エフセキュア、2015年のサイバー脅威に関するトレンドなどを発表

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エフセキュア、2015年のサイバー脅威に関するトレンドなどを発表


掲載日:2016/06/24


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 エフセキュア株式会社は、フィンランドF-Secureの“脅威レポート 2015年”を発表した。

 “脅威レポート 2015年”は、2015年中に消費者や企業を襲ったグローバルなサイバー脅威のトレンド及びイベントについて詳述しているという。

 同レポートによると、マルウェアで目立ったのは、Angler及びNuclearエクスプロイトキットだった。いずれも、主流となっているほかのエクスプロイトキット同様、主にFlashの脆弱性を悪用して不正行為をするものだが、同レポートでは、Google Chromeブラウザは2017年前半にはFlashのサポートを打ち切り、Mozilla FirefoxとMicrosoft Edgeもあとに続くだろうと予想していると述べている。また、2017年の春までには、エクスプロイトキット作者にとって、Flashはもはや、不正行為の成果を産むものではなくなると予想していると伝えている。

 一方、コモディティ化されたマルウェアサービスによって、メール添付ファイルをベースにしたマルウェアスキームが利用されるケースは増えるだろうと予想していると述べている。そのようなスキームの1つがマクロマルウェアであり、それは2000年代前半から長らく影を潜めていたが、2015年に復活したと伝えている。

 マルウェア作者は、Officeのマクロ機能を使って、メールに添付したドキュメントに悪意のあるコードを埋め込むという。マイクロソフトはOffice 2003で、マクロを自動実行できないようにデフォルト設定を修正したため、攻撃はかなり難しくなっていると伝えている。しかし、最近のマクロマルウェアは、マイクロソフトのデフォルト設定をかいくぐるために、ドキュメントを開いたときに、ユーザがマクロを有効化する必要がある“保護された”ドキュメントであると主張する文言を表示するようになっていると述べている。

 同レポートでは、ほかにも、暗号化型ランサムウェアは活動の増加が見られるほか、マルウェア全体のうちワームの占める割合は、前年の10%から18%へと増加していると伝えている。更に、The Dukesというサイバー諜報組織が、幾年間も、マルウェアを使用してロシア連邦のために機密情報を収集している件に関する報告なども発表している。



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