事例:日立、極地研の観測データ解析システムの構築を完了

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事例:日立、極地研の観測データ解析システムの構築を完了


掲載日:2015/01/28


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 株式会社日立製作所(日立)は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所(極地研)における、人工衛星や南極域・北極域の観測地から送信される膨大な観測データの解析を行なうための研究用システム“極域科学コンピューターシステム”の構築を完了したと発表した。

極地研は、“極地に関する科学の総合研究と極地観測を行う”ことを目的に創設され、宙空圏、気水圏、地圏、生物圏及び極地工学の5分野において、基盤研究、共同研究などを行なっているという。同研究所は、観測により得られる大量のデータに対し、短期間で優れた精度の解析を可能にするために従来の研究用システムを刷新し、演算性能を向上した“極域科学コンピューターシステム”を新たに導入したと述べている。

 同システムは、日立のスーパーテクニカルサーバー「SR24000」シリーズを中核として、従来システム比約5.6倍となる合計40.4TFLOPS(浮動小数点演算を1秒間に1兆回実行する能力)の総合理論演算性能(同時に動作可能なすべての演算器が動作したときの理論上の性能)、従来システム比約6.5倍のデータ転送速度を可能にし、観測データの解析時間を約4分の1に短縮できると伝えている。また、総メモリ容量を従来システム比約9.3倍の18.5TBに増強したことで、解析に利用する観測データ量を拡大し、解析精度を約8倍に向上したと述べている。

 更に同システムは、観測データを解析する演算ノード(システムを構成する独立した演算処理単位で、サーバーを意味する)に、大規模なシミュレーションを高速に実行できる「SR24000モデルXP1」を74ノード採用し、合計40.4TFLOPSの総合理論演算性能を有している。ほかにも、自然界に近いシミュレーション解析に必要となる物理乱数(様々な物理現象から生成される周期性のない乱数)を演算する物理乱数ノードには、「SR24000モデルXP2」を1ノード採用し、合計約210TBのストレージ環境を構築している。

 加えて、日立独自の分散共有ファイルシステム「Hitachi Striping File System」を採用し、高速なデータ転送によって複数ノードによる並列処理の高速化を可能にする。これらにより、膨大な観測データを高速かつ優れた精度で解析できるほか、解析結果のデータを十分に格納できる環境を構築したと述べている。


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