NEC等、ポルトガルテレコムと家庭内通信の仮想化実証実験を実施

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NEC等、ポルトガルテレコムと家庭内通信の仮想化実証実験を実施


掲載日:2015/05/13


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 日本電気株式会社(NEC)とその子会社であるNetCracker(ネットクラッカー)は、ポルトガルの通信事業者ポルトガルテレコムと共同で、ブロードバンドルータなどの家庭内通信機器の機能を仮想化する実証実験を行なったと発表した。

 NECによると、ブロードバンドネットワークの普及やサービスの高度化にともない家庭内通信機器の機能が増大したことから、その修理や保守の工数が通信事業者にとって大きな負担となってきたという。そこで、この課題を解決する手段として、家庭内通信機器の仮想化(virtualized Customer-Premises Equipment:vCPE)ソリューションに注目が集まり始めているという。

 vCPEソリューションは家庭内通信機器の主要な機能を仮想化し、それらの機能をデータセンター側に移すことで、通信事業者は家庭内通信機器の修理やバージョンアップ作業の一部をデータセンター内で完結できるようになる。その結果、ユーザ宅へのエンジニアの派遣を減らして保守費用を削減したり、新サービス導入時の家庭内通信機器のアップグレード作業をデータセンターで一括して行なうことが可能になる。

 今回の実証実験では、ルーティングやIPアドレス割り当て、ネットワークアドレス変換といった家庭内通信機器の機能を仮想化し、ポルトガルテレコムのデータセンターにある汎用サーバ上でこれらの機能を動作させることに成功したという。

 ポルトガルテレコムは、ネットワーク仮想化技術を用いて、将来的に家庭内通信機器の主要な機能を端末側からデータセンター側に移し、家庭内通信機器の保守・運用作業を効率化することを目指していると述べている。今回の実証実験はその実現に向けた第1歩になると伝えている。



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