矢野経済研究所、PLM市場に関する調査を実施

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矢野経済研究所、PLM市場に関する調査を実施


掲載日:2015/04/21


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 株式会社矢野経済研究所は、PLM市場について調査を実施したと発表した。

 調査期間は2014年10月〜2015年3月、調査対象はPLMシステムメーカー。調査方法は矢野経済研究所専門研究員による面接取材/電話・メールによるヒアリングを併用している。

 PLM(Product Lifecycle Management)とは、開発・生産からメンテナンス、あるいはリサイクルに至るまでの、製品のライフサイクル全般にわたり管理しようという概念のこと。同調査におけるPLM市場とは、それを実現するためのツールとして、CAD/CAM/CAE、PDM(Product Data Management)、デジタル・ファクトリー、ビューワ/DMU(Digital Mock-Up)などのシステムツールを対象としている。

 矢野経済研究所は調査結果サマリーとして3点発表している。1つは、2014年のPLM世界市場規模は前年比7.8%増となる111億USドル(システムメーカー出荷金額ベース)の見込みであるという。2014年のPLM国内市場は前年比8.4%増の2242億円(同ベース)を見込むとしている。米国経済が好調に推移し、また、日本経済も2013年より始まった金融緩和及び円安により、企業収益が大幅に改善し、製造業の設備投資も回復したと述べている。そのためPLM市場は世界及び日本国内とも、順調に回復していると伝えている。

 2つめは、PLMは主に機械設計の詳細設計工程と製造工程を効率化するソリューションといえるが、次世代ものづくりを実現していくためには、設計の上流工程である構想設計領域の強化が求められるという。今後PLMは、IoTやSLM、ALM、MES、ERPなどと連携をはかるとともに、次世代ものづくりの中核となるソリューションとなっていくと考えると述べている。

 3つめは、国内に関しては、製造業は昨今の円安をうけて日本回帰の動きもあり、設備投資を生み出すと考えるという。それはPLM市場にも直接的な影響を与え、市場は順調な回復を遂げる見通しだとしている。2018年のPLM国内市場は2900億円(システムメーカー出荷金額ベース)と予測すると伝えている。



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