株式会社アクアビットスパイラルズは、NFC（近距離無線通信）に対応したスマートフォンをかざすかQRコードを読み取ることで、Webサイトや動画などインターネット上の様々なコンテンツを表示できる、ICチップ内蔵型のプラスチックカード「スマートプレート」をアマゾンで発売した。

　「スマートプレート」では、コンテンツを表示する端末側には特別なアプリのインストールは不要で、QRコードも備えているため利用端末を問わず、Android／iPhoneに加えフィーチャーフォンにも対応する。

　設定管理はスマートフォンアプリから行なう（Android版は公開中、iPhone版は近日リリース予定）。ブックマークを呼び出してカードを選択することで、時間と場所を問わず配信コンテンツを変更できる。また、すべてのカードの利用状況をアプリ内で可視化し、アクセス数ごとにランキング表示することもできる。

　単一コンテンツの配信に加え、1画面内に複数のコンテンツを配置したり、ランダムに表示したり、抽選したり、他のサイトにパラメータを送信したりといった、様々な動作モードも備えている。

　すべてのカードにユニークIDを割り当て、そのIDをクラウドサーバで管理して対応するコンテンツと紐づけることで、NFCタグの書き換えやQRコードの再発行をせずに何度でも設定を変更できる。カードは登録した所有者だけが管理でき、登録を解除すればほかのユーザに譲渡することもできる。

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