アバーメディア・テクノロジーズ株式会社（AVerMedia）は、ミーティングや講義のプレゼン資料と外部音声を同期して、容易に動画で保存できるキャプチャ機器「プレゼンレコーダーCV910」を3月中旬に発売する。価格は2万9800円（税込）。

　「CV910」は、HDMI／VGAの入出力端子を搭載し、HDMIまたはVGAケーブルで、PCとプロジェクター／モニタを接続することで準備できる。複雑な設定は不要で、容易に使用できる。コンパクトサイズで、可搬性に優れている。

　ボタンを押すことで録画が開始され、PCからの出力映像と音声が同時に記録される。最高録画解像度は1080p30fpsのフルHD画質で、高解像度・高音質で記録できる。録画したファイルはSDカードに保存され、ファイルの移動とコピーにも利用できる。また、高感度の無指向性マイクを内蔵しているため、プレゼン資料と外部音声を同期したり、実験機器のモニタ出力をボイスメモをとりながらリアルタイムで録画できる。ノイズカット機能を搭載しているため、広い収音を行なえる。

　これらにより、企業では各種研修やミーティングの記録・保存を容易に行なえるほか、大学では、講演会、卒論・学会発表などの練習、実験記録の収録とPowerPointへの組み込みなどにも利用できる。また、設定用PCソフトを使用することで、録画画質の調整や各種スペースに応じて適切な録音設定を行なえる。

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