サイバネット、イータスらとHiLテスト環境の動作検証し統合確認

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サイバネット、イータスらとHiLテスト環境の動作検証し統合確認


掲載日:2015/04/22


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 サイバネットシステム株式会社(サイバネット)は、イータス株式会社のHiLL(ハード ウェア・イン・ザ・ループ)テストシステム「LABCAR」と、カナダMaplesoft社開発のシステムレベルモデリング&シミュレーション「MapleSim」のFMI接続によるHiLテスト環境の動作検証を行ない、シームレスな統合が確認できたと発表した。

 HiLテストとは、自動車などの電子制御装置(ECU)開発における品質テストを効率的に実施する手段のこと。ECUの動作に求められるシミュレーションを行なうことにより、ECUの制御・診断機能のテストを円滑に行なえる。これにより、実車によるテストと比較してコスト削減につながるほか、開発の初期段階で複合的な要素による不具合の根本原因を洗い出せる。

 FMIとは、非営利国際組織Modelica協会により策定・メンテナンスが行なわれているツール連携のためのインターフェース。

 「LABCAR」は、ECU向けのHiLテストシステム。オープンなモジュール構造のシステムアーキテクチャを採用しているため拡張性があり、サードパーティ製のハードウェア、ソフトウェア、シミュレーションモデルとの統合に適しているという。

 「MapleSim」は、数式処理・数式モデル設計環境「Maple」上で動作し、数式処理とModelica(オープンなオブジェクト指向の物理モデリング言語)を統合したマルチドメインでのモデリング及びシミュレーション環境のこと。システム設計や機能設計といった開発初期段階からシミュレーション技術を取り入れてシステム全体としての性能・品質向上を図れる。

 「MapleSim」と「LABCAR」はいずれもFMI規格に準拠していて、「MapleSim」で作成したモデルを「LABCAR」テスト環境に直接取り込むことができる。今回の動作検証により、「LABCAR」ユーザは、ECUをテストする際「MapleSim」が作成するシミュレーションコードを活用できることが確認できたと伝えている。

 「MapleSim」で作成したモデルは設計段階での詳細度を保持したままシミュレーションコードを生成できるため、製品開発の様々なプロセスでモデルを修正せずに利用できる。その結果、テスト時間を短縮し正確なシミュレーション結果を得られると述べている。

 なお、作成したモデルは「Simulink S-Function」にエクスポートし、「LABCAR」テスト環境に取り込むことも可能だとしている。



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