NEC、地域医療連携網サービスで患者情報共有の拡張機能を提供

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NEC、地域医療連携網サービスで患者情報共有の拡張機能を提供


掲載日:2016/02/23


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 日本電気株式会社(NEC)は、地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」を強化し、拡張サービスとして3月1日から順次提供を開始する。

 「ID-Link」は、地域の病院や診療所といった医療機関に分散されている患者の診療情報を統合し、連携する医療施設などの間で共有するサービス。

 今回、拡張サービスとして、クリニックや調剤薬局などが公開する患者情報を“ID-Linkサービスセンター”内に容易/安全に保管できる「ストレージサービス」と、患者情報を集約して表示することで情報共有時の利便性の向上を図れる「リポジトリサービス」の提供が開始される。

 「ストレージサービス」では、“ID-Linkサービスセンター”内に公開情報を保管する環境を提供することで、従来は公開環境を持っていなかったために情報公開できなかった施設なども、患者情報を公開/共有できる。費用は、5GBまでは追加費用なしで、5GB超過するごとに月額2980円必要。

 「リポジトリサービス」では、“標準コードマッピング機能”“サマリービュー”“フェイスシート”の3機能が、追加費用なしで順次提供される。

 “標準コードマッピング機能”は、各施設が独自に設定し、電子カルテシステムなどでマスタ登録している処方/注射/検査結果/病名のコードと、業界標準のコードとのマッピング(対応づけ)を支援する機能。候補項目が自動表示されるため、作業の効率化を図れる。複数施設に分散した情報を標準コードにより集約できることで、地域で共有する情報量が増大した場合でも患者情報の円滑な共有を支援する。

 “サマリービュー”では、患者の処方履歴や検査結果を時系列やチャートで表示でき、患者情報を素早く的確に把握できるよう支援する。例えば、薬剤名称で絞込むことで重複投与の防止を支援できる。

 4月(予定)に提供開始される“フェイスシート”では、患者の基本情報(既往歴/アレルギー情報など)や日常生活に関する情報などを集約し、患者単位で一覧表示できる。地域包括ケアの推進に加え、救急医療や災害時の医療提供にも活用できる。

 また今回、自施設内の公開用環境(ID-Linkアプライアンス)について、標準価格980万円と、価格が統一化/低減された。なお、「ID-Link」のそのほかの価格については、従来から変更はない。


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