矢野経済研究所、クラウド基盤サービス市場に関する調査を実施

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矢野経済研究所、クラウド基盤サービス市場に関する調査を実施


掲載日:2015/06/19


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 株式会社矢野経済研究所は、国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場の調査を実施したと発表した。

 調査期間は2014年12月〜2015年6月、調査対象は国内クラウド基盤サービスベンダなど。調査方法は矢野経済研究所専門研究員による面接取材/電話・メールによるヒアリングを併用している。

 同調査におけるIaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)とは、いずれもパブリッククラウド(ITベンダのクラウド基盤)を利用し、インターネット経由で提供される仮想化技術、自動化技術などを施したクラウドコンピューティング環境を指す。市場規模は事業者売上高ベースで算出している。なおSaaS(Software as a Service)は含まない。

 矢野経済研究所は調査結果サマリーとして3点発表している。1つは、2014年のクラウド基盤サービス市場は事業者売上高ベースで前年比49.3%増の906億円と大きく成長したという。大企業を中心にハイブリッドクラウドやマルチクラウドなどといった手法の利用が拡大し、クラウドを適材適所に利用することが進んでいることなどからクラウド基盤の活用範囲が大きく広がったと述べている。

 2つめは、クラウド基盤サービス提供事業者とユーザ企業の仲介、導入や運用を支援するクラウドインテグレーターやクラウドブローカーは、ユーザ企業のクラウド利用を支える不可欠な存在になっているという。こうした存在はクラウド基盤サービスの成長を支えていくと同時に、クラウド基盤サービス提供事業者のエコシステム拡充に貢献し、ビジネス拡大に寄与していると述べている。一方でクラウドインテグレーターやクラウドブローカーの参入事業者数は増加基調にあり、事業者間の競争も激しくなってきていると伝えている。

 3つめは、クラウド基盤サービスは利用企業が増加していることに加えて、すでに利用中の企業においても利用範囲が拡大していることだという。また、IoT(Internet of Things)による利用が増加していくことなどから、2015年以降も高成長を維持し、2018年のクラウド基盤サービス市場規模は事業者売上高ベースで2900億円に達すると予測していると伝えている。



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