住友セメントシステム開発株式会社（スミテム）は、SAP Quality Center by HP／Unified Functional Testing（QC／UFT）を利用したSAPシステムのテスト自動化開発コストの半減を図れるソフトウェアの新バージョン「QC-ACCEL Ver12」をリリースした。

　「QC-ACCEL」では、開発規約の一部がソフト仕様に組み込まれていることで、自動化テスト資産が標準化されるため、保守性の向上を図れる。

　今回の新バージョンでは、SAP Quality Center by HP Ver 11.5／12.0に対応し、QC／UFT Ver11.5や12.0で同製品を利用できるようになった。また、スクリプト自動編集機能が強化され、SAPシステムを操作記録時とは異なる表示言語で実行した場合や、明細行のデータ入力対応が必要な場合も、スクリプト編集を自動で行なえるようになった。

　関数ライブラリが強化され、画面キャプチャのオン／オフや新旧画像比較の際に適切にフォルダ分けして画像を格納できるよう、画面キャプチャ関数が改良されている。また、テスト対象システム側でよく利用するタイプのデータについてランタイム変数（例えば当日日付を意味する“％TODAY％”など）を利用できるようになった。

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