(各フィールドにおけるプレイヤー)の利便性/問題点の抽出/課題の確認が検証される。同実験では、製薬メーカーで製造された実験用サンプルの注射剤に“ucodeタグ”を貼付し、各流通拠点における流通履歴(入出荷情報)をチェックする。各拠点に“ucodeタグ”読み取り装置を設置し、注射剤の“ucodeタグ”を読み取ることで、流通履歴や医薬品情報(品名/ロット番号/成分/使用期限など)を確認する。医薬品流通過程で、“ucodeタグ”の複数同時検品も実施する。

 今後は、同実証実験で得られた検証結果を踏まえた上で、参加メンバー/対象医薬品/対象業務などを拡張した実験の実施など、“RFIDタグ”による医薬品トレーサビリティの実用化に向けた取り組みを進め、関係医療機関/業界団体と連携しながら安全な医療インフラの実現を目指す。


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