ターボシステムズ株式会社は、4Kコンテンツ再生プレイヤー「4K UHD XJive」シリーズの最上位モデルで、従来のHDMI出力に加え、3G-SDI（Serial Digital Interface）出力を行なえる「4K UHD XJive PRO SDIモデル」を開発し、伊藤忠ケーブルシステム株式会社を通じて、放送局やプロダクション、大型プロジェクションシステムなどの用途向けに出荷を開始した。価格はオープン価格。

　「4K UHD XJive」シリーズは、ターボシステムズが開発したファームウェアを搭載し、4K（3840×2160ドット）60pコンテンツをスムーズに再生できるプレイヤー。上位シリーズの「4K UHD XJive Pro」は、「4K UHD XJive」エントリーシリーズが対応する全映像コーデックに加え、放送局や制作プロダクションで求められる4K 60p XAVC 600Mbpsをサポートし、デラックスメニュープレイヤー機能を搭載するプロフェッショナル向けモデル。

　今回出荷された「4K UHD XJive PRO SDIモデル」は、165mm×43mm×190mmのコンパクトな筐体で、従来のHDMI（最大4K／60p 10ビット）出力に加え、3G-SDIの4K QUAD出力を行なえるため、HDMI対応の民生4Kテレビやモニタに加え、SDI対応の業務用ディスプレイで4Kコンテンツを再生できる。

　外付けUSBメモリ／ストレージに加え、内蔵SSDにもコンテンツを配置できるほか、ネットワーク経由でPCから内蔵ストレージにコンテンツをアップロードすることもできる。4K 60p XAVC 600Mbps、4K 60p H.265（HEVC）Main 10プロファイル（10ビット）50Mbpsなど、主要な映像コーデックをサポートしている。USBテンキーボードを操作することで、ファイル一覧表示やプレイリスト編集、各種モードの再生（再生／停止、早戻し／送り、スロー／ループ再生など）を行なえ、3G-SDIやHDMI対応ディスプレイに映像を出力できる。

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