株式会社NTTデータは、日本ATM株式会社と協業し、「ATM共同監視アウトソーシングサービス」の提供を開始する。

　「ATM共同監視アウトソーシングサービス」では、ATM監視に関連する業務全般（監視、照会対応、リモート障害対応）をアウトソーシングとして請け負うほか、日中や夜間のキャッシュカード喪失受け付け業務などもあわせて提供する。監視業務やATM利用者からの問い合わせ対応を共同化することで、ATMサービスメニューや問い合わせ対応の改善を図り、ATM利用者の顧客満足度向上や運用コストの削減を図れる。

　金融機関個別の業務仕様ではなく、NTTデータが定めた標準仕様に従って、日本ATMがATM監視業務の運用を行なう。複数の金融機関の業務仕様をもとに標準仕様を策定することで共同化しているため、容易に短期間でサービス提供を開始できる。

　国内のATMハードやATM監視システムで運用実績がある日本ATMが業務運用することで、スムーズに業務の移行を図れる。なお、システムは従来どおり金融機関の資産を使用する。

　従来、金融機関個別で定められていた業務仕様を、複数の金融機関の業務仕様をもとに標準化することで、品質の向上を図っている。また、ATM監視に関わる業務を共同化することで、短期間で導入でき、運用・維持のコスト低減を図れる。

　なお価格は、業務量に基づいて個別見積。

　　※製品ニュースに関するお問合せ ：

　　※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。