矢野経済研究所、機械系CAE市場に関する調査を実施

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矢野経済研究所、機械系CAE市場に関する調査を実施


掲載日:2016/06/23


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 株式会社矢野経済研究所では、世界及び国内のCAE市場の調査を実施したと発表した。

 今回の調査では、調査期間は1月〜5月、調査対象はCAEベンダ。調査方法は矢野経済研究所の専門研究員による直接面接調査、電話/メールによるヒアリング/文献調査を併用している。

 同調査でのCAE(Computer Aided Engineering)とは、コンピュータにより製品の設計や開発工程を支援するという概念であり、それを実現するためのツールとして、機械系システムの強度や流体の抵抗などの特性を解析対象とする機械系CAEや、1D(1次元)CAEなどのモデルベース開発ツール、数値計算を支援する数値解析などのCAEがあるという。

 同調査での機械系CAE市場とは、構造解析や熱流体解析、樹脂成形解析、鋳造解析など、前者の機械系CAEを対象とし、事業者売上高ベースで算出したと述べている。

 矢野経済研究所は調査結果サマリーとして3点発表している。まず、2015年の機械系CAE世界市場規模(事業者売上高ベース)は、前年比6.9%増の31億3400万USドルとなったとしている。製造業の設備投資への意欲が弱まることからCAE市場も成長率は鈍化していくと見込まれると述べている。ただし、市場は中期的に見ると安定的な成長を続け、2020年の同世界市場規模は46億5500万USドルになると予測するとしている。

 2つめは、2015年の機械系CAE国内市場規模(事業者売上高ベース)は前年比4.7%増の672億3200万円となったという。市場は安定的な成長を続け、2020年の同市場規模は918億円になると予測すると述べている。

 3つめは、CAEの主流は、これまで構造解析や熱流体解析などの機械系CAEであったという。一方で、モデルベース開発と呼ばれる手法が自動車の設計などの開発現場で適用されるようになってきており、1DCAEといった新たな支援ツールのニーズが高まっていると述べている。今後は、1DCAEと従来の機械系CAEの連携は大きなテーマになってくるものと考えると伝えている。



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